アップデート型の施策決定
先日、知り合いの事業部長と話していて、日々の仕事のレベルからリーンスタートアップやアジャイル開発の手法を取り入れた方が良いよね、という話をした。
彼が実践している方法で面白いなと思ったのが、事業・組織面の戦略や施策を決める時に
①朝:グループチャットに粗めに投稿してみる
↓
②昼:立ち話で何人かに話してみる
↓
③夕:会議でディスカッション&決定する
の3段階を通過させている、という話。
戦略や施策のアイデアを①と②で小さくリリースして、事前にフィードバックを得ておくと、③の精度とスピードが格段に上がる。
従来のウォーターフォール型の仕事の進め方だと、「一人で完成度を高めて、③まで持っていかなきゃ・・・」と考えがちだけど、それは自分自身の負荷も高いし、精度も低い。結果、チームのパフォーマンスも最大化されなくなってしまう。
本来、チームの目標は「良いものを作る」とか「成果を出す」のはずなので、チームメンバーの脳みそは共有リソースだと思って、積極的に①、②のような選択肢を取れると仕事の進み方はまるで変わってくる。
何年か前に話題になったDeNA南場さんの「自分に向かいすぎず、コトに向かう」もきっと近い話。
自分のバリューとか、自分ができる、できないはまったくどうでもよくて、本当にクライアントさんにも、チームのメンバーにも、自分ができないことをさらけ出して、「助けて」って言って、みんなの力を借りて、チームがとても良い成果を出したんです。
※出典:DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」がいい話だった【全文】
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