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20231228-20240101 九州旅行

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青春18きっぷで九州まで行った記録
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旅行記(最終回)

旅行記(最終回)

4時頃起床

備え付けの梅昆布茶が体に染み渡る。

シャワーを浴びて、昨日買っておいたどん兵衛きつねうどんを食べた。

朝食を済ませたら荷物をまとめてホテルをチェックアウト。神戸駅へ歩き出す。

普通京都行きで出発だ。

第7走者
神戸駅 6:42発
普通 京都行き

途中の芦屋で後続の快速に乗り換え。まずは大阪へ向かう。

第8走者
芦屋駅 7:05発
快速 米原行き

大阪では阪急京都線に乗り

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旅行記⑪

第4走者
岡山駅 13:10発
普通 相生行き

岡山からは見慣れた黄色い電車がお出迎え。

満員となった電車は岡山を出発した。

途中電車はブレーキをかけ停車。何事かと思っていると車掌からのアナウンスだ。どうも先行する特急が遅れているらしい。これはまずいことになった、と思った。もし相生で目的の電車に乗れないとなると、この先の乗り換えが全て狂ってしまうからだ。2分ほどの遅れで電車は相生に滑り込む。

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旅行記⑩

5:30ごろ自然に目が覚めた。コップ1杯の水と熱いお茶が体に染みる

早速着替えを済ませ部屋を片付けて、ホテルをチェックアウト。

今日の旅も長い。

ホテルの外へ出ると、雨が降ったのか地面が濡れている。ウェザーニュースによれば8時位まで雨のようだ。雨ってのは嫌だねぇ……と某北海道の芸能事務所の社長が水曜日の旅番組でボヤいていたのを思い出す。最もスーパーカブのあちらと違いこっちは電車なので、あまり

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旅行記⑨

第11走者
下関駅 15:37発
普通 小倉行き

下関では関門トンネル用の415系がお出迎え。本州の直流1500Vと九州の交流20000Vの2種類の電源に対応している。電源切り替えの試験だろうか、停車中に照明が一度落ちてからまた点灯した。

下関を出発。関門トンネルに入る

関門トンネルは1942年と1944年にそれぞれ開通した。戦前戦中に海底トンネルを建設するだけの技術があったのかと驚かされる

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旅行記⑧

岩国駅では40分程待ち時間があったので駅前を散策。 

第9走者
岩国駅 9:44発
普通 下関行き

この山口地区で運用されている115系は、他の地区とは異なる特徴的な車両が多い。
今乗ったN編成もその中の1つで、ドアが2箇所のみとなっている。

列車はMT54の爆音も高らかに山陽本線を突っ走る。
神代の辺りで海が見えた。並走する国道は188号。

柳井駅で途中下車。
ここはかつて柳井機関区が置

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旅行記⑦

2日目は4:30に起床。昨日そのまま寝ていたようだ。
シャワーを浴びて着替え、ホテルのレストランが開くまでぼーっとテレビを見ていた。

朝食を済ませホテルをチェックアウト、2日目の始まりだ。
なお糸崎駅は無人駅のため、改札ではなく車内で車掌さんに日付のはんこを押して貰うことになる

第8走者
糸崎駅 6:39発
普通 岩国行き

糸崎から岩国までの広島地区では、赤い塗装が特徴的な227系が活躍して

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旅行記⑥

鉄道写真の撮影地として有名な金谷と菊川の大カーブ、通称カナキクを過ぎる。

夜泣石の伝説がある中山峠、近年開業した御厨駅を過ぎて天竜川を渡る。ここは鉄道唱歌でこのように歌われている

この水上にありと聞く
諏訪の湖水の冬げしき
雪と氷の架け橋を
渡るは神か里人か

雪と氷の架け橋とは諏訪湖の凍結現象……御神渡りのことだ。
それよりも浜松は天竜川で諏訪湖の事を歌うとは……「この水上にありと聞く」と伝

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旅行記⑤

目を開けると電車は藤枝を出発し、六合へ向かっていた。

余談だが、この六合駅の付近では、1960年に新幹線開業に備えた高速度試験が行われていた。
なんせ営業運転における最高速度200km/hというのは、世界的にも一部の試験を除けばほとんど前例が無いからだ。

その試験車両としてクモヤ93型架線検測車が用意され、レールや枕木、架線なども新幹線用の高速度、高負荷に耐えるものに交換、またこのクモヤ93も

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旅行記④

旅行記④

国府津に到着。ここで御殿場線が別れていく。
かつては御殿場線が東海道本線を名乗っていて、
国府津と沼津は峠越えの拠点だった。補助機関車C53が待機しており、特急「燕」は30秒間の停車の間に補機を連結、御殿場付近で走行中に切り離すというサーカスまがいの運用が行われていた。

その後急勾配を避けるために現代の小田原、熱海を経由するルートが開通、東海道本線の名を譲り御殿場線と名乗るようになった。

電車

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旅行記③

多摩川橋梁を越えて川崎駅に滑り込む。
東京や新橋ほどではないが、それでも多くの乗車がある。僕の陣取ったボックスにも1人、2人と座ってきた。

川崎を出て鶴見で品川以来、横須賀線と再会。また府中から地下トンネルを潜って武蔵野線と合流、横浜羽沢駅方面へ東海道貨物線が分岐……とせわしなく分岐、合流が続く。

横浜に着き、降りていった2人と入れ替わりにまた1人着席。

横浜を過ぎて保土ヶ谷、戸塚と過ぎる。

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旅行記②

赤羽を出て京浜東北線などと別れ尾久に滑り込む。ここはかつて夜行列車用の客車がその身を休めていた尾久客車区がある。夜行列車はおろか客車列車そのものがほとんど絶滅した今となっては、中距離電車が客車に代わって出番を待っていた。

尾久を過ぎ赤羽振りに京浜東北線と再会、しかも今度は山手線や常磐線といった仲間を引き連れてだ。この区間は東北本線だけで10本ほど線路が並ぶ。おそらくこんな光景はここだけだろう。

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旅行記①

自宅を出て大宮駅に着いた

自分にとって旅の始まりはいつも大宮からだ。

あまり急ぐ必要もないが、豆の木のモニュメントを横目に有人改札へ向かう。青春18きっぷは日付の入ったはんこを押してもらわないことには単なる紙切れなのだから。

はんこを押してくれた駅員さんから「いってらっしゃいませ」と言葉を頂きこちらもお礼を言って改札をくぐる。

第1走者
大宮駅 5:54発
上野東京ライン熱海行き

ここか

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