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早く死ねって言われた。。現代詩。

早く死ねって言われた。

なんとなく

わかってた。

早く死ねって言われた。

なんとなく

わかってた。

わかってるから。

なんとなく

安堵した可能だった。

好きだった先生に

社会人になって

嫌いだったと言われた

ことを

思い出す。

なんとなく。

わかってた。

生きることを

感じてた。

なんとなく

わかってた。

生きることを知ってた。


取り分を

ぶんどりながら

支離滅裂な

相槌をうって

改行のない

理を

自分自身で

律するのかな。

相まみえた

桃園卿

私だけに

わかってる

みんなにも

幸を。


死ねばいいという。

死ねばいいという。

なにをもって

そういうのか。

あなたは

悲しい人

あなたは

哀しい人


あなたは

あなたで

あなたしかない。


わかってるから。

なんとなく

あなたを

叩いた。

わたしが

生きるため。





早く死ねって言われた。

なんとなく

わかってた。

早く死ねって言われた。

なんとなく

わかってた。

わかってるから。

なんとなく

安堵した可能だった。

好きだった先生に

社会人になって

嫌いだったと言われた

ことを

思い出す。

なんとなく。

わかってた。

生きることを

感じてた。

なんとなく

わかってた。

生きることを知ってた。


だから

あなたを

愛した。



だから

まわりを

愛した。

わたしは

わたしを

知っているから。


だから

だから

周りを愛して

周りをつくり

周りから愛された。

愛されたいから。


愛されたいから。


早く死ねって言われた。

なんとなく

わかってた。

早く死ねって言われた。

なんとなく

わかってた。

わかってるから。

なんとなく

安堵した可能だった。

好きだった先生に

社会人になって

嫌いだったと言われた

ことを

思い出す。

なんとなく。

わかってた。

生きることを

感じてた。

なんとなく

わかってた。

生きることを知ってた。


だから

ぼくは

ぼくを

あいして

あなたを

愛して

みんなを

愛した。


愛してほしいから。

愛してほしいから。

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