ころん

小さく、心地よく。|日常のこと、ささいな気づき、小さな学び。

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  • 【おいしい、ひととき】

    おいしいエッセイ集

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  • 【ふらり、古都旅。】

    古都めぐりエッセイ集

  • 日々是坐禅

    坐禅での気づきや感じたことを綴ります。

最近の記事

自分がもっているもの、これまで叶えてきたことを意識しよう。

わたしはついつい「⚪︎⚪︎がしたい」や、「⚪︎⚪︎がほしい」と思ってしまいがちだ。 つまり「不足」に意識が向いてしまうのだ。 「できない自分」がデフォルトだと思ってしまうのだ。 けれども今、5年ほど前に思い描いた暮らしをわたしは実現している。 「ここで暮らしたい」と願った歌劇の街で、今日もわたしは心地よく過ごしている。 お煎茶を飲みながら頬張ったラムレーズンのアイスクリーム。 最近気になって仕方ないジェンヌさんのポストカードを買い、そろそろ替え時だなと思っていたお気に入

    • 無限大の世界に生きる、私たち。

      つい数日前にnoteを投稿したと思っていたけど、なんと前回の投稿から12日間が経ったらしい。 1日は長いようで、あっという間。 12日間なんてもっと長いようで、もっとあっという間。 この世界で唯一みんなが平等に与えられているもの、それが「時間」だ。 だから、平等に与えられた、いわばどんなにたくさん手に入れたくてもそれが叶わない「限られた時間」をどう生きるか?というのは、私たちみんなが大なり小なり日々考えていることではないだろうか。 わたしは毎朝散歩をするのが日課である

      • お煎茶を、美味しくいただく。

        朝の一服と題して、お煎茶を淹れること5日目。 今日ようやく私史上最高においしいお煎茶を淹れることができた。 美味しいと思うポイントは「まろやかな苦味」。 お湯が熱ぎると渋くなったり酸っぱくなったりする。 お湯の温度が低すぎたり、置く時間が短いと、薄くてお煎茶の旨みがまるでない。 茶葉によっても、一番美味しく淹れられる温度や時間はさまざまだと経験上感じている。 だから、まろやかな苦味が口いっぱいに広がったとき、美味しさと嬉しさで喜びは二倍になる。 新たな茶葉を使いはじめて

        • 自分らしく輝こう。

          目覚まし時計の音がする。 雇用される人生を歩むようになってから、念のため毎日目覚ましが決まった時間になるようにしているのだ。 しまった。目覚まし止めるの忘れてた…… 今日は休みだというのに、目覚まし時計で睡眠が遮られてしまった。 二度寝してみたものの、中途半端に目が覚めてしまいお布団でのゴロゴロがやめられない。 インスタのおすすめをスクロールしていると、たまに行くご飯屋さんの投稿が流れてきた。 そうだ、今日は省エネモードで生きよう。 ぬるりと起きて、簡単にヨガをや

        自分がもっているもの、これまで叶えてきたことを意識しよう。

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        記事

          こんなはずじゃなかった、サヨナラショー。

          宝塚友の会の1次抽選に当たったのはこれがはじめて。まさかのサヨナラショー付きレア公演が当たった。 れいこさん(月城かなとさん)は、わたしにとってとても大切な人だ。 これを言ったらファンの方に怒られるかもしれないけれど、「舞台上の彼女」以上に「彼女自身の人間性」に惚れこんでいた。 彼女が宝塚歌劇という環境の中にいるだけで大尊敬だし、彼女から発せられる言葉はどれもわたしを魅了した。 わたしの目に映る彼女は、自分の軸をしっかりと持っている人間。 「タカラジェンヌたるもの、

          こんなはずじゃなかった、サヨナラショー。

          小さく、心地よく生きたい人間のヒトリゴト。

          「何か聴こえるな……」 耳を澄ませると目覚まし時計の音だった。 「そうだ、今日も仕事だった。起きなくちゃ。」 今朝は珍しく外が静かだ。 土曜日なんだと気づかされる。 わたしは「静かな朝」が好き。 社会がゆっくりモードな雰囲気が心地よいのだ。 窓を開けると、夏の音が聴こえてきた。 まだ梅雨が明けていないのに。 蝉たちが元気に鳴いている。 フルタイミングの仕事に就くと、この社会の無謀さに驚愕する。 だって、「生活」がどんどん崩れていくから。 そうやって消費を促す渦

          小さく、心地よく生きたい人間のヒトリゴト。

          どんなことにも、意味がある。

          フルタイムで仕事をするようになってから、とことん不満が募っている。 この不満にフォーカスすると、心はストレスでやつれていく。 けれども、この不満に向き合ってみると、意外と自分にとってありがたいものだと気づいた。 なぜなら「現状を変えよう」という気持ちが芽生えたから。 不満があったとて、どこかに妥協点があれば、現状を変えたいとそこまで本気で思わないだろう。 わたしは以前、失業手当を受給していた時期がある。働かなくてもお金が入ってくるなんてなんてとてもありがたい毎日だっ

