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第164回 怖い→動けない

コロナ対策やってますか?

怖いですね。

なにがってかかるのもそうなんですが、かかった時の責められ方も想像すると怖くなります。

・何してたん?

・意味が分からん!

・迷惑な話や!

こんな事を言われそうで、動けない方もいるんじゃないでしょうか。

かと言えば、関係ない、若者は大丈夫、心配しすぎ、みたいな方もいますし、世の中いろんな方がいるな、と思います。

私たちの日常

コロナ然り、いろいろなところで様々なことが起こっていますが、私たちに関係あることは私たちの生活に関係あることだけです。

当たり前ですが・・・。

直接は関係ないことについて、よく考えを巡らせる人も少数派だと思います。

今、あなたは車いすの最新機種が発売されて、画期的な発明であったらどうしますか?

・・・関係ないなら、そんな情報は頭の隅においやるでしょう。

ね?

そんな感じです。

そこで私たちの生活に関係あることといったら、私たちの感じ方は本当に関係あります。

その感じ方によって行動が変わってきますので。

過度な恐怖

冒頭でもお伝えしましたが、コロナ問題では、恐怖が恐怖を生むというサイクルができつつあります。

コロナ自体も厄介なのに、感染者を叩いたりする風潮が怖いので、過度に買い占めに走ったり、買い占める者を叩く風潮もあり、あんまり買えなかったり。

コロナと戦っている医者とかがかかったりしても叩くんでしょうか。

いずれにしても、その根底は「恐怖」でしょう。

極端な話、自分は死にたくない、が根っこです。

過度にならず、適切な行動がとれるように、今回のスキーマは、

損害や疾病に対する脆弱性スキーマです!

このスキーマを持つ人は、今にも破局的な出来事が起こり、自分はそれを防ぐことが出来ないという過度な恐怖を持っています。

恐怖の対象としては、

1.医学的恐怖…癌、心臓発作、くも膜下出血など

2.感情的恐怖…気が触れる、発狂するなど

3.外的な問題…飛行機の墜落、犯罪や災害に見舞われるなど

この3つ。

あなたは恐怖から、行動が制限されていることはないですか?

もしあるなら、それはどこで身に付けたものでしょうか?

行動が制限されて困っていないのであれば大丈夫ですが、もし、困っているのであれば、客観的な数値をとったり、あるいは現象学的視点(判断停止)をもち、分析すると良いと思います。

感じるのではなく、考える、ですね。

それでは過度な恐怖が、恐怖を生みませんように。


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あなたが今日笑うことで
子ども達に明日への希望を届けよう
こころと言葉 礒村 博之
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虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。