最近の記事

義父への憎しみについて

最近の私のnoteは夫の実家に関するよくないことばかりだ。 読み返すと、 「この人、夫の実家から距離をとったほうがいい」と感じる。楽しくなさそう。 たまに見るXでは、例えば夫の不倫についてのアカウントではそのことばかりになっている。でも、その人の日常は決してそのことばかりではないだろう。 私の日常にも、いろいろなことがある。実家関連では母やきょうだいと分担して、父の介護施設に通っている。在宅ライターの仕事はほぼやめ、新しくバイトを始めた。昨年まで毎日飲んでいたお酒は、ほ

    • 夫への思い込み

      前回、退院した義弟には助けが必要かもしれないのに何もしていない、と書いた。 結論から言うと、義弟は前向きに回復に努めていて、特に助けはいらなかった。義母と電話で話し、そのことがわかった。 私は義弟のことになると、夫の情報を疑いもせず信じていた。ただ単に、弟の様子を伝えるだけのことに夫の脚色が入る余地などないと思っていた。 でも、夫が伝えることはかなり大げさだったのだ。やっとそのことに気づいた。 そもそも夫(元モラ夫)は大げさなタイプ。モラハラをする人は発達障害だったり

      • 励ましの言葉が見つからない

        義弟は先日、退院した。 入院は一週間足らずだった。 退院した日は、いつになく前向きで「よし、食べよう」と明るく振る舞い、しっかり食べていたそうだ。 それを見て、夫も義父も泣いたそう。 (夫は仕事の関係で週の半分を実家で暮らしている) いい話なのに、そう簡単に喜べないように感じた。急ピッチすぎると直感的に思ったし、ドーパミンが一度にたくさん出ると、人の体にはそれを下げようとする働きがあるとどこかで聞いた。 もちろんうまくいくに越したことはないとは思っていたけれど、嫌な予感はあ

        • 突然の入院

          健康状態が気にかかる義弟は、病院に入院しました。ようやく病院に診てもらえることになり、本当によかった。 そのきっかけは、ベッドから動けなくなったこと。強硬なまでに病院には連れて行かなかった(それは義弟の意思なのですが)義母も、救急車を呼んだのだそうです。 最近、義弟と少し話せるようになったので、病院に行くように説得していかなければ、と思っていましたが、事態が急転しました。 心配なのは、病院で状態が良くなったら、そのまま退院させられてしまうのではないか、ということ。これま

        義父への憎しみについて

          義弟と話ができた

          勇気を出して、義弟に会いにいきました。 (夫の弟は、体調不良で退職後、約4年にわたり自宅療養していますが、食欲不振で体調はなかなか戻りません。) そこで見たこと、感じたことは、noteにひとりよがりで書いてきたこととだいぶ違っていて、続きが書きにくいほどです。 何が違っていたかというと、義弟は思ったよりずっと元気でした。痩せてはいたけれど。私とも話してくれました。 義母のことを体調不良の息子を病院に連れて行かない人、異常だ、と思っていましたが、これなら受診をしない選択肢

          義弟と話ができた

          義母との電話

          前回のnoteの続きを書くことができます。 義母に電話をしました。 どんどん義母への苦手意識が育ってしまっていたから、電話をかけるのが気が重くてしんどかったです。 電話をかけさえすれば、身内のことで話すこともあり、話につまることはありませんでした。義弟の名前も出ないまま小一時間が経ち、そのまま電話が終わりそうでしたが、がんばって義弟の話をこちらからしました。 (追記…それにしても、夫が言うに義弟は体調が今も良くないのに、私が以前から心配しているのを知っているのに何も触

          義母との電話

          義母に電話をする前に…

          夫の弟が体調不良(食事が摂れない等)でひきこもっていて、定期的に夫婦で自治体の相談に行っています。そのことを私の母には伝えていました。 母は人に言いふらしたりはしないタイプだから話していて、実際に状況に応じて知らないふりをしてくれたりするので話したことは後悔していません。 でも、母にこの問題について「(解決しようとしても)無理だよ」 と言われてしまって、図星だったので気が沈みました。 母の知り合いで似たケースがあったことを思い出したとのこと。母の知るその家族の場合、密着

          義母に電話をする前に…

          子どもの頃の私を前より好きになれた話

          小学生の子ども(次女)を育てているせいか、子どもの頃の自分を思い出します。 小6の卒業の時のサイン帳に「お願い。笑ってよ。」って書かれた思い出。見方を変えたら、サイン帳を書いてもらえる友達はいたんだなぁ。社会科見学のバスの席で、仲良しグループに一人異分子として入って、寝たふりをしたこともある。 次女は、私が苦手としていた強気で明るい女子。これは、生まれつきのキャラクターだと思う。親として接すると、子どもっぽく、何にも考えてなくて、クラスでも人を傷つけるようなことはしていな

