【税金基礎知識】
「税金の知識を知っている人と知らない人では貯蓄額に多くて数百万円の差が出る!」
1.「収入」 と 「所得」
・収入(総支給額) = 税金がひかれていない金額、単純な売り上げ
・所得 = 税金を引かれた後の金額
まとめると 「収入-収入に対する控除(経費)=所得」
※控除(会社は経費)= 個人、個人の生活環境の違いで支払う額が分かれる税金。 (例、体が不自由な人、妊婦さん等)
しかし、上記で計算した所得にも控除があります。。。
2.「所得」 と 「課税所得」
【所得-所得に対する控除=課税所得】
そして、ここで計算した「課税所得」に金額に対して「所得税率」をかけ
そこから「控除額」を引くと「所得税額」が算出される。
例.収入300万円のサラリーマン場合
・収入=300万円
・所得=300万円ー所得控除(収入300万×30%+8万)
※給与所得控除は国税庁のHPで確認できます。
・課税所得= 300万円 - 98万円 = 202万円
・所得税額=202万円×税率 - 所得控除
「所得控除」という言葉は皆さん、一度は聞かれた事があると思いますが
では、「所得税」とは一体何なのか、「控除」とは何が違うのかを説明します。
3.「所得税」 と 「所得控除」
所得税は文字通り所得にかかる税金のことですが、所得税は以下の計算式で算出できます。
例、課税所得が202万円だったサラリーマンの場合
202万円の場合、所得税率は10%、所得控除なので
(2,020,000×0.1)- 97500 =104,500円 → 所得税
さらに都道府県の住民税(課税所得×4%)、市町村税(課税所得×6%)かかるので 2,020,000×(0.04+0.06)=200,000円 → 住民税
※所得税と住民税は算出できたので、あとは住宅ローン控除やふるさと納税などの税額控除を差し引きます。 ← 所得控除とは別のものです。
【所得税=課税所得に所得税率をかけ、控除を差し引いたもの】
【控除=課税所得の割合によって決められているもの】
4.社会保障
病気、ケガ、失業、老後の生活などに備え、国民の生活を保障する目的で設けられた公的な保険。
社会保険とは、.医療保険(健康保険)、年金保険、.介護保険、雇用保険、労災保険の5つを指し、狭い意味では前者3つを指します。また、雇用保険と労災保険を合わせて「労働保険」とも呼びます。
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