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物語のかみさま

今年は大きな1年だったと思う。
相変わらず悪夢をみることもあるし、大変なことも多い。
 
ただ、ひとつわかったことがある。
ぼくの場合は、「迷ったら積極的な方を選ぶ」。
今年いい結果が生まれたことのはじまりは、いつも積極的な選択だった。
もちろんうまくいかないこともあったけれど、いつかその失敗が次の何かにつながればいいと思う。
 
そばかすがかわいい女の子がいる。
「Girl, I like your face.(橋本愛に似てるって、言われませんか?)」
橋本愛には恋人がいたけれど、すてきな女の子がちょっと近くにいる、それだけでぼくは日々がうれしかった。
 
 
音楽、漫画、映画、ともだち、女の子、
ぼくはきっと、こういうものが持っている物語が好きだ。
 
すごいな!!という話がひとつ。
ぼくはこの夏、映画「ピンポン」にハマった。爆裂に影響を受けたから、それからぼくは「一等賞」を強く意識している。
そんな映画のいちばんすきなシーンは、「もう一度」と決意して自分で自分の髪を切るところ。スーパーカーの「Baby Once More」が流れる。
 
その前のシーンで、聴こえる音楽。
なんと、職場の先輩がドラムを叩いている。ぼくは驚いた。あまりにも、タイムリー。
先日ライブに誘っていただき、その曲を聴きながら泣きそうだった。
Sugar Plantの、「rise」。
他のどの音楽でもいけなかった。月にタッチすることを決意する前に流れるあの曲じゃないと、ダメだった。
なんでそこまでピンポイントに物語が進んでいくのか、通っていた大学の裏のクラブで、感動で、涙が出てきた。
 
「rise」の次は「Baby Once More」。
ぼくがやることは、もう決まった。
 
 
物語のかみさま。
かけがえのない物語をありがとうございます。
これからも物語を愛します。
そしていつか、雲をつかみたい。


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