記事一覧
息子には何を望みますか?
令和6年9月27日(金) 曇り時々雨晴れ 最高気温31.5℃
「虎に翼」の最終回をのぞみ車内で爆泣き視聴。ごめんよ、隣のおじさん。
自分の意志で飛び込んだ地獄に「最高!です!」と言い切れる寅ちゃんの生き様も、優しく見守ってきたはるさんの眼差しも、どちらも眩しい。
活力や癒しもくれたけど、何より自浄能力を強化してくれるドラマでした。
半年かけて強化されたこの心身で、現実社会を生きていこう。寅翼
ムツムツムツムツムツムツ
令和6年9月17日(火) 曇り時晴れ 最高気温33.4℃
恫喝される。
声は大きいが、論理が破綻しているため、心への負担は少なめ。
伝えたいことって熱量があれば届くと思ってたけど、熱量と論理、両輪が揃っていないと相手の心に届かないんだな。(これ、上半期1番の気づきです)
令和6年9月18日(水) 晴れ後大雨 最高気温35.1℃
また恫喝される。
この人は論理が通っており、信念も感じられる
某知事、今すぐこれを見なさい
令和6年9月8日(日) 快晴 最高気温33.6℃
PM14:00 出版クラブ
日本ペンクラブ女性作家委員会企画の「日本の性暴力・ハラスメントを考える」に参加。
人権派弁護士さんが国内人権機関の設立の必要性について語り、女性作家のみなさん(桐野夏生さん、山内マリコさん、柚木麻子さんら錚々たるメンツ)がそれぞれ女性であるが故に直面してきた不当な扱いについて語り、会の締め括りとして、性暴力反対のステイ
恋愛って性欲じゃないかって、実は内心思っていて
令和6年9月1日(日) 雨 最高気温33.6℃
PM14:00 青山ブックセンター
川上弘美×小池真理子トークイベント「女性作家であること ~エッセイと小説のあわい~」にやってきた。
父のトイレ本であった芥川賞受賞作『蛇を踏む』を読んでから、自由に感じたり、遊んだり、学ぶことの出来る奥行きのある文章の世界観にハマり、はや25年。
はじめて肉眼で捉えた生身の川上さんは、ジーンズとジャケットを無
おしっこをかけられると、生温い情愛が染み出してきた
令和6年8月20日(月) 雨のち晴 最高気温34.7℃
ますます虎翼の轟に夢中である。
仲野太賀演じる優三さんも心から愛しているが(多摩川のほとりを見るだけで泣けてくる)、轟は何というか私の心に存在している。
轟が同性愛者だからということではなく、同性愛者の轟が、葛藤しつつも自分も他人も丸ごと受け止め、人生を豊かにしていく姿がたまらなく格好良いんである。
今日の放送で、轟は「じいさんになって人
古いサンダル、履いてはいなかったけれど
令和6年8月12日(月)祝日 快晴 最高気温35.5℃
PM14:00 すみだトリフォニーホール
演奏が始まる前の、息を潜める瞬間。
漠として包まれる音塊の中で、じっと立ちすくむ感覚。
オーケストラの醍醐味は、非日常の緊張感の中で音をビャンビャンに浴びることだと思う。
淡路島に佐渡裕さんが来た時、施設の子らを連れて聴きに行ったのが、最後だったかな。
子どもらがほぼ全員寝てしまい、関係者に見られな
私はいつだってお前の話が聞きたいんだよ
令和6年8月7日(水) 晴れ時々豪雨 最高気温34.5℃
フワちゃん炎上中。
誹謗中傷文化は昔の方が酷かった気がするけど、「私の見えてる社会は、私の見たい社会」でしかないと最近強く思うので、実際のとこは、わっかんねぇ。
令和6年8月9日(金) 快晴 最高気温35.1℃
PM20:00 twilight
6月に刊行されたphaさんの著書「パーティが終わって、中年が始まる」のトークイベントに滑り
カツアゲした善意の総量を思うと、気が遠くなる
令和6年8月1日(木) 快晴 最高気温33.8℃
何の弾みか、おばあちゃんとの面接が3人連続で続いた。
人定をし、軽く経緯を確認した後、本丸に話題をスライド。
「僅かな責任と自発的な善意に基づいて、あなたに何が出来ますか?」という問いかけ。
ヤクザだなぁ。
この仕事に就いて、私がおばあちゃん(時々おじいちゃん)にカツアゲした善意の総量を思うと、気が遠くなる。
もう何ならカルマにして、来世の私に背
救急車って呼んでも良いんだ
予備校の夏期講習に行く道中、呼吸がし辛く、梅田駅前のコンコースにしゃがみ込んだ。
自分の体に何が起きているのか分からず、でも、肺が正常に機能していないということだけは確かだった。
魚のように口をパクパクさせつつ、うっすら「死ぬかも」と思った。
死に至る恐怖よりも、身体を支配したのは悲しみだった。
原因も分からずに死んでいくのか、俺は。
「息ができん。死ぬかも」という主旨のEメールを方方に送った。
まぶたの裏に見たのは、肩で息をしているCoccoだった
小竹向原駅に向かって歩いている途中、その後の仕事のキャンセルの連絡が入った。
職場に戻れば、やらなくてはいけないことは山のようにある。
でも、足が止まった。
私の仕事は、困ってる人と手を繋いで、一緒に歩いていくこと。
人生は山あり谷ありだが、この頃、坂を登れず、谷に滑り落ちてしまう人が続出していた。
慌てて手を取りに行くけど、その手を振り払われたり、「え、ヒール履いてんじゃん(何故もっと早く気づ
遠くから飛んできたハンマーが眉間に直撃したような思いです
転校生のEくんは、アトピー性皮膚炎を患っていた。
塗布薬の独特の匂いが漂い、がりがり身体を掻き毟るため、彼のブレザーには剥がれ落ちた皮膚が白く降りかかっていた。
未成熟な中学生たちは優越感を満たす要素を勝手に見出だし、彼のことを見下していた。
彼に対する明らかな暴言暴力はなかったと記憶しているが、常に「気持ち悪い」「近寄りたくない」という侮蔑が向けられていた。
私も、彼のことを見下していた。
彼
わたしが誰かわからない
母は近かった。おいしいご飯と愛情で、心と体を満たしてくれた。私は肥満児だった。
父は遠かった。8歳の私は交換日記をしようと父に提案し、自ら近づこうとしたが、遠いままだった。
10歳の頃、父母の関係が悪化。夜に怒鳴り合う声を聞くのが本当に嫌で、1人でよく泣いていた。
泣いていることを、父母には絶対に知られてはいけないと思った。
程なくして、父が家を出た。
鎹(かすがい)になれない自分に、子としての