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売上が3倍になると仕組みをゼロベースで考えないといけない?

売上が3倍になったら、仕組みをゼロベースで考えないといけない。

このことを仰っていたのが、ユニクロの社長、柳井さんです。
例えば飲食店で200万売っていたお店が、600万以上売るようになったら、ガラッと体制を考えないといけないということ。

単純に売上に耐えれないということが1つあると思います。
なんとかマンパワーで、人手を頼りにしていた部分があったとします。
飲食店でアルバイトのシフト作成時に、希望の日をもらう時にLINEで日程をもらったり。

まだこの売上だから、と人力でやっていた部分が時間という差し迫る波に押しつぶされて、
ただ、このシフトは作らないといけないから、他の部分にしわ寄せが行って、軋みが出てくる。

例えば2店舗目をやる時もここの壁があるのかと思います。
オーナーさん、自分自身が見切れないので、その仕組みをどうするか。など。

この仕組みというものを考えるのにあたって、今の自分のお店の進捗度?ポジションがどこにあるのかということが大事になります。

①仕組みを作った直後
 本当にこれで回るのかチェックしながら日々改善。

②ある程度整った
 ⅰもっと効率よくできないか
 ⅱ次のステップ=売上3倍になった時に耐えうるか

③売上が上がってきた
 仕組みを考え直す

ざっくりこういう順序なのかなと思います。
そもそも売上を上げることに苦労していますが、もう一つはこの仕組みの構築を向き合わないといけないということです。

ここが拡大できる人と止まってしまう人の大きな隔たりなのかなと思います。

拡大できる人は
⒈売上を上げられる
⒉人がついてくる
⒊仕組みを再構築できる

この3つがあるのかなって。

こういう話があります。
キャッシュレスの日本と世界の進み具合。

日本は偽札防止技術が高くて、現金でも信頼があった。
お店で現金を受け取って、これ本物かな?なんてあんまり気にしないかと思います。

一方で、世界では偽札を簡単に作れてしまう。
店舗からするとクレジットの方が信頼ができるのです。
そうすると、キャッシュレス化の波が来る。

この対比から日本は、世界に比べるとキャッシュレス化が遅くなってしまうと。
決してキャッシュレス化がいいと言っている訳ではありませんが、潮流として完全に独自の世界に突き進む可能性があると言うことです。

一回作り上げた仕組みは良ければ良いほど、長く耐えることができる。
その反面、周りより置いてけぼりになることを含んでいるということ。

それを意識してか、およそ売上が3倍になった時は見直していかないといけないのかとおもいます。

ちなみに文化とか、芸術とか、そういったものや、もしくはこれから全てに言えるかもしれませんが、「完全に独自の世界に突き進む」というのはかなり大事かもしれませんね。

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