何かに依存するということは、満たされていないということ。

薬物依存。

コカイン、ヘロイン、覚せい剤etc

色々と、ありますが、

薬物依存の方の印象って?

どうですか?


一般的な常識だと、

薬物は、一回やったら、

もう我慢ができない。
体が、本能的に反応してしまう。
なくては生きられない。

そんなイメージありませんか?

それが世間一般的に言われている、
薬物依存の印象だと思います。


だから、一回やったら、
もう後戻りできない。

みたいな・・・^_^;


ただ、この常識、
ちょっと違うんですね。


ポルトガルの政策を例に話します。


ポルトガルでは、
薬物は違法ではないんですね。

以前は、違法だったのですが、
薬物使用が後を絶たないため、

薬物の研究者が考えに考えた末に、
思い切った政策に出ました。

それは、
薬物の使用を合法にしよう。
というもの。


以前のポルトガルでは、

1 薬物を使用する。

2 捕まる。

3 依存症のレッテルを貼られる。

4 社会復帰するのが困難。

5 人との繋がりを感じられない。

6 薬物を繰り返す。

という、悪循環でした。


しかし、研究者が注目したのは、

なぜ、薬物をしてしまうのか?

という点でした。

そして、
多くの使用者の調査を行なった結果、
薬物利用者には、共通する点
があることがわかったのです。


それは、

誰もが、人との繋がりを
感じられていないこと。

そもそも、麻薬は、
病院で、麻酔をする際に、
高純度のものを、
体に入れるわけですが、

それによって、
依存症になってしまう
人はいません。


薬物の依存は、
本能的に求めてしまう、
とか
そういう問題ではなくて、
そもそもの、
人との繋がりが感じられないという
原因から、
起こっているものだったのです。


ポルトガルでは、
麻薬を合法化した後、
麻薬撲滅のために
使ってきた費用を
すべて、薬物依存者の社会復帰に
当てることにしました。


その政策のおかげで、
ポルトガルでは、
薬物の依存者を
減少させることに成功しています。

常識では、考えられない、
政策ですが、

常識にとらわれていたのでは、
薬物依存の、
本質にはたどり着けなかった、
のだと思います。


薬物依存、
アルコール依存、

一般的に良くないことのように、
言われています。

でも、本質は、
人との繋がり、自己実現、
等にあった。

必要なのは、
厳罰化ではなく、

教育による価値観の変化

ではないでしょうか?


法律を守るのは、
罰則ではなく。


個人個人が

より良い人生を
より良い時間を

過ごすために

何が重要か?

考えて行動する。

そういう時期に来ているのかなと思う。


ネット依存、
ゲーム依存、
スマホ依存、

何の気なしに、
している依存かもしれません。


でも、それって、
人との繋がりを遮断する、
入口なのかもしれません。

心に満たされない何かを埋めるために、
依存してしまうもの。

違法ではないけれど、
薬物依存と、同じなのかも。


パソコン、スマホ、ゲーム


ネット上でいくら繋がっていても、
本当に支えてくれる人にはなりません。


文明も、
ちょうどいい、距離感で、
使いこなしてこそ、
幸せに暮らすことができるのかなぁ
と、


さあ、帰ったら、
奥さんに、旦那さんに、子供に、
ありがとうって
言って、キスしちゃいましょう。


それは、スマホをいじることよりも、
もっと大事なことかもしれません。


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