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「誰にも話したくない話を無理やりする(人生編)」 vol.7

はじめましての方もいつも読んでくださってる方も、どうもコメコナンです。
休日はもっぱらNetflix鑑賞と猫を愛でて過ごす22歳です。
私がよくわかる自己紹介はこちらからどうぞ!!!
さて、本題ですが
誰にも話したくないこと、皆さんはありますか?
過去や、オススメの映画、お店 どんなレベルの話でもありますよね。
そんな内緒の話を私から、重い話からどうでもいい内容でも共有してみようと思います。笑

今回はタイトルが壮大な人生編です。

来てしまいました。悩み、何度も投稿をするか躊躇ったランキング1位を話す時が。

私の勇気を出した告白です。


[ 必死に"痛い"から逃げた幼児時代 ]


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前回の記事にもチラリと書いた、家庭環境。

私は小さい頃両親が離婚し、父親に引き取られ祖母が協力して見てくれてました。

父はまだ若くて、ヤンキーでそれはもう夜中にハイになって、私に小さいケースをお腹に隠せといい警察とカーレースをするのが日常茶飯事。

ほんと笑っちゃいます、今思えば(笑えない)

そんな中、父は一人の女性と私の通う保育園で出会います。私と同い年の子を持つ若いシングルマザーでした。

二人は意気投合し、スピード婚となり同級生だった女の子は姉妹となりました。私は友達が毎日家にいることが嬉しかったのを覚えています。

私は小学生になり、一緒に住み始めて間もない頃父は真面目に働きに出て帰ってくるのは遅く、一緒に過ごす時間も少なくなりました。

そんな日々を過ごしているうち、新しい母は段々と私に暴力を振るうようになりました。

私は怒られている、叱られている、私が悪い。と思っていました。

エスカレートする中、真冬の夜中に裸足で逃げたり、トイレに逃げ込めば電気を消され閉じ込められました。

泣き喚く私に近所の方からクレームが入れば、お前のせいだとまたぶたれ、私は近所の人が嫌いだったのを覚えています。

本当に嫌いになるべく人間は違うのに。

辛く、痛く誰にも助けてもらえない日々に幼くも生まれてこなきゃ良かったと何度も唱えていたのを思い出します。


[ 私は"痛い"から生き残れた ]


しかし、誰も気づかないわけがありません。

暖かくなってきて露出も増えてきたある日、一人の先生が無数のアザに気がつきます。

保健室に行き、写真を撮られ その母親が何度か学校に呼び出されたのを覚えています。

私はその帰りの車の中で、また暴力を受けていました。

ひとしきり、私は他人を憎んでいました 痛いことをされるのは周りが告げ口するからだと。

隠れるように、誰にも言わず黙っていたのに、なぜまた苦しいんだろう。とばかり考えていました。

やっと学校側から父にもその話が届きました、

その日の夜私の目の前ではその母親が土下座し、父が怒鳴っていました。

何の感情もないまま見ていたその光景だけが今でも鮮明に思い出されます。

父はそのまま離婚し、私は祖母に引き取られ転校することになりました。

あんなにやんちゃだった父にも、祖母にも感謝しています。

無事私は"痛い"から逃げる事ができたわけですが、今はその過去からは逃げる事はできないのです。


[ 私の思い ]


虐待のニュースを見て、幼くも亡くなる子達に強く胸が締め付けられます。

じゃあ周りの人は何が出来たのだろうか。と考える方も居ますよね。

経験した私も、何をして欲しかったのか、と考えますがわかりません。

でも死にたくない事は確かです。

痛くも苦しくもお腹が空いても死にたくありません。

何故何もしてなくてもぶたれるのか、それは幼い私には考えが回らず自分が存在している事が悪いのだと自答していました。

虐待される環境から抜け出すなんて、引き離される以外ありません。

ただ、耐えるしかないのです。

実の親から虐待を受けていたら引き離される事も難しいですが、それしかないのです。

私は何故noteにこの話を書こうと思ったのか、

風化して行く虐待の問題に、経験した私が発信できる場で発信しておかないと 幼い子達やまだトラウマから抜け出せない人の言葉は代弁できないからです。

私は無力でした。でもこの様な過去があっても今を生きている事、普通に生活できている事

それだけで幸せで、それだけで凄いこと。

重々わかります。

綺麗事に聞こえますか?綺麗事なんかじゃありません。

誰にも言わなくていい、言わなきゃ過去なんて知られずに生きられます。

ですがあえて私は発信したい、それにはこの理由が第一にありました。

私より苦しんでいる人、沢山居ます。

ですが、これは比べるものじゃなく人には人の計れない苦しみがあります。

虐待、この世に無くていいものです。

虐待を肯定できる理由なんて存在しません。

そうなってしまう環境や経緯は関係ありません。

私が今普通に生活できていて、精神病にもならず能天気なのは 私だからで、辛い思いをしている人がみんなできる訳じゃありません。

だからこのnoteで少しでも辛い過去がある人や進行形で辛い人を肯定したいと思います。

この過去を私自身もこのnoteをもって肯定します。


私の勇気に、誰かが「私だけじゃなかった」と安心してくれますように。

エンド


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