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#48 少し先の未来を見せる工夫を心がけたい/ビジョンメイキング

人は、何か行動を起こすときは、意識しているかどうか関わらず、未来にビジョンを描いて、それに向かって行動をしていると言われています。

ビジョンの設定は人それぞれ異なり                    ✔️若い営業担当者であれば、大きな案件を取っている姿           ✔️経営者であれば、新規事業の獲得した会社の姿など

共通していることは、ビジョンがはっきりしている人ほど、行動が機敏になるし、ビジョンが不透明な場合は、モチベーションやパフォーマンスが下がりやすい、ということです。なので、組織メンバーのビジョンを作り(もちろん自分のビジョンも)、明確にしておくことは、リーダーにとって大事な仕事だと思います。

会社のビジョンを組織に浸透させたい時、リーダーが一方的に、自分や会社が描いている未来を語っても、上手く行かないような気がします。メンバーに伝えたい想いが強くなりすぎて、相手のその時の感情に配慮できず、ビジョンを示されますが、メンバーはそんなやりとりでは動かないのです。

リーダーがビジョンを語る時、メンバーと対峙する(向き合う)のではなく、1枚のキャンバスに向かって皆が並んで座り、一緒に絵を描いていくようなプロセスが大事です。また、ビジョンメイキングは、遠い未来も大事ですが、近い将来、1年後、3年後と、段階的に話し合うことも大切と感じております。例えば

✔️一人が絵を描き、皆がそれを眺める、そして会話する。(近い将来)     ✔️さらには、望遠鏡や双眼鏡で、少し先のものを一緒に眺める。そして、それについて語ってみる。(先の未来)

私自身が、ビジョン浸透で大切にしていること

✔️ビジョンは、コミュニケーションを交わす中で、明確になっていくものである✔️ビジョンは、記憶できないので、語り続けないと、色あせてしまう     ✔️ビジョンは、遠い未来は想像しづらいので、近い将来のイメージから始める

日頃の面談や会議などで、「今、どんなイメージを持っているか?」「どんな組織にしていきたいか?」など、少し先の未来を定期的に聞くことが、ビジョン浸透に効果を生んでいるので、私は続けています。

楽器を演奏する時に、二、三小節先を見ながら、今の音を出していく作業に似ているかもしれないです。

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