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みなさまの大切なnoteに私のイラストを選んでいただきありがとうございます。感謝の気持ちをマガジン掲載という形に変えさせていただきました。(#komekoarts イラスト登録中)
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2023年4月の記事一覧

家は若いうちに買った方がいいのかもと感じた話

入っておきたかったなーがん団信。 この度中古マンションを購入するはこびとなった。がんはもはや身近な病気だしがん団信(がんと判定されたらローンがチャラになる代わりに金利は少し高くなる)入っておいたほうがいいよね!とペアローンをがん団信ありで申し込みを進めていた。申し込みには健康状態の申告なるものが必要で過去の健康保険での指摘事項を記入する必要がある。 お胸の繊維線種(良性)。健康上のリスクと保険屋の見方は異なるそうな。 5年前と昨年、乳房の同じ位置の繊維線種を指摘され再検

おいしいごはん

「いただきます」 そう言って二人で囲んだ食卓を、一緒にご飯を食べた日々を私は忘れない。 「私は私のことを好きな人が好きなのぉぉぉ!」 柚夏(ゆな)の少し高くてよく通る声がBar”L♡VE”に響き渡る。 ここは性自認が女性であることが入店条件のガールズオンリーバーだ。 「いやだから駄目なんでしょ」 きりりとした表情でバッサリと切り捨てるように言ったのは、ここで働いているバーテンダーの明日香(あすか)だ。 制服である黒のカマー・ベストと黒のシャツに燕尾のナロータイを締め

週末は左利き(短編小説)

週末、普段は右利きの妻が、なぜか左手ばかりを使って家の中で家事その他いろいろと動きまわっていた。 もしかして右手を痛めたのかと思って心配したら、どうやら違うみたいで、「あら、やだ知らないの?」と言われてしまった。 妻が言うには、巷では最近、週末を利き手とは逆の手で過ごすことが流行っているんだそうだ。けっこう前から実践していたらしい。 「前頭葉が刺激されて、集中力が出るのよ。脳が活性化して若返るわ。休日を最大限に有効活用できるのよ」 と、すごく多タスクなまま教えてくれる

眼鏡オジサンになる日 2023のご報告

この記事は今年も4/1に行われた 眼鏡オジサン の企画についての振り返り記事です。 大変遅くなりました。 お待たせしていた方々、すみません! 今年は早くも3回目。 常連さんも初めて参加する方も楽しんで頂けたようで何よりでした。私自身もわくわくと楽しんでおりました。 コメント欄参加者は総勢28名の方においで頂きました。(私も入ってまーす) ■内訳 今年は特に、元の眼鏡オジサン画像を改造して、それぞれ個性豊かな眼鏡オジサンがたくさん散見されたように思います。(アレンジ

ソファーのある生活に憧れる......

家で過ごす時間が長いほど、「ソファーがほしいな〜」と思ってしまう最近です。 とはいえ以前「ソファー生活」をしていたことはあるんです。 それも3人がけの大きなソファー。 けれども、そのソファーを手に入れてからというもの、めっきりソファー欲がなくなってしまい、けっきょく「ソファーを背もたれに床に座る」ことがほとんどでした。 こういう家具こそ、じぶんの体や生活スタイルにジャストフィットする一品を見つけるべきなのかもしれません。 今のわたしにとって、ソファーは相当大きな所持品

私という物差し

私とはなんなのだろう。と考えた時に、それは物差しなのだと思う。私と物事の距離感を測る物差し。 自分について考えた時、僕は深い沼にハマったような気分になって落ち込む。自分という存在はもちろん表面上にはあるけれど、その中身へ潜って行くほど理解し難いものになるからだ。 まるで未知の生物が存在する深海のように。 僕は思うのだけれど、自分という存在はその他の存在との関わり、その距離の間に住むものなのじゃないかなと思う。 例えば僕は音楽が好きだ。音楽を聴いている時、心が安らんだり

7歳息子 メジャーにはまるかな。

7歳息子、 「アノマロカリス、1メートルってどれくらい?」 と聞いてくるので最初は 「君の身長くらいだよ」 とか答えておりましたが 良い機会だと思い、メジャーを渡しました。 そしたら計るわ、はかる! 図鑑を広げ、 「オパビニア小っさ!」 とか言っております。 実になる学びだなぁと思いました。 そしてひとしきり計ったら、 「オリジナル妖怪を描く!」 と紙に向かう忙しい7歳なのです。

