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有効求人倍率約0.3倍の事務職が、手っ取り早くITスキルを持ち、勝ち逃げできる「ノーコード」

■ 有効求人倍率が0.3倍の事務の悩み

⚪事務(総務、企画、人事)の社会のニーズの少なさ

30年前、20年前、10年前は、当然のように、総合職や行政職、事務職が、会社や組織を動かしていたと思います。
当然、多くの人が、その道を選んだと思います。

⚪いまや、「組織の外にでたら、転職先がない」というジレンマに。

はいった会社でしっくり来ている場合は問題はありませんが、そんな幸せな人はとても少ないと思います。
多くの事務職が、「組織の外にでたら、転職先がない」というジレンマを抱えているのではないでしょうか。

パワハラがあっても、評価がなくても、苦しい毎日でも、耐えるしかない。
「いつか、誰かが見ていてくれる」と思っても、情報量の多い現代で、誰も見ていないと思えることの繰り返し……。
見て見ぬふりの多い組織ほど、人を見守る人はいないように思います。

ジョブチェンジや勉強の機会はたくさんあるけど、なかなか、トライするには、びびってしまうなあ、と思います。(職業訓練などは役立つと思いますが)

あるとき、他人をいじめながらの席の奪い合いを知って、心がしめつけられた瞬間がありました。

「あ、組織も機能不全になるんだな」
と、思い、何か、できることはあるだろうか?と考えるようになりました。

⚪自分のまわりの「機能不全の組織」

・20年前の方法で行う事務を、上役の言われたとおりに作業する若手が増える。
・20年後の自分が見えない。上役が保証するわけではない。
・仕事の喜び、仲間のいる喜びに出会いにくい。

そんなときに、ノーコードを知りました。

■事務職に、ノーコードが便利な理由

⚪「転記」と「情報共有」の負担が大幅に削減

例えば、事務職の仕事で多い「名簿作成」「文章修正」「差し込み印刷」「個別メールの一括送信」「決裁」「入力フォーム」「ウェブページの更新」における転記の負担情報共有の負担が大幅に削減されます。

⚪会社にメリットを還元しやすい

たいていのノーコードツールは定額で、システムを増えたら課金するというケースは稀です。
本格的なプログラミングスキルに比べると、事務職の仕事に適していて、勉強して実用までが早いです。
体験版は無料お試しを使いまくれました。

取り引きに有用なので、学んだことで、会社にもメリットを提供できます。

業者に発注するシステムと異なり、改修費用が皆無という点もあり、いつかは、経営者も、メリットを理解してくれると思います。

例えば、今、ノーコード教育に力をいれる企業としては、東京海上や応用地質、パソナ、百五銀行などがニュースになっています。


■ 最初に知っておく「ノーコード界隈のあれこれ」

私の場合は、キントーンと、トヨクモのプリントクリエイター、フォームブリッジ、Kviwer、Kmailerを活用しました。なので、それらを例にさせていただきます。

⚪事務の改善案は、「自分のなか」に、答えがある

トヨクモ関係のツールもいいですが、YOOMやレポトンなど、類似機能で別ツールも侮れない感じで便利です。

まず、機能をなんとなく、把握することが必要です。

ちなみに、連携して使える拡張機能のプラグインの種類も多く、とても楽しいです。


■ 転記が不要になり、ミスが減る「事務」の例 5つ

1 様式にあわせて、申請書などを提出してもらうとき

プリントクリエイターやレポトンがメジャーのようです。

2 名簿やリスト作成するとき

グーグルフォームのイメージです。


3 相手に合わせた「個別メール」を送る時


4 ウェブ上での情報開示で、ウェブページを作るのが大変でPDF添付するとき


5 Excel、ワード、サイト、メールなど、工程ごとに、何度も更新やチェックが必要なとき


「自分でも、業務システムができた」と言える状況になってきたと思います。
事務職が初めて挑戦しても、1~5の機能は、5日~10日で完成すると思います。

意外にも、ITの営業さんたちが、
「え? システムくめるの?」と驚いてました。求人の提案があり、選択肢あるんだ、と安堵したことがあります。

■ 壁は、ITのスキルではなかった

かなり簡単でも、いざ、「やりますよ!」と言うのは、10人いても1人いるかどうか。

100万円から300万円かけて業務システムを発注したり、
20年前と同じ方法で、いまや、1時間で済む仕事に1週間かけたり……。

IT企業の方たちが言っていたのは、
「DX化は、人間関係がよくないと、うまくいきません」

経営者や幹部、管理職が、「のり気」でも、誰か一人でも、NOならNOのままだと感じます。「会話ができる人間関係」をつくることがどれだけ大切か…と思っています。

それでも、会社とお客様、仕事を知っている人こそ、最高のシステムが作れると思います。

⚪私のきっかけ

私がノーコードに取り組みたいと思ったのは、自分が事務がメインの組織で働いていたからでした。

まわりの人を見ていたら、「いつか、なくなる仕事に就いて、年を重ねるデメリット」を思うと、個人の希望がないところに、信頼関係も、協力も、生まれるわけないか……と切なくなったことがきっかけです。
「なにか、活路はないのかな?」と思って、4年前、トヨクモのツールをみつけたとき、「ノーコードの勉強は、自分にとっても、組織にとっても、力になるはずだ」と、とても、嬉しい気持ちになりました。

これからも、その気持ちで、つづっていくつもりです。
ご愛顧、よろしくお願いいたします。

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