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エチュードにも歌を

こんにちは。練習終わりにカレーを食べている KOMEKOです。
今日は、手が小さな自分にとって大きな挑戦となったエチュードをご紹介します。

私はこれまでショパンをメインに弾いてきました。
手が小さく、音の表現や技術力に限界を感じていたこともあります。
腕や体全体を使って演奏しないと、体力が持たないこともしばしば……。

そんな私ですから、このエチュード(下記)を弾き切るのにも苦労しています。

エチュード op.10-4は、私がショパンコンクールで弾いて以来、指の練習には必ず取り入れている一曲です。
とくに、薬指と小指のなまり具合がよくわかるので。笑

ショパンは、エチュード(練習曲)でさえも速弾きが目標になってはいけません。

私の師匠は、エチュードの練習として、指一本一本を独立させることや、どの音も「捨ててしまう(無意識にでも適当に弾いてしまう)」ことがないようにと教えてくれました。

今でも音の粒、表現を常に念頭に置きながら練習を続けています。

いろんなピアニストのエチュードを聞くことがあれば、「音に表情があるか」「適当に流している音はないか」など探してみるのも面白いです。




KOMEKO Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCDaDPR_IlIXo2XzO-xbU6tg

その他、ショパンセレクションをYouTubeにまとめているので、コメントなど頂けたら嬉しいです。


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