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移住によって得たもの

関西から上京し、東京で社会人デビュー。
新卒から14年間お世話になった株式会社リクルートを退職し、
15年目から、株式会社ミライフで仕事を始めました。
しかも地縁のない長野へ移住し、フルリモートで。

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今回は“地方移住によって得たもの”について考えてみます。

地方移住=幸せというわけではない

いきなり身も蓋もない話ですが、
「地方移住="幸せ"」と語ることはできません。
様々な要素が幸福度に影響を与えるためです。

例えばですが

・個人の価値観
・所属するコミュニティ(家族や仕事など)
・住まいや環境
・そもそも積極的選択なのか(転勤で…とか)

などなど。
無意識レベルのものを含む様々な要素が絡まって、"幸せ"か"不幸せ"かを結果として感じるものだと思うからです。

また、自分で選んだからと言って、全てが幸せなわけでもないと思います。ぶっちゃけちょっと不安だなとかって気持ちは誰しも持ちますよね。これは移住に限らず、何かを選択した時はそういう気持ちはつきものです。物事には必ず表と裏があり、その両方を抱きしめる必要があります。逆に決めたら振り返らないぜ!っていう強き人でないと移住できないとすれば、こんなに移住者が増えているとは思えません。

むしろ、いろんなことを多面的にイメージしてみて、どうしても得たいものと、やむなしで捨てられるものを天秤にかけ、最後は覚悟してエイヤーと決断するものかなと。

この記事に興味をもって読んでいただける方は、移住を少なからず考えたことがある方かと思います。

移住して1年半経った私が、どんな時に「移住して良かったなぁ」と感じるかを具体的に書くことで、移住を考えている皆さんが「自分の価値観に合うかも!」とイメージする一助になればと思います。
※前提として、東京(23区内)→長野(市の中心部)の移住です。

移住して得られたこと

・山や川など豊かな自然にアクセス良好!
東京に住んでいた頃は、自然に触れたいと思っても、大荷物で電車で2時間やレンタカーをして一日がかりで移動という日々でした。
「子どもをどこかに連れて行ってあげたいけど、大変だなぁ」と覚悟をしていく感じ。

長野に移住してからは、そんな自然溢れた環境に、車で30分圏内でアクセス可能になりました。家族で山へトレッキングもできたし、今年は川も何度か行き「プールよりも楽しい!」と子どもも言ってました。
(ちなみに、車は一家に一台ではなく、"一人一台"です。どこに行くにもほぼ車です。あと、遊ぶ場所は自然しかないとも言えます。)

これは私の性格ですが、事前に予定を組み込むのが億劫なタイプなので、思いついたときに"気楽にアクセスできる"というのはありがたいです。今週末、晴れそうだからキャンプ行くか!ってな具合ですね。

長野は広いので、まだ全体の1%くらいしか魅力に出会えていないと思うと、ポテンシャル高し!!って思います。

綺麗で穏やかな川で遊べる

・地産地消って最高に美味しい!
どのスーパーにも近所の生産者さんが作ってくれた農産物がたくさんあります。全国から運ばれてくる農産物よりも格安で、圧倒的に美味しいことに驚きました。
同じ農作物でも、名産地で収穫されたものよりも、近所で収穫されたものの方が美味しいんだなと感動しました…!

おそらく、収穫からスーパーに並ぶまでの時間が美味しさの理由だと思います。わかりやすく言うと"朝獲れ○○"ってやつですね。長野は特に野菜や果物が豊富で、何を食べても美味しい!と感じました。個人的にこれは相当幸福度が高いです。家ご飯最高!ってなります。子どもも食べられなかった野菜を食べれるようになるなど嬉しいサプライズもありますね!

・気候と見晴らしが良く、気分が良い!
これは住む場所によると思うのですが、私が住む地区は晴天率も高くカラッとしています。もちろん冬はめちゃくちゃ寒いのですが、日当たりも良く、日中は暖かさを感じられます。

これは、住んでみると意外に大事なことで、気候と見晴らしが良いということは気分が良いことにつながるんだなと気づきました。どこにいても空が広く、山が雄大で、雲が少なく、今日も晴れてよかったねって毎日のように感じられるというのは、私にとってとても大事なことでした。

子どもと登った山頂から

・生活に必要なものは何でも揃う!
これは生活必需品に近いもののイメージです。衣食住に関わる基本的なお店があるかどうかですね。ユニクロやイオンのようないわゆる大型チェーンのようなお店がいくつかあるのです。それだけあるなら全然地方ちゃうやん!とツッコミが聞こえてきそうです。一方、東京のように選択肢が多いわけではないですが、何も困ることはありませんでした。

流行りものに敏感で、他の人と同じは嫌だとか、ファッション自体を楽しみたい!といった人からすると、足りないなって思うかもしれませんので、ここは価値観によるかなと思います。変な言い方になりますが、生活に必要なものだけに選択肢を狭めるということを得られたという感覚でしょうか。

東京にいたときは毎週末「どこかに行かねば」という感覚があったのですが、結局行くのはいつも同じところだったので、私には多くの選択肢は必要なかったのかもしれません。また、若い時は「オシャレになりたい」という欲求もあったので、昔の自分なら退屈だったかもしれませんね。

・家族との時間がとても増えた!
これはフルリモートとの掛け算ですね。ほとんど出社していないので、子どもに"いってらっしゃい"と"おかえり"が言えます。リクルート時代は子どもより先に家を出て、子どもが寝てから帰ることも多かったので、言うどころか言われる側だし、言ってもらえるとしてもたまにでした。

あとは飲みに行くことも無くなったので、毎日家族とご飯を食べます。
移住すると家族以外のコミュニティが無いとつらいのでは?と思われることもありますが、今のところ大丈夫です。これも個人の性格かもしれないですね。ただ、今後はパン屋のこともあるので、広げていきたいですね。

まとめ

いろいろ書いてきましたが、我ながら価値観が偏っているなと思います。
リクルート時代も、酒も飲まず何で息抜きするの?ってよく言われる方でしたので、たぶん偏っているんだと思います笑。

たぶん失っているものも沢山あるんじゃないでしょうか。でも何かしら共感いただける方は、移住もきっと楽しめると思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

少しでも小森と話してみたいと思っていただけたら嬉しいです。

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