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SWITCH 6月号 感想文

特集はうたのことば。

作詞家・松本隆さんへのインタビューからスタートです。

松本隆さんといえば、松田聖子さん、薬師丸ひろ子さん、KinKi Kidsさんへの詞の提供などでよく知られていますよね。

今回の特集では、作品の軌跡や想い、生き方について語られています。

松本隆さんとインビュアーの方が使う日本語の織り方に惹きつけられました。

発する言葉の一つ一つに模様が編み込まれているよう。

レース編みのようにきれいで氷の結晶みたいに儚い感じ。

この雑誌を読んだのは初めてなのですが、いつもこんな感じなのでしょうか?

私は毎月たくさんの雑誌を読みますが、インタビュアーの方がここまで詩的であるのはお目にかかったことがありません。

この雑誌のことを教えてくれたぶちょおさん、本当にありがとうございます。

勉強になりました。

ほかにもいろんなミュージシャンの方が「わたしの特別なうた」として好きな詞について語っているページがあるのですが、芸人兼ミュージシャンのくっきー!さんが選んだ清水宏次朗さんの「Love Balladeは歌えない」が美学炸裂で度肝抜かれました。これも松本隆さんの詞ということにびっくり。

私にとっての特別な歌ってなんだろうか、と思い浮かんだのはスガシカオさんの「AFFAIR」。

「気づかないうちにぼくの両手は真夏のヒマワリをひきちぎってしまった」

という詞を聞いた時に「うまいこというー」と感嘆したんです。

たぶん、私は「比喩」とか「追究」が見事なものが好きなんだと思います。

私もその二つにこだわりたいものです。

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