Kokoa

シンガポール在住9年目。元銀行員、主婦兼フィットネスジム経営サポート。北海道出身、アメ…

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シンガポール在住9年目。元銀行員、主婦兼フィットネスジム経営サポート。北海道出身、アメリカワシントン、カリフォルニア州留学、日本で2年働いた後、カナダカルガリー就職、日本で4年働き、シンガポール。イタリア人旦那と3歳の娘 ブログ:https://www.kokoasan.com/

最近の記事

【完結】シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑨8年たった今

日系の会社から、シンガポールに本当に住むかわからない人に内定は出せないと言われた私は、じゃあシンガポールに住んだら内定くれるってことよね?とかなりなポジティブ思考で、職がないのに単身でシンガポールに仮住まいをはじめた。 日本人ルームメイトと暮らすお役立ちというサイトで見つけたルームシェア。 日本人女性が1人で住んでいるアパートの1部屋を借りられるということで、事前に連絡をし話はついていた。 なぜかこの物件だけが、家の広さのわりに格安物件。都心からは少し離れているらしいが

    • シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑧職なしでシンガポールに再度渡る

      シンガポールから帰ってきて親に移住を報告何気なく1人で行ったシンガポール旅行で、絶対この国に住みたい、と思い仕事探しをして日本に帰ってきた。 親に早速、シンガポールに住むことにしたよ!仕事はまだ決まってないけど。たぶん大丈夫!と報告すると、両親ともにもちろん驚いたようだけど。 母親はあっけらかんと「また行ける海外が増えて嬉しい。あんたが済んだらすぐ遊びにいくからね。」と言い、父親は笑いながら「わくわくしてる感じ伝わるわ。楽しみだね。」と、あっさりとしたものだった。 今回

      • シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑦シンガポール旅行中に職探し

        転職エージェント シンガポールで仕事を見つけ、絶対にシンガポールに住む!という決断をした私は、とりあえずシンガポールにある日系の転職エージェントを片っ端から当たることにした。 それがどのくらい簡単なことなのか、物価の高いシンガポールで相場の給料はいくらくらいなのか等、考えることは山ほどある。 シンガポールに旅行で来ている間に会って話をしたい、と何社もに電話をし、直接出向いて話を聞いた。 ちょうどそのころ、はじめてだか2回目だか、今まで比較的簡単だったシンガポールでの就

        • シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑥シンガポールに住みたい

          シンガポール観光で初日からすっかりシンガポールのローカル文化になじんだ私。 翌日にやっと、シンガポールの定番観光スポットであるマリーナベイサンズとマーライオンを見に行った。シンガポールの電車は清潔でとてもわかりやすい。英語が話せれば、この国で困ることはないな、などと街を歩いている時に、無意識のうちに考えてしまっている自分がいる。 マリーナベイサンズとマーライオンはそれなりに迫力があり、これがテレビで見るやつね、と思ったけれども、それよりも、そこから見えるそびえたつビル群た

        【完結】シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑨8年たった今

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        • シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑥シンガポールに住みたい

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑤シンガポールでいきなりローカル文化にふれる

          カウチサーフィンという怪しいサイトで宿泊先ゲットAIRASIAで、マレーシアのKLを経由して、はじめてのシンガポールチャンギ空港に降り立った。 東南アジアにしては綺麗だな、という感想しか持たないくらいに、シンガポールに興味のなかった私。 今回は、私がシンガポールに行くきっかけを作ったバックパッカーにアドバスをもらい、カウチサーフィン(Couchsurfing)というウェブサイトで泊るところを確保した。 カウチサーフィンとは、シンガポールで無料で泊まらせてくれる人を

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり⑤シンガポールでいきなりローカル文化にふれる

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり④シンガポールに行ってみようと思ったできごと

          自問自答の日々 すぐに転職できると思って調子に乗っていた私。 現実はそんなに甘くないと知り、そこではじめて自分は何をしたいのか、と自問自答する。 アメリカの大学を出て、アメリカで働きたかったどビザがおりなさそうだとあきらめ、特にこだわりを持たずに東京で働き始めた。 何度か転職はしたが、いつもそれなりに良い条件でのらりくらりと社会をさまよっていた。 自分のスキルも目指す場所も資格も持たずに、外資の金融で働き続けていたけれど、私は一体何がしたいんだっけ。何を楽しいと感じ

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり④シンガポールに行ってみようと思ったできごと

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり③~人生はそんなに甘くない

          31歳独身女子、無職の日々 彼氏はいないがキャリアはある、なんて見栄を張っていた私は、無職になった。 そのころ私は東京で、弟と2人暮らしだった。正確には、私の借りてる家に弟を住まわせていた。 そこそこの貯金はあったが、再就職のあてがないのに会社を辞めたため、もちろん不安は募る。 こんな時、「お金のことは気にせず僕が養うから少し休みなよ。」なんて言ってくれる彼氏や夫がいてくれたら心穏やかでいられるだろうに、私は養われるどころか、身内を養っているというこの皮肉な状況。

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり③~人生はそんなに甘くない

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり②~ブラック企業を2か月で退職

          大きくなっていく違和感 外資銀行から日系IT会社に転職して、初日で違和感を覚えた私だけど、その違和感はどんどんと大きくなっていった。 まず、帰れない。毎日毎日当たり前のようにみんな夜の10時くらいまで働いている、というか会社にいる。 7時くらいに帰ろうとすると(それでも定時はもちろんすぎている)まわりから、白い目でみられること数日。 そして数日後から、定時くらいから仕事を振られることが多くなってきたので、これは明日やります、等と言っていると、とうとう部のおつぼねか

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり②~ブラック企業を2か月で退職

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり①

          外資系企業から日系企業に転職 Once upon a time あれは2014年の頃、私は31歳で、独身。 外資の銀行で4年働き、大きなプロジェクトに終わりが見えた頃、大手での競争社会と成しあがっていくことの難しさから転職活動を始めて、日系のIT会社に転職を決めた。 規模は200名ほどの会社だけど、部内に英語が話せる人がいないので、海外出張に行ける、というのが決め手になり入社。 夢の海外出張~、と私はうきうきだった。海外に住んで仕事はしたいというのは常に思っていたけど、

          シンガポールで現地採用で働くまでの道のり①