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マーケティング

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#ビジネス

アップデート型の施策決定

先日、知り合いの事業部長と話していて、日々の仕事のレベルからリーンスタートアップやアジャイル開発の手法を取り入れた方が良いよね、という話をした。 彼が実践している方法で面白いなと思ったのが、事業・組織面の戦略や施策を決める時に ①朝:グループチャットに粗めに投稿してみる ↓ ②昼:立ち話で何人かに話してみる ↓ ③夕:会議でディスカッション&決定する の3段階を通過させている、という話。 戦略や施策のアイデアを①と②で小さくリリースして、事前にフィードバックを得ておく

ロイヤル顧客育成の真実

Googleで「ロイヤル顧客」と検索すると、サジェストで3番目に「育成」というキーワードが出てきます。でも本当にロイヤル顧客って「育成」されるものなのでしょうか?実はロイヤル顧客が生まれるには「2つのルート」があると考えています。 ロイヤル顧客の定義こんにちはRepro株式会社CMOの中澤です。(自己紹介はコチラ) あとWeb担当者フォーラムで「デジマはつらいよ」の原作を書いてます。 さて、そもそもロイヤル顧客ってどんな人達でしょう?自社サービスを沢山人に勧めてくれる人

#2 イベントマーケティングの分類とKPI

ようやく続きを書きました。SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。 前回の「BtoB企業においてイベントマーケティングが大切な理由」の続き「イベントマーケティングの分類とKPI」です。  最初に結論ですが、SmartHRでは下記のような分類でイベントが実施されています。各イベントについて書いていきますが、一番上に書いてあるSchoolはカスタマーサクセス領域のイベントなので本日は割愛します。 では、順番にみていきましょう。 Lead-Nurturing

マーケッターの視点とは何か?を整理してみた

昨日にマーケティングトレースのイベント開催をbosyuで告知してみたところ、予想以上にたくさんの反応を頂きました! ありがとうございます! 少しプレッシャー感じています^^; マーケティングトレースの定義確認マーケティングトレースは、テーマとする企業のマーケッターになる、つまり、仮想マーケッターになることで、その企業のマーケティング戦略を想像する、自分だったらどうするか?を考えるトレーニングと自分は定義しています。 どうやって仮想マーケッターになるの?いきなりマーケテ

マーケター はデータData×デザインDesignの2D思考で考えたい

データDataとデザインDesignのハイブリッド思考ができる人材に、私はなりたい。 先日、コンサルティングやプランニングの仕事をする人のキャリア案について、こんなツイートをしました。自分がマーケッター・ブランディングに関わる立場としてどんな価値を出し、どんな学習をしていくべきかをまとめた内容です。 データとデザインを往復できる人材が今後求められるのでは?最近考えているのは、2D思考=Data×Designのハイブリッド思考ができる人材(マーケター )が、市場価値が高く、

中小企業ブランディングの現場レポート~僕がブランド構築の現場でよくつまづく10の課題と対策~

こんにちは! ブランディングテクノロジーの松井(@matsui__1987)です。中小企業におけるブランディング現場において、実践する全ての方に役立つ情報を発信していこうと思っています。 今回は、お客様や自社で実践している際に、よく直面する課題と対策についてまとめていきたいと思います。様々な課題から10個に絞って紹介させて頂きます。予め把握しておくことで行動も変わってくると思いますので、興味をもって頂いた方は是非ご一読下さい。 ※比較的小規模の中小企業ブランディングを対象と

ブランドは『参加するもの』になっていく

今や日本でも広がりつつあるD2Cブランドだが、その要諦は中間マージンがないことでも原価率が安いことでもなく、自分たちの思想に基づいた体験を顧客に提供できる点である。 ブランドとの出会いから検討、購入、そしてサポートまでの体験を一気通貫でデザインし、商品というメディアを通して世界観を伝える。 モノも情報も溢れかえる中で、選ばれるために彼我の違いを生むには『商品の質』ではなく『商品を通した体験の質』を高める必要がある。 そしてその体験の質は商品やサービスによってのみ形作られ

