見出し画像

2022年10月31日 小松庵銀座 ≡ 森の時間 のワークショップ≡ 講師 画家 森雅代さん

小松庵ラボ

小松庵総本家銀座の店内ギャラリーでは、現在「はじまりの7人展」(12月11日(日)まで)を開催中です。この展示会は、今年が小松庵総本家の創業100周年なのを記念して、銀座ギャラリーの発足のときに展示した初期の7人のアーティストたちによるグループ展です。月曜日には不定期で参加アーティストを講師に招いてワークショップを開催しています。10月31日(月)は、画家の森雅代さんによる「水彩モノタイプ」という、銅版画プレス機で刷る水彩版画のワークショップを開催しました。

「水彩モノタイプ」の手順。かわいい手描きです

世界でたった1枚の版画「水彩モノタイプ」

森雅代さんと、カウンターに設置したプレス機


今回も、前回の銅版画家・広根良子さんのワークショップで使用した銅版画の「刷り」を行うプレス機を使用しました。前回は、PPシートの厚みを利用してハガキにエンボス加工をしましたが、今回は、プラスティックの板に絵の具で絵を描いて版画をします。

前回のワークショップで講師を務めた銅版画家の広根良子さんをはじめ、「はじまりの7人展」の展示作家である山本ミノさん、嵯峨英治さん、小松庵で蕎麦の調味料としてご提供しているオリーブオイルの輸入会社ゴープレミアの店長・小松圭子さん、今回が初めての方などにご参加いただきました。

普段は職人が手打ちした十割蕎麦を提供している店ですが、この日はテーブルの上には水彩絵の具、筆、パレット、アクリル板、ハガキ、そしてカウンターの上には卓上のミニプレス機などを設置して、アトリエに早変わりです。

これらの水彩絵の具で絵を描きます


まずは、アクリル板に水彩絵の具で自由に絵を描きます。次に、描いた絵をドライヤーで乾かします。そして、プレス機の上に、絵を描いた面を上にしたアクリル板、水で濡らしたハガキ、トレーシングペーパーを重ねて、厚手のフエルト布を乗せて、プレス機の取っ手を回して圧力を掛けます。

画家の嵯峨英治さんも一緒に参加しました
描いた絵を、ドライヤーで乾かします


取っ手を回してローラーを回し圧力をかけて、元絵を紙に転写させます


参加した画家の山本ミノさんも真剣です


みんなで一緒に「楽しむ」「遊ぶ」

一度刷ると絵の具は薄れますが、同じ絵で2回刷ることもできます。もちろん、2回目の方が色は薄くなりますが、その薄れた具合もいい味わいです。

画家の山本ミノさんの作品で、下が一版目、上が二版目。掠れ具合が良い味わいです。

版画なので、描いた絵と左右反転しますので、文字を入れたいときには注意します。

銀座マネージャーの小松盟の「盟」の字を象形化したデザイン

第一線で活躍されている画家さんたちも、初めてチャレンジする「水彩モノタイプ」に夢中になって楽しんでいました。画家さんたちの指先の動きが巧みで、ついみんなでジッと見入ってしまいました。いろいろな人たちが一緒に絵を描いて版画を刷ることを楽しめるのは、本当に貴重な時間です。


画家の嵯峨英治さんの手元。その巧みさに驚きます
版画にするとこんな具合になります


刷った後は、紙が乾くまでテーブルなどに紙テープで止めて丸くなるのを防ぎます。できあがった作品を、みんなで鑑賞するのも楽しいひとときでした。
作品は、銀座店内に展示していますので、ご来店の機会がありましたら、ぜひご堪能ください。


できあがった作品を見ながら歓談するのも楽しいひととき
銀座店内の壁に展示中です


このように、小松庵総本家の銀座店では、平日の16時から絵画などの作品を鑑賞できる「森の時間」があります。
月曜日は、トークショーやワークショップを行っています。
お蕎麦は17時からお召し上がりください。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!