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今、応募がくる求人メディアは何?と聞く質問がイタイ理由

この4年間、人材不足でお悩みの企業さんの相談にのってきました。その中で聞かれる質問のひとつがこれ。

「今、応募来やすい求人媒体は何ですか?」

雨後のタケノコのごとくいろんな求人媒体が出てくるのでこういう質問をしたくなる気持ちはわかります。
でもね。この質問をレンアイに例えると
「デートはどこに誘えばいいですか?」
って聞いてるようなもんです。

相手によるし!
車酔いする子に古宇利島までの海ドライブしたらそれは嫌われるし
お酒が飲めない人に「いいbarがあるから。」って誘ってもダメ。

あなたの会社の欲しい人材が、そもそもハローワークに行かない人なら、いくらハローワークに出し続けても応募はありません。
あなたの会社の欲しい人材が、就職お祝い金目当てに転職する人ではないならいくら、その求人メディアが掲載料無料でも応募はありません。
あなたの会社の欲しい人材が、SNSと連動した意識高い発信をしている企業には敷居が高いと感じ応募をして来ない人材なら、SNS広告をやっても応募はありません。

「どのメディアに出しさえすれば応募くるのか?」は
発想として
「オレの自慢のデートコースにさえ連れて行けばどんな女でも落とせる」
とか言う男の発想に近いのです。ちょっとイタくないですか?

採用もレンアイも相手は人です。
Aさんにとっては〇でもBさんにとっては✖なことは往々にあるのが人です。
AさんもBさんもCさんにもモテようするから採用がうまくいかないのです。
Aさんが欲しいなら、Aさんに出会える方法を考えるだけ。
ポパイみたいな(年齢が出る例えw)安っぽい恋愛テクニックを求めるのは卒業しましょう。

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