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仕事の時、それもPCと向き合うときだけ、メガネをかける。 最初はメガネをかけるという行為に慣れなかったが、最近ようやく慣れた気がする。 私のメガネにはプリズムレンズが入っている。 眼科で検査して処方箋を出してもらった結果、片目10プリズムのレンズが必要だと分かった。 量販店に、扱っているか確認電話をしたら、「左右合わせて10プリズムなら」という返事がかえってきた。 違います。片目10ずつです。かつ乱視矯正も必要です。 というわけで、おとなしく、眼科からここなら作れるよとすす

ICLをしたけどコンタクトをしている、というハナシ5

再手術当日 さて、自宅に帰りシャワーと洗顔を済ませ、 すっぴんになり、病院へ戻ります。 前回同様、待合室にて瞳孔を開く目薬をさして手術を待っていました。 私以外にも患者さんは沢山おり、すべて初めてICLをする方だけでした。 私が行った時間帯は再手術は私だけだったようで、一番最後でした。 それにしても、ドクター、手術室で手術を何件か行ってから、診察室に戻り手術直後の患者さんの診察を何件かして、また手術室に戻り手術する、というのを繰り返しており、すごくタフだな!と思いまし

大事なんだけど、一番じゃない

 命より大事なものなんて、たくさんある。  前に「あなたがムダに生きた今日は、昨日死んだ誰かがどうしても生きたかった一日」というセリフを聞いた。モヤっとした。それを言ったら、昨日自殺した人がどうしても見たくなかった一日でもある。誰かが命を捨ててまで、見ることを拒否した今日。  命を大事だと思っている人は、簡単に死んでしまう人が理解できない。どうして、なんでそんなことを。生きてさえいればきっといいことがあるのに。  こう言える人はきっとまっすぐで、命があるのをいいこ

ほろ苦い第2ボタンの思い出

最近いろいろな方noteを読んでいたら学生の頃の第2ボタンについて書かれてる方がいました。なんだか懐かしくなり恥ずかしながらも私も書いてみようと思います。 中学生の頃片想いしてる人がいました。バレンタインにはチョコもあげているから気持ちはすでにバレバレです。 月日は流れ卒業式当日 私は人混みをかきわけながら彼をさがしだし思い切って言いました。 第2ボタンをください…   その瞬間その彼は何も言わずただ手を横に振るだけでした。 頭のなかが真っ白になった私はすぐに友人の

自分のファッションを振り返る2

1はこちら。 さて、高校を卒業した私は福祉系の専門学校へ進みました。学校は私服です。入学式はクリーム色のパンツスーツを着たように思います。周りも思い思いの服装でした。 福祉系=ダサいと勝手なイメージを抱いていて、これなら浮かないと安心していた私ですがおしゃれな子もいてショックを受けたものです。 またジーンズにTシャツだけなのにカッコいい女の子もいました。 電車通学だったので街へ出かける機会も増え、自分なりにプチプラの服をやりくりして通学していたと思います。 それでも田舎者に

旬の筍をいただきます

昨日、旦那がかえってきていきなり 「嬉しいもの持って帰ってきたで〜」 なんていうもんやから、てっきり甘いもの?生クリーム系?とワクワクした私。 鞄からでてきたものはなにやらビニール袋に入ったもの。 中をのぞくと、、 筍⁈えっ?笑 いや嫌いじゃないけどさ、そんな言い方したら私の大好物の生クリームやと思ってしまうよ? (たまにのたまーに甘いもの買ってきてくれるから余計) 、、まぁでも旬のものだしタケノコ好きなので嬉しいです。 なので早速タケノコご飯にしました! 炊い

池波正太郎と同じ味覚を持つ0歳児

 私と夫は、生まれ育った土地も環境もそれぞれの性格も正反対です。そんな私たちの揺るぎない共通点は、食いしん坊であるということ。旅行先ではその土地のスーパーに赴き、現地の調味料、食材やご当地ならではの食に舌鼓を打ちます。特に、八丈島のスーパーで買って食べた島寿司は、安価にも関わらず、肉厚かつ本格的な味わいで感動しました。  そんな夫婦から生まれた娘は、食いしん坊のサラブレッドです。離乳食を始めた生後5ヶ月から与えられたものはなんでも食べます。たまに拒否する時もありましたが、数