介護の文化を創る専門誌、シルバー新報(環境新聞社)様の「私の医療・介護物語」コーナーにて、全3回のエッセイを連載させていただきました。 今回で最後となる、第3回目の記事をご紹介します(掲載元には許諾をいただいています) 以下、本文 機能不全家族は社会問題 つらさ吐き出せる場所をあなたの家は安全で安心して「心の傷つき」を自覚することができる場所だろうか? もし難しい場合や、そんな余裕がないということであれば、なおのこと支援機関や専門家に相談することを薦めたい。歯医者の定期
介護の文化を創る専門誌、シルバー新報(環境新聞社)様の「私の医療・介護物語」コーナーにて、全3回のエッセイを連載させていただきました。 今回は、第2回目の記事を紹介させていただきます。(掲載元には許諾をいただいています) 以下、本文 安全な環境でなかった家庭 思い吐き出せる場が救いに「愛せ」という声が社会から聞こえる。「家族を愛し、慈しみ、犠牲になれ」と。犠牲は美しいと。 その声が、私の家族の声と重なってこだまする。私は逃げたケアラーだ。 私の家族は父(理学療法士)
介護の文化を創る専門誌、シルバー新報(環境新聞社)様の「私の医療・介護物語」コーナーにて、全3回のエッセイを連載させていただきました。 今回は、第1回目の記事を紹介させていただきます。(掲載元には許諾をいただいています) ぜひご覧いただけると幸いです。 法にとらわれすぎず 家族の問題に支援を これを読んでいるあなたは”ヤング”ケアラーだろうか? 私はいまだにケアラーだと自覚することに葛藤する。私は現在、事業を営んでいるが、かつては家族の介護を担い、家族の問題に苦しんだ1
「お前は戦争を知らないから、何でも辛く感じる」 子どもの頃、私が家族問題について祖母に相談した時、祖母が言った言葉は今でも覚えています。 その口調は怒りではなく、淡々としていました。 戦争の記憶は私にはありませんが、それでも家の中には苦しみがありました。 その悩みを少しでも理解されたいという思いで祖母に話しました。 ただ、祖母は戦争で親を失い、幼い頃から弟妹を養わないといけなかった。過酷な経験が心の傷として残っていたのだと思います。 「どんなことがあっても家族は仲良くあっ
仕事は好き。でも、どこか虚しい。 そんな過去の思い出。 今日はテレビ局での映像編集者として勤務していた時のエピソードをご紹介します。 映像編集者とは?立ち位置でいうと以下になります。 私の知る限りでは、オフライン編集、オンライン編集どちらに対しても映像編集者(またはエディターや編集マン)が通称でした。 はじまり はじめに、これは8年くらい前の話になります。なんでそんな昔話を?と思う人もいるかもしれません。 人間関係や組織のありかたについては、現代にも通ずるものがあると
フリー素材の図解を作成しました。 【筋ジストロフィー、ALS、パーキンソン病の違い】 個人・法人・商用・非商用問わず無料で使用OK 筋ジス、 筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソンは似た症状が多くありますが、原因や筋肉への影響はそれぞれ違いがあります。 専門家のご意見などの他、感想もあればDMかホームページからご連絡ください。今後の改善・参考にさせていただきます。 【筋ジストロフィー】 ・遺伝子の変異による難病 ・タンパク質が作られず筋肉の再生が追いかない ・筋肉
※取材は2023年12月2日に公開されたものです。twitterでは告知していましたが、noteでは載せていなかったので改めて掲載します。 取材はテレビ批判が目的で受けたものではありません。 これまで触れられなかった事を知っていただきたいためです。 この問題は性別に関係なく起こっています。 私はスキルの面で業界から恩恵を受けましたが、テレビ以外にも舞台、映画、映像、ドキュメンタリーにおいて悲痛なニュースは絶えません。 その課題感から口を閉ざす事はできないと考えました。
この記事を読んで思い出した話。 うちの家系は父・母・姉・兄・私の5人ですが、姉は精神障害、兄は筋ジスでした。 母親は「私の遺伝子が全部悪い」と嘆き、父親も「一家心中しようと思った」ということもありました。 最終的に家族は機能不全になり私は絶縁しました。 障害のある子を産んだ親の辛さは世間の重圧も原因にあったのではないかと今となっては思います。 例えば、母は祖母から「あの時の〇〇が影響してか」となぜ障害がある子が生まれたかを母親に投げかけた記憶があります。 周囲は容赦な
5月号・6月号のケアマネジャー応援誌『月刊ケアマネジメント』の「うらわか介護」コーナーにて、私の機能不全家族についての体験談を取材していただきました。 誠にありがとうございました! ライター:岡崎杏里さま 出版社:環境新聞社 購読はこちら https://www.fujisan.co.jp/product/1281682759/new/ 機能不全家族とは、家族の機能が不全であること、子どもが安全に生活できない環境のことです。(家族という事柄でいうと親も含まれます) 社
イベントのお知らせです。 「機能不全家族の当事者と語り合う」いま、求められる支援のありかた(上映会/事例紹介/意見交換会)5月度を実施します。 このイベントでは、ドキュメンタリー作品(当事者制作)と機能不全家族の図解を通して、当事者と共に語り合うことで、「機能不全家族とは?」という疑問をはじめ、社会問題を紐解きます。 福祉・医療・家族・子ども・人権に関心がある方はどなたでも参加いただけます! ◇こんな方におすすめ◇・機能不全家族に関する理解を深めたい ・機能不全家族の問
~ごあいさつ~ 映像デザイン事務所 CreDes代表 Komedaです。 弊所は2023年で開業5年目を迎えることができました。 皆様のお力添えがあってこそです。ありがとうございます。 さて、この度は機能不全家族をテーマに無料で使えるロイヤリティーフリー素材を公開しました。 機能不全家族とは、家族の機能が不全であること、子どもが安全に生活できない環境のことです。(家族という事柄でいうと親も含まれます) 本素材は論文や研究発表、厚生労働省等の資料を参考にし、当事者個人の視
タイトルにつられた人はご注意ください いやいやいや…副業の神って… でも、1ミリでも真面目に気になった人は情報商材などに搾取されちゃうので、安易に興味を持たないようにしてください。 「自分は騙されませんけど?」って自信満々なアナタも やりがいを得ながら楽して稼ぎたいと思ってるアナタも 「私はスクールに入ったり教材買ったりしてません。リスクはなるべく回避したいのでね。信頼できる講師の交流サロンを無料で利用してます」というアナタ。 そうそう、変な講師のLINEコミュニティ
吉野家の不適切発言について話題になっています。 事の発端は、早稲田大学で開かれた講座にて「生娘をシャブ漬け戦略」などの発言をしたこと。男性に対しても差別的な発言がされています。 到底許されない発言の数々ですが、当時会場では笑いも起きていたそう。 かつてセクハラはユーモアであった 近年はジェンダーやセクハラなど性について取り上げられる事例が増え、各企業もSDGsを掲げていますが、ようやく世間に浸透してきたのはこの2~3年と思います。 かつては、セクハラがユーモアとされた時
監督のKomedaです。 ここではドキュメンタリー『おにい~筋ジスになって絶望はないの?機能不全家族の妹が問う〜』のあとがきを掲載しています。 予告編 あとがきにはこの作品で伝えたいこと、8年以上も作品を一切公開できなかった理由や公開に至った経緯と今後の思いを記しています。 見る人によっては作品の印象に影響したり見苦しいところもあるかもしれません。何卒ご了承の上でご覧ください。 🔴機能不全家族についての表現があります。具体的に言われたこと・されたことを書いていますので