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第三回マーケティングトレース・ミートアップレポート

9月9日に第三回マーケティングトレースミートアップを開催しました! マーケティングトレースに興味をもってくださる方も増えてきているため、ミートアップの様子もnoteからお伝えすることができればと思います! 第三回のミートアップは参加人数17人となり、嬉しいことに会場のblockは満員!!! これはマーケティングトレースのもくもく会をやっている様子。 当日はこんな流れで進めました↓↓ 13時30分:開場(集まった人から自己紹介) 14時00分:マーケティングトレ

元外資マーケターが語るBtoCとBtoBマーケティングの違い

結論から言うとBtoCとBtoBのマーケテイングの違いを例えるなら、 BtoC:狩り文化、感情を刺激 BtoB:農耕文化、ロジックを刺激 です。あなたはどちらが好きですか? このように変わってくる理由として、①購入者と意思決定:Who & How、②意思決定の期間:When・How long、③購入金額の規模:How muchの違いによるものです。 それに伴い、マーケティングのいわゆるSTP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)のセグメンテーションの切り方変

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「リアル×サブスク」で攻める3サービスを題材に| #マーケティングトレース

こんにちは。金森です。 今回は、「リアル×サブスクリプション」と言うテーマでいくつかのサービスを見ていこうと思います。 ①プチ社食の「オフィス おかん」まずは、ウェブサイトから見ていきましょう。 ■webサイト観察後の所感その1. 「資料をダウンロードする」と言うCTAはフッター固定・リード獲得手法の一例:資料ダウンロード フッター付近に固定することでユーザーの目につきやすいようにし、まずは資料をダウンロードしてもらうようにしているのでしょう。 ※サービス詳細・料金

成果を出すマーケターが実践しているマーケティング・パターン【01 調査編】

成果を出すマーケターに共通する思考・行動パターンを抽出した『マーケティング・パターン』。 01 調査 02 戦略立案 03 認知 04 集客 05 リード獲得 06 商談獲得 07 受注 08 リピート 09 効果測定・データ分析 10 組織 の全10フェーズで、マーケターはそれぞれどんな行動を取るべきかを紹介していきます! 自社のマーケティング活動では、どのフェーズに課題があるのか、また、課題を解決するのにどのパターンが使えるのか、という視点で見てみてください! マ

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八幡屋磯五郎-マーケティングトレース-

本日のマーケティングトレースは長野県の七味唐辛子メーカー、八幡屋磯五郎。「変わらない」と思われる為に、あえて「変わる」フレキシブル経営の分析をしていきます。 ※カンブリア宮殿の放送を元に分析していきます 4P分析 特筆すべきフレキシブルなポイントは2点 ①化粧品やスイーツ(唐辛子アイス)など今までにない領域の商品への挑戦 ②店舗特注の七味唐辛子を製造 2点目の店舗特注の七味唐辛子の製造依頼が来るのは、やはり自社で栽培している高品質な唐辛子で多くの支持を集めているとい

マーケティング課題と渋滞の意外な共通点

ふと前職のシゴト(まちづくりコンサル)と現職のシゴト(マーケティングコンサル)に共通点があるなと思いながら、ツブやいたのが下のツイート。 図示してくれってツイートですが(笑 要するに・・・ ・『部分最適化』に加えて『全体最適化』の視点が必要 ・渋滞(課題)は『広げる』『追加する』『誘導する』の3つで解消 ・出発点と目的地までの経路(消費者行動)を俯瞰 道路網が複雑な日本は、道路を線でなくネットワークで捉えて、エリアで渋滞解消を行っていく必要があります。 (昔、車や人の

会社やサービスのことを「深く」知ってもらうために広報として気をつけていること

「サービスの背景や会社のことを深く知ってもらいたいけど、プレスリリース1本でサービスや会社のすべてを語るのは難しい…」 ある方からいただいたこの一言。 「 私が広報のお手伝いをしている会社でプレスリリースや社外向けのnoteなどを書くときにこういう手法をやり始めました!」とお話したものを、 せっかくならと思い、noteにすることにしました。 「プレスリリースを打つ」目的は多くの会社・チームの場合、 外部媒体からの取材を受けたい/外部サイトでの紹介記事にしてほしい のいずれ