ウルトラライトハイキング(ULハイク)を日常生活に取り入れる

 登山のウルトラライトハイキング(ULハイク)というスタイルについて、日常生活に取り入れていく方法を纏めていくことにしました。自分なりの解釈と取り組みをシリーズ形式でまとめていきます。

ウルトラライトハイキング(ULハイク)とは

 「ウルトラライト」という言葉のとおり軽量装備・荷物で山に行くことです。
しかし、大切なのは軽量装備そのものだけではありません。ウルトラライトハイキング(ULハイク)の本質は別にあります。
その本質とは、一例ですが、装備や荷物が軽くなることで体力的にいつもできないことができるようになったり、普段は目にも止まらなかったことに気付くようになったりすることです。
装備や荷物が軽くなることで「あれ、なんとなく今日はあまり疲れないな」、「なんか体が楽だ」ようなことで、より自然と一体的になる感覚が得られることに繋がります。

想像してみてほしいです。
貴方は険しい山を登っています。少しずつ疲れを感じます。
「ああ、荷物が重い」
「この前買い込んだお気に入りのギアを持って来過ぎたかな・・・」
そのとき、ふと気付くと思います。
「自分を助けるためのはずの荷物が、自分に重くのしかかっている」と・・・。
このことに気付き、疑問を持った方にはウルトラライトハイキング(ULハイク)スタイルをお勧めしたいですし、日常生活にも取り入れて欲しいと考えています。

このウルトラライトハイキング(ULハイク)を日常生活に取り入れることで、登山のそれと同じように、普段は気付かないことに気付けるようになったり、より自由になれると私は確信したのです。


土屋智哉氏の「ウルトラライトハイキング」を読んで

 ウルトラライトハイキング(ULハイク)をもっと知りたいと思い、土屋智哉氏「ウルトラライトハイキング」を読んでみました。
本書の内容は実用的で、ウェア等の装備からリュック、携行品までウルトラライトハイキングの取り組み方について丁寧に書かれていました。
ウルトラライトハイキングの発祥から、時には誤ったウルトラライトハイキングを実践したときの危険性にも触れられています。
本書において、ウルトラライトハイキングにおいて「大事なのは荷物を軽くすることではなく、自然と繋がる感覚を得ること」と書かれています。

 また、ウルトラライトハイキングのメリットについて次のように挙げられています。

1)快適になる
2)限界を引き上げる
3)発想が豊かになる
4)自分を見つめなおせる
5)自然との結びつきが強まる

登山と都市生活、フィールドは異なりますが、ウルトラライトハイキングを日常生活に取り入れると、もしかするとこれらのメリットが享受できるかも知れないと考えるとワクワクしてきませんか?
皆様も今回ご紹介した土屋智哉氏著の「ウルトラライトハイキング」をぜひ手に取って読んでみてほしいです。


今後の更新内容について


 登山におけるこのスタイルについて、日常生活に取り入れることはできないかと思い、自分なりの解釈と取り組みをシリーズ形式でまとめていきます。
時にはミニマリズム、シンプリズムとの相性がいいかもしれません。

衣類については、ウルトラライトハイキングの考え方を取り入れてアークテリクスとヴェイランス中心で揃えています。
有料ですが加筆を続けているアークテリクスレビュー記事もご紹介しておきます。

今回の内容は以上です。
ぜひぜひスキやフォローをよろしくお願いします。


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