          子どもの頃の私を前より好きになれた話

          陽の当たる道を行くと決めた

          結婚してから、人に隠したくなることが増えた。 もともと“嘘をつく子ども”だった私が、せっかく自力で嘘をやめて社会人をやっていたのに、周囲に嘘をついている感じになってしまった。 私にとって、隠したかったことの第一位は夫からのモラハラ。 人に一部分だけ言ってみたり、言いかけたことはあるけれど、夫は外面が良いせいかわかってもらえない感覚があった。理解してもらえるまで話す気力もなく、これ以上は傷つきたくもなくて、ずいぶん前に人には話さないことに決めた。 他に隠していることは「

          陽の当たる道を行くと決めた

          モラハラ夫が両親に反抗しなかった理由

          前回のnoteで、夫が両親にひどい扱いをされながらも文句を言ってこなかったことは洗脳のせいではないかも、と思ったことを追記しました。 そう感じた出来事を書きとめておきます。 日曜日、小学生の次女が昼間に光るおもちゃを暗くして光らせたくて、カーテンを閉めました。そこに、同じ部屋にいた夫の「閉めるなよ、おい」という大きめの声が。 夫の子どもへの無意味な怒りは見逃さないことにしているので、私は「自分が怒鳴られて育ったからって、それをするな」と言い、さらに「自分が怒鳴られたのに

          モラハラ夫が両親に反抗しなかった理由

          行政のひきこもり相談・体験記

          無職で体調不良の義弟のことを相談するために、夫婦で行政のひきこもり相談を受けました。 予約の電話をしたのは私で、その電話も、相談の1回目という感じで、概要を伝えてありました。週の初めに電話し、都合で金曜がよかったので、その週の金曜に予約できれば、と思っていました。予約が取れたのは翌週金曜。電話も午前中にかけて相談担当の方がふさがっていて、午後まで待ったりで、ひきこもりに悩む人が多いことを実感しました。 続いては、相談室で聞かれたことや話したことを覚え書きします。 初めに

          行政のひきこもり相談・体験記

          モラハラ夫は許さない、という決意

          結婚前はそうではなかったが、結婚してからはマイナスのことをプラスに変換する習性がついた。 それは生きるためだった。 夫からのモラハラがあったが、初めは自分が悪いと思い、続いて「私が怒ることを良しとしていなかったから、怒ってもいいと知るために起きたことだ」みたいな解釈をした。 そして、モラハラ夫と別れる選択はなく、夫を上回るぐらいブチ切れて、何年もかかったが、モラハラをなくさせた。モラハラは無事におさまってきているから、結果オーライと言えば言える。でも、モラハラに対するプラ

          モラハラ夫は許さない、という決意

          40代の息子と世話をする70代の母のこと

          タイトルにしたのは、義弟と義母のことです。 私にとって、すんなり受け入れることが難しい二人の関係(?)を知ってしまいました。 40代前半でひきこもり中の義弟がある日、テレビを見ながら隣に座る義母の手をとって触っていたのだそうです。それを目にした義父が夫に伝えて、私の耳にも入ってきました。 私は、ここ2年ほど体調を崩している義弟が元気になる方法はないか、けっこう本気で取り組んでいたところだったのでショックでした。約5年前からのひきこもりになっていることは、今は問題視はしていま

          40代の息子と世話をする70代の母のこと

          モラハラという言葉には、感謝しています

          夫からのモラハラが始まった頃(約18年前)にはモラハラという言葉がありませんでした。途中から「モラルハラスメント」「モラハラ」という言葉が出てきたと思います。 私は、「モラハラ」という言葉を知って、大いに助かりました。今日はそのことについて、書いてみようと思います。 なぜ「モラハラ」という言葉に助けられたかといえば、「自分は悪くないと思えた」からです。 それまでも、私のことを責めたてる夫の言葉のすべてを合っているとは思いませんでした。でも、語気の荒さ、勢いにのまれて「私

          モラハラという言葉には、感謝しています

          逆境は自分次第で乗り越えられる、という教えと親ガチャについての私見

          この記事を読んで、ガッツ石松さんのことが好きになりました。   もともとガッツ石松さんのことは何となく好きだった私。この記事内にも書かれているEテレの番組のチッチ(黄色いウサギ)の声がすごくいい存在感を放っているなと思っていたのですが、ガッツ石松さんという人が本当にすごい方なんだ、とあらためて知ることができました。 最近、親への文句が噴出しそうになっている私にとっては、いい薬になるようなお話です。抜粋してみます。 ガッツ石松さんは“生まれた家が貧しく、ご飯が食べられないほ

          逆境は自分次第で乗り越えられる、という教えと親ガチャについての私見

          モラハラがきっかけで、気づいたこと

          前々回「モラハラ被害者の立場を降りる」と書きました。 最近は自分のnoteを読み、いろいろと気づくことがあります。今日は、自分がモラハラの影響をしっかり受けていそうだということを探るために書いてみたいと思います。 【前々回のnoteを読んで感じたこと】 ・なぜ忙しく働かないといけないと思っているのだろう? ・なぜ、今の自分の楽な暮らし方が許されないと思っているのだろう? 自分のnoteから「私はモラハラに苦しんだことを理由にして、今の楽な働き方を許されたいと思っているの

          モラハラがきっかけで、気づいたこと