          どんなことにも、意味がある。

          noteを書きたいなと思ってから時間を見つけてはちょこちょこ執筆していた旅エッセイ。数週間かけてようやく書き上げました。 ただのオタクな旅だったけれど、自分にとってはとても大きなアップデートとなった時間。これからも「旅」、していきたいな。

          noteを書きたいなと思ってから時間を見つけてはちょこちょこ執筆していた旅エッセイ。数週間かけてようやく書き上げました。 ただのオタクな旅だったけれど、自分にとってはとても大きなアップデートとなった時間。これからも「旅」、していきたいな。

          旅は、人を豊かにする。

          それは思いがけないニュースだった。 「ウソでしょ……」 東京、それも渋谷という地に耐えられる気がしなくて「今回は配信組になろう」と意を決したというのに。 しかもすでに抽選の申し込みはどれも終わっている。 残っているのは激戦間違いなしの、一般発売のみ。 「観られない運命なのかもしれない……」 最初はそう思った。 一般発売でチケットを獲得するのは至難の技だし、そもそも渋谷という地に耐えられないと思ったから配信組に徹しようと思ったのだ。 けれども一般発売日の朝いつも通り

          旅は、人を豊かにする。

          夏至の夕暮れに思うこと

          「note綴りたいな。」 前からずっと思っていたけれど、それよりも優先するべきだと思い込んでいるタスクに追われて、まったくnoteを開いてなかった。 ここ最近、再び手に取った本『限りある時間の使い方』でこんなことが書かれていた。 本書の筆者曰く、心の自由を得るための唯一の道は「全部できる」という幻想を手放して、ひと握りの重要なことに集中することだそう。 この「ひと握りの重要なこと」を決めるのが、わたしは苦手だ。 やりたいことは山ほどあるし、それを全部こなしたい!と思っ

          夏至の夕暮れに思うこと

          踏み出した一歩が、今の自分を生みだしたのだ。

          ほどよく生きたい。 でも、社会に出るとそれがどれほど難しいのかを痛感する。 そもそも私たち人間は、過去と未来をつなぐ一部分でしかない。 大好きな舞台『1789 -バスティーユの恋人たち-』の主人公であるロナン・マズリエの言葉に「俺の存在は大海の藻屑に過ぎないかもしれない。だが、俺たちの進む道は、明日のフランスを救う。そう信じているんだ。」という言葉がある。 彼の言葉にまったくもって同感である。 けれども時たま、この言葉がこの社会を支配する者たちによって都合よく使われ

          踏み出した一歩が、今の自分を生みだしたのだ。

          いったん、自由人をやめてみます。

          約2年間、自由人として生きてきました。 そんな生活に一旦終止符を打ってみようと思います。 そんな今、思うこと・感じることを、ここに書き留めておこうかなと思いました。 自分自身に向けたような文章なので有料にさせてもらいましたが、仕事をしていなくて不安な方、漠然とだけどなんだか不安だなという方がいらっしゃっいましたら、こんな人間もいるんだよという参考になれたら嬉しいです。

          ¥150

          いったん、自由人をやめてみます。

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          ただのオタクなエッセイ②

          「ただのオタクなエッセイ①」に引き続き、同じく1月に観劇した星組公演の感想エッセイがiPhoneのメモ帳で無造作に転がっていたので、ここに置かせてください。 『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の影響がすごいですね。 ちなみにこれの前にも後にも、こんな感想メモは残っていないので、本当にただただ若林さんに影響されたんだなって思います。 若林さん、ありがとう。 ちなみにこの星組公演『RRR』はあの大ヒットインド映画『RRR』が原作です。宝塚大劇場千秋楽の日には、映画

          ただのオタクなエッセイ②

          ただのオタクなエッセイ①

          1月のとある日、梅田芸術劇場から帰る電車のなかで見た夕焼け空に駆り立てられて、観劇エッセイをiPhoneのメモ帳に書き留めました。 きっと、若林正恭さん著『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読み終えて、自分もみずからの経験や感じたことをただ気の向くままに綴っておきたいと思ったタイミングと重なったんですね。 読み返してみると、エッセイというよりただの心の叫びですが、せっかく書いたし、ここに置いておこうかなと思いました。 月組さんのコンサート『G.O.A.T』を観

          ただのオタクなエッセイ①

          モネ展

          大阪中之島美術館で開催されている『モネ 連作の情景』へ行ってきました。 モネ展も中之島美術館も初めての体験だったのですが、洗練された空間で、絵を楽しむ時間がとても心地よかったです。 モネの作品と出会って感じたことが、どの色にも「光」が宿っているということです。とくに淡い色合いが印象的でしたが、「大気までも捉えている」といった説明書きを読んで、まさしくその通りだなと。 モネは画家人生を歩むなかで、ひとつの対象物を時間や季節を変えて描く「連作」という手法にたどり着きます。

          久しぶりのnote投稿で感じたAI進出

          「よし、note書こう!」 そう思っては、「ん〜、何を書こう……」と手が止まってしまってなかなか書けずにいました。 毎日更新をしていた頃はネタ探しに奮闘していましたが、一度ペースを落とすと「書きたいことはあるけど、どれを書こうかな?」という状況になってしまって、逆になかなかトピックを絞れないなんてことも。 そんな弊害を感じながら先ほどようやく久しぶりに記事投稿したのですが、アイキャッチ画像を「記事にあう画像を選ぶ」から使わせてもらおうと思ったとき、とある変化に気づいて驚

          久しぶりのnote投稿で感じたAI進出