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昭和時代の国産量産型コントラバスについて

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昭和時代の国産量産楽器は楽器を弾く数えきれない多くの人々がお世話になってきたものです。ビギナーや学生が触れる事の多かった国産楽器のエントリーモデルは昭和時代の音楽文化の下支えであ…
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2024年5月の記事一覧

《Cremona No.25》資料[4A-7]

Cremona No.25 資料[4A-7] 低価格帯の量産コントラバスの中で単板を使用されている製品のほ…

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《Chaki E-12》資料[4A-9]

Chaki  E-12 資料[4A-9] チャキのEシリーズは古いE-2からバイオリンシェイプを中古で多く見…

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《Suzuki No.91(1968)》資料[4A-4]

Suzuki No.91(1968)資料[4A-4] 表板のみ単板のNo.91(1968年製)。前述の1966年製[資料4-3]…

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《Suzuki No.91 (1966) 》資料[4A-3]

Suzuki No.91 (1966) 資料[4A-3] スズキのNo.91は1954年製、1966年製、1968年製の3例を扱う…

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《Suzuki No.80(1959)》資料[4A-1]

Suzuki No.80(1959)資料[4A-1] 表板のみ単板のNo.80(1959年製)。日本規準の3/4(世界規準の1/…

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《Cremona No.10(top solid wood)》資料[4A-6]

Cremona No.10(top solid wood)資料[4A-6] クレモナのNo.10。前述のオール合板製[資料1-10…

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《Cremona No.10 (laminated)》資料[1-10]

Cremona No.10資料[1-10] クレモナのボディシェイプにはいくつかパターンがあり、この個体はNo.30、No.40などにも見られる撫で肩のタイプだ。スズキの撫で肩よりもさらにスマートな感じでとても弾きやすい。重量はとても軽く、粗悪な材でつくられたペラペラな楽器の印象だ。ナットは初期の頃に見られるような荒削りなものではないが、全体的にまだ洗練されてない古いクレモナ低価格帯の軽薄感が漂う。 音は合板の無駄な箱鳴りを押さえたマットで落ち着きのあるクレモナのサウンドだが

《Coin No.330》資料[1-4]

Coin No.330資料[1-4] この個体は今回のコインの資料のなかで外観が最も醜く、そして最も音…

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《Chaki B-1》資料[1-12]

Chaki B-1 資料[1-12] 虎杢のネックは60年代チャキに多くみられる。形状や大きさは[資料2-3…

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《Chaki D-3》資料[2-5]

Chaki D-3 資料[2-5] ラベルのスタンプ部分が消えてしまっていて製作年はわからないが、ラベ…

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