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社長に直撃!これまでの歩みとこれから期待すること

こんにちは、金剛鋲螺株式会社の広報チームです。noteをご覧いただき、ありがとうございます。

毎月お届けしているインタビュー企画。節目の第10回は辻󠄀本社長です!これまで、どのようなキャリアを歩んできたのか。また、社員に期待していることは何か。普段あまり聞くことのない辻󠄀本社長の裏側に迫ってみました。

【プロフィール】
代表取締役社長 辻󠄀本

大阪府出身。1981年8月金剛鋲螺入社。入社後は品質保証課へ配属、その後営業部へ異動となり、営業部長や常務取締役を歴任。2016年11月より現職。趣味はゴルフ。

-まず、入社の経緯についてお聞かせください。

父が金剛鋲螺の創業メンバーのひとりだったため、幼い頃から「いずれはこの会社に入るんだ」と言われていました。高校卒業後は専門的な知識を身につけるため、近畿大学理工学部で機械工学を専攻。卒業後はすぐに家業に入るつもりでしたが、アメリカへ留学する運びとなりました。当時の金剛鋲螺は海外への輸出も行っていましたから、会社を訪れてくる外国人バイヤーとの商談を円滑に進められるよう、語学に堪能な社員がほしいという会社の意向があったためです。

1979年(昭和54年)4月に渡米したのち、半年ほど語学学校に通い、同年9月、ウェスタン・ミシガン大学に入学。コンピューターサイエンスを専攻し、プログラミングなどを学びました。当時の日本では、まだそれほど普及はしていませんでしたが、アメリカで広い部屋にズラリと並んだ端末を目にしたときは、コンピューター時代の到来を実感した記憶があります。

近畿大学で取得した単位の一部を移行できたため、ウェスタン・ミシガン大学は2年で卒業。1981年(昭和56年)8月、卒業証書を携えて日本に帰国すると、すぐに金剛鋲螺に入社しました。

-入社後は、どのような業務に携わってきたのですか。

入社した当時、金剛鋲螺はJISマーク取得に向けた取り組みの最終段階にありました。現在の品質保証課に配属された私が主に担当していたのは、収集したデータを資料にまとめたり、製品検査をしたりといった業務です。ねじの知識はほとんどありませんでしたが、上司や先輩社員の指導のもと、目の前の仕事に地道に取り組んでいきました。

1982年(昭和57年)にJISマークを取得したのちも、しばらくは検査室で品質保証の業務を担当します。今と比べると社員数も少なかったため、幅広い仕事にチャレンジできる環境でした。その後は30年以上にわたり、営業活動に従事。お客様から学びを得る機会も多く、楽しみながら仕事に取り組んだ日々でした。

アナログからデジタルへの過渡期には、基幹システムの構築も手がけています。現在も使用されているシステムで、留学先で身につけた知識を活かし、皆と力を合わせて改良を重ねていきました。

-社長就任後の取り組みについて教えてください。

社長に就任した2016年11月にまず着手したのは「組織の見直し」です。中堅社員を積極的に管理職登用し、前例を踏襲するばかりだった数々の会議を整理しました。ペーパーレスでの会議を実現できるよう、社員にノートパソコンを支給したのも、見直しの取り組みのひとつです。

今も課題は多くありますが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、思うように進められていない状況にあります。

-最後に、社員の皆さんに期待することを教えてください。

金剛鋲螺は決して大きな会社ではないため、担当業務が多く、一人で何役もこなさなければならない社員も珍しくはないでしょう。けれども、そうした状況を負担に感じず、さまざまな業務にチャレンジできる「チャンス」と捉え、自分自身の成長につなげてほしいと思っています。目の前の仕事に対して丁寧に、誠実に取り組めば、それは必ず皆さん自身の力になるはずです。一人ひとりが当事者意識をもって存分に実力を発揮し、活躍してくれることを大いに期待しています。

2022年3月末には、創立初の府外拠点となる奈良工場が竣工を迎えました。1956年(昭和31年)に産声を上げた金剛鋲螺株式会社が100周年を目指すにあたり、ひとつの節目としたのが今回の奈良工場建設です。広い敷地を存分に活かし、会社の未来を担う次世代の皆さんに、事業を成長させていってほしいと願っています。奈良工場に移る社員も、現在の工場に残る社員も一丸となり、金剛鋲螺の未来を切り拓いていきましょう。

-本日はありがとうございました!


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