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映画撮ります② リスタートの巻

脚本を完全にゼロに戻しました!

前向きなリセットで、今はなんかむしろ私たちがよくこんな決断できたな…と思ってる。

私たちは大学の映画サークル(よくたむろしてた喫煙所)で出会って、出会って…13年?14年?くらい。
いつだってノリと場面で生きてきた弱ギャルみたいな映画オタクの集まりで、遅刻は数時間が当たり前、会う約束だけして待ち合わせ時間なんて当日「起きた」連絡で決まるような仲。何をするのか何を食べるのかすら決めずに集まってダラダラ映画見てごはん食べて。映画撮って、好きな映画語って、嫌いな映画を仲間内でボコボコにして過ごしていた。

そんな私たちが30を超えても定期的に会い、映画を撮ろうと言う話をして。

私が書いた脚本を読んだ2人は、それをきちんと評価してくれた。

そして、私たちは再始動する私たちの映画制作のスタートにふさわしくなかったその脚本を保留として、新しい話を書くことにした。

なんだろう。
大人になった。

何を目的とし
この先に何を求めるのかを考え
互いに大事にしている未来を見据えて
一度テーブルにあげたものを下す決断をできた。

「まず撮れるものにしよう」
「プロ基準で撮ろうとするのはよくないよ」
「本気で草野球をする感覚じゃないと頓挫する」
「じゃあこの本じゃない」

飛び交う言葉は大人になったのに、わくわくしてる顔は10代の頃とほとんど変わらない。良い夜だった。

楽しみだなあ。


ちなみに私の書いた脚本では、2人死にました。

人が死なないお話を書きます。てへ。

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