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親の離婚から狂ってきたのだろうか?

小学校高学年の時だったと思うが、母から
「交換日記やらない?」
と言われた。

親子で交換日記をやるといい…みたいなのをテレビか新聞か雑誌で見たのだろう。

母親と交換日記なんて何を書けばいいのかわからないし、だいたい日記にしなくても言いたいことは直接話せばいいじゃん…と思い
「嫌だ」
と断ったが、しつこくやろうやろうと言うので渋々やり始めた。

「じゃあ最初はお母さんが書くね」
と張り切っているので、私の方もちょっと「どんなことを書いてくるのだろう」と楽しみになって来た。

しかし、初回の母の日記には、父に対する愚痴や父の悪口がつらつらと書かれていた。

ガッカリした。
返事を書くどころか、最後まで読む気にもなれなかった。

交換日記は初回の母の日記で終了した。

こんな風に父の悪口や愚痴ばかりのわりには、父と私が言い合いになっても私の味方をすることはない。
私が黙らないから悪いんだ…と言ってくる。

母にはいろんな場面で否定されてきた。

それでも私が母の思い通りの方向へ進んでしまうのはなぜかというと、たぶん、自分の決めた方へ進んで失敗したときに、

「ほら、みなさい。だからやめろって言ったじゃない。やっぱりお母さんの言うとおりだったわ」

と、言われるのが怖くて従ってしまうんだと思う。

今いちばん後悔しているのは高校卒業後の進路。
二番目に後悔しているのは、最初の夫との離婚かもしれない。

最初の夫と離婚した時、母も父と離婚していた。
母と父は16年間の離婚期間の後に復縁をしている。

最初の夫とのことを母に相談した時、母は自分が離婚していたからか
「嫌だと思ったらもう無理だよ。別れるしかないよ」
と私に離婚を勧めてきたのだ。

いや、それより、なぜ夫との仲がおかしくなったのかといえば、母と父の離婚が原因だった。

私の人生が狂ってきたのは親のせいだったのか…?


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