ワイン×おせちアレンジ料理でおいしい新年を♪
こんばんは! 今晩わいんです。今年も残すところあと数日。新年を迎えるにあたり、お正月の準備は進んでいますか?
今年最後の投稿は、毎年のようにおきる「おせち飽きた」問題にちょっとしたご提案です。おせち料理に入っているものや、おせち料理を作るときに使ってあまった材料で手軽に作れるアレンジ料理をレシピつきでご紹介。さらに、できあがったお料理に合わせるワインもご提案します!
ワイン×おせちアレンジ料理でお正月をおいしく楽しくお過ごしください♪
洋風なますと白身魚のマリネ
最初にご提案するアレンジ料理は、紅白なますを作るときに使ったにんじん、菊花かぶを作るのに購入したかぶの残りを使って作る前菜にぴったりな一品です。
【材料(1人分)】
真鯛刺身用スライス 3枚
塩 適量
オリーブオイル 適量
かぶ(大きいもの)1個 ★おせち料理で使用した余りを利用
にんじん 1/3 ★
三つ葉の軸 適量 ★
・洋風甘酢 ※作りやすい分量
白ワイン 75ml
白ワイン酢 25ml
グラニュー糖 大さじ1
塩 1g
【作り方】
1.鍋に洋風甘酢に使う材料をすべて入れて火にかけ、ひと煮立ちさせ、グラニュー糖と塩が溶けたら火を止めて、冷ましておく。
2.三つ葉の軸はしんなりするまで熱湯でゆで、氷水につけ粗熱と水気を切る。
3.真鯛は軽く塩を振り、オリーブオイルをかける。
4.ラップを密着させ、10分ほど冷蔵庫においておく。
5.かぶとにんじんはそれぞれスライサーでスライスする。
6.大きさの違うセルクル型で丸く抜く(かぶをより大きく抜きます)。
7.熱湯にさっとくぐらせ、すぐに氷水に取り水気を切る。
8.1で作った洋風甘酢にかぶとにんじんを1分ほど浸し水気を切る。
9.かぶ、にんじんの順で重ねて鯛を包み、三つ葉の軸を結ぶ。
完成!
ほのかな酸味が食欲そそる前菜にぴったりの一皿。合わせるワインは「YU 寿司 スパークリング エクストラ・ブリュット」。
ラベルも紅白でお正月っぽい! でもコレ、実はイタリア産の本格スパークリングワインなんですよ。
名前の通り、お寿司に合うように造られているので、前菜のあとに続けてお寿司を食べても◎ 酢に負けないしっかりとしたボディと、ほどよい酸味をもったワインなので、通常あわせにくいとされている「ワイン×酢」の組み合わせでも問題なく楽しめます。
<ワインの詳細>
・希望小売価格:2,000円(+税)
・内容量:750ml
・生産国:イタリア
・生産年:2014
・アルコール度数:11.0%
・ブドウ品種:グレラ100%
鴨ローススライス 赤ワインソース
おせちでもみかける鴨ロースにあわせて。 赤ワインを使って簡単にできる和風ソースの作り方をご紹介します。
【材料(1人分)】
鴨胸肉ロースト スライス 5枚 ★おせち料理で使用した余りを利用
クレソン 適量
・ソース ※作りやすい分量
すりおろし玉ねぎ 1/2個 ※軽く水分を切っておく
すりおろしニンニク 小さじ1/4
しょうゆ 大さじ2~3
赤ワイン 大さじ3
ハチミツ 大さじ2
塩 適量
こしょう 適量
【作り方】
1.玉ねぎをすりおろし、軽く水気を切っておきます。
2.にんにくもすりおろします。
3.塩、こしょう以外の材料をすべて鍋に入れ、半量を目安に弱火でにつめていく。
4.必要であれば塩、こしょうで味を調える。スライスした鴨ローストにつけてお召し上がりください。お好みで、パルメザンチーズを振りかけても◎
鴨といえばマルベック…… ですが、今回あわせるのはアルゼンチン産の「アラモス・マルベック 2018」です。
フランス産のマルベックのどっしりした印象とは異なり、しっかりした飲み口ながらまろやかでコクがあり、ゆったりとした気分にさせてくれるワインです。 1,500円(税別)というコストパフォーマンスの高さも◎
できあがったソースをつけて、ワインとともに鴨ロースをお楽しみください!
※お料理単体で召し上がる場合は、ソースは少なめにするといいですよ。
<ワインの詳細>
・希望小売価格:1,500円(+税)
・内容量:750ml
・生産国:アルゼンチン
・生産年:2018
・アルコール度数:13.5%
・ブドウ品種:マルベック100%
根菜のソテー バルサミコソース
煮しめで使うレンコン、にんじん、鶏肉などをシンプルにソテーして、煮詰めて作るバルサミコソースでいただくアレンジ料理です。
【材料(1人分)】
鶏もも肉 100g ★おせち料理で使用した余りを利用
レンコン 30g ★
にんじん 30g ★
エリンギ 15g
インゲン 1本
にんにく 1/2片
オリーブオイル 10ml
白ワイン 10ml
タイム 1枝
バルサミコ酢 20ml
水 適量
塩、こしょう 適量
1.レンコン、にんじんは皮をむき5mmの厚さに輪切りする。エリンギ、鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。インゲンは塩ゆでし水にさらし、3等分にしておく。
2.包丁の柄の部分等を使って、にんにくをつぶし、フライパンにオリーブオイルを加えて熱します。
水にさらしてアク抜きをしたレンコンはキッチンペーパー等で水気を切る。
鶏もも肉には塩、こしょうをしておく。
3.にんにくの香りが出てきたら、塩、こしょうをした鶏もも肉、レンコン、にんじん、エリンギを並べ焼き色がつくまで中火で焼く(鶏もも肉は皮の面から焼く)。
4.焼き色ついたものから順次面を返す。 タイムと白ワインを加えフタをして1分ほど蒸す。 火の通り具合を確かめて問題なければ取り出す。
5.フライパンにバルサミコ酢を入れて、酸味がまろやかになるまで煮詰める。 途中で煮詰まりそうになった場合は、水を適量加え調節しながら煮詰める。 塩、こしょうで味を調える。
お皿に盛りつけた根菜のソテーにできあがったバルサミコ酢をかけて、完成!
鶏皮のパリっとした食感やレンコンのシャキシャキ感に、バルサミコ酢の芳ばしい香りがプラスされて文句なしにおいしい一皿。
あわせるのは、長野県・小布施ワイナリーが手掛ける「ソガ・ペール・エ・フィス オーディネール メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン」。
多くの方が想像するフランス、アメリカなどの海外のカベルネ・ソーヴィニヨンのような力強さは薄いものの、繊細かつ調和のとれた仕上がりになっています。
鶏と野菜、シンプルな食材で彩られたこの一皿にきっと寄り添ってくれるはず。
<ワインの詳細>
・希望小売価格:2,200円(+税)
・内容量:750ml
・生産国:日本
・生産年:2017
・アルコール度数:12.0%
・ブドウ品種:メルロ、カベルネ・ソーヴィニョン
年末年始もやっぱりワイン!
最後までご覧いただきありがとうございました。
そして、皆さま1年間お疲れさまでした。
お休みに入られる方も、そうでない方も、おいしいワインとお料理で自分自身や大切な人の労をねぎらってくださいね。
どうぞよいお年をお迎えください。
また来年、ワインの情報をお届けできるのを楽しみにしています!
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今回のレシピを提案してくれたのは、東京・五反田で料理教室「La Saveur」を主催している青野晃子先生。
家庭で作りやすい料理を調理のポイントを交えて教えてくれます。
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