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山の記憶 -屋久島番外編 島ごはん-

山で過ごした時間の長かった屋久島ですが、街で過ごした時間もかけがえのないものになりました。
今回は番外編として、5日間の滞在の間に島で伺ったごはん屋さんと島ごはんを紹介したいと思います。

1. 島海味kitchenシリウス

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宿をとっていた安房エリアにあるお店。
メインの道路から少し路地に入ったところにあって、木目調の外観がお洒落な創作居酒屋です。
店内も暖かな光が溢れる素敵な雰囲気で、その日も多くの観光客の方が来られていました。

料理は島の近海で取れる海の幸を少しアレンジしたものが多く、ついどのメニューを頼もうかと悩んでしまいます。

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先出しで出していただいたイクラと豆腐の和物。
見た目も味のバランスも上品な一品です。

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当然ですが、刺身も新鮮でハズレなしです。

中でも気に入ったのが、鯖節のサラダ。
その後他のお店でも同様のメニューをいただくことがありましたが、個人的にはシリウスさんのものが一番のお気に入りでした。
ぜひ皆さんも行かれることがあれば頼んでみてください!

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2. 散歩亭

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「散歩亭」は、宮之浦岳から降りてきた日の夜に伺ったお店です。
先ほどご紹介したシリウスさんから川をこえて向かい側にあります。

お店の方もとても気さくで、島の話や料理のルーツなんかを話していただいて、落ち着いた店内でゆっくりとした時間を過ごすことができました。

特にオススメされたのがこのふわふわグラタン。
ぜひ食べてください!!とのことで注文しましたが、一口食べてその理由がわかる一品です。
味はしっかりしているのに、どんどん食べても気にならないほどの軽さ。

散歩亭さんはその時々のメニューを出されているようでしたが、もし運よくこのメニューに出会ったらぜひ食べてみてください。

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3. nomado cafe

島を一周ドライブしていたときに立ち寄ったカフェ。

オーナーの方が旅好きなのか、店内にはたくさんの写真が飾られています。
旅行記や旅に関する本なども置かれていて、料理を待っている間にどこかに出かけたくなる不思議な空間です。

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こちらでいただいたのはタンドリーチキンの入った優しい味のカレーと、屋久島の特産でもあるぽんかんジュース。

なんといってもこのカレーが本当に美味しい。
食べるのがもったいなくて、少しずつ崩しながら食べてしまうほどでした。
チキンの量も贅沢で、最後まで楽しめるカレーに幸福度も上がりました。

nomadoさんの看板メニューなので、売り切れてなければ、このカレーで幸せな気持ちになってもらえたらと思います。

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4. いその香り

屋久島最後の夜に足を運んだのは「いその香り」さん。
少し街中からは離れていますが、それでもその美味しい海鮮料理を求めてたくさんの方が連日訪れているそうです。
民宿の方からも予約なしでは難しいよ、と教えていただいて即電話をしてお伺いしました。

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ここではやはりお寿司を食べないと始まりません。

その新鮮さもさることながら、本州ではあまりみない魚も並んでいて、店員の方が一つ一つ説明してくれるのを聞くだけで楽しい時間でした。

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お店の中はテーブル席が適度な間隔で並んでいて、他の方の楽しそうな様子が見えたり、山の上であった方に偶然隣でばったり出会ったりと、その場の出会いを楽しむことができる良いお店でした。

予約必須の人気店ですので、屋久島についたその日に電話されることをお勧めします!


P.S. 「すぎのこ」での朝ごはん

番外編の番外編ですが、どうしても載せたかったので少しだけ。
後半滞在させていただいた民宿すぎのこさんでの朝ごはん。

見た目は質素ですが、とても素朴でじんわりと温まる朝ごはんで、個人的には大好きなごはんでした。

屋久島ではそれぞれの民宿が朝ごはんを出されているところも多いので、旅の一つの楽しみとして、期待するのも悪くないかもしれません。

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まとめ

思い返しながら書き綴っていると、結構なボリュームになってしまいました。
少しでも、これから屋久島を訪れる方の参考になれば幸いです。

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