2018.7.25 夢十夜 第二夜
こんな夢をみた。
今日も暑い。気持ち悪い汗を、すでに汗で湿ったタオルで拭く。
地元の私鉄、無人駅の小さなホーム。気持ちばかりの屋根の下で電車を待つ。
暑さにも冷房にも弱い私にとって、今年の酷暑はまさに地獄も同然だった。外で5分も直射日光に当たれば間違いなく倒れるだろうし、室内に入れば容赦ない冷房と冷風でまた倒れそうになる。
駅まで徒歩15分。日光と、それを反射する青い稲が眩しいので、ずっと下を向いて歩いてきた。
駅の日陰で家から持ってきた水筒を開けると、すでに氷