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ソムリエ サービス実技試験で求められる最も重要なこと
最後の関門
長きに渡る戦いもついに最後の関門。ソムリエ三次試験・サービス実技の審査の日が目の前に迫ってまいりました。
ソムリエ試験対策のクラスを担当し始めて16年目。自身が受験した2002年から振り替えると、「ソムリエ」という存在として、求められる知識の幅や深さはより広がり、仕事のスタイルや活躍の場は年々多様化し、変化してきました。
インターネットの普及により、情報の速度と量、伝わり方、
2024年度 ソムリエ二次テイスティング試験を振り返って
はじめに
2024年度のソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMAの二次試験も終わり、いよいよ合格発表を待つのみとなりました。
先日、ワインエキスパート二次試験を振り返り、私なりの考察をnoteに執筆させていただきましたが、今回はソムリエの二次試験の内容について振り返りをしてみたいと思います。*田邉作成ホワイトボードも特別に公開
まだ合格発表の前であり、あくまでも現時点での
ソムリエ・ワインエキスパート二次試験合格に向けて最後に確認しておきたいこと
テイスティング試験で求められていること
過去の出題傾向に執着しすぎて試験を意識したマークシート上でのテクニックだけを習得しようとすると、本番当日に想定外のことが出題された場合(昨年の語群シートにはなかった用語が選択肢にあったり、経験したことのないワインが出題されたり等)、動揺して結果に結びつきにくくなってしまいます。
マークシート式なのは、あくまでも多くの受験者に対応するための形式であり、マ
2023年度 合格率17.7% ソムリエ試験に合格するために意識したいこと
はじめに
今年もソムリエ・ワインエキスパートの二次、そして三次試験が近づいてまいりました。
昨年度のソムリエ試験の合格率が発表された時、周りの空気が一瞬止まったのを記憶しています。
ソムリエの三次試験までクリアした方の最終合格率は、歴代でも最も低いと思われる17.7%。受験者3,224名に対して、ソムリエのバッヂを手にすることができた人は、わずか570名でした。さらに、再チャレンジの方を含
ソムリエ・ワインエキスパート テイスティング試験に向けて知っておきたいこと
はじめに
2024年度のソムリエ・ワインエキスパートの一次試験も佳境を迎え、早い方ですと既に二次試験の対策講座へ通い始める方も増えてまいりました。
私自身は、2002年にワインエキスパート、2003年にソムリエの資格を取得し、現役を続け、ワインスクールの講師としても16年目となりました。
これまでに経験してきたことを元に、今回はテイスティング試験に臨むにあたって知っておきたいことをまとめま
ワインの開け方 重要ポイントの徹底解説
はじめに
今回はこれまでで一番よく聞かれてきたと言っても過言ではない、ワインの開け方について、画像をご覧いただきながら、開ける際のそれぞれのアクションにおける重要ポイントについて詳しく解説したいと思います。
これまでのやり方でなかなかうまくいかなかった方はぜひ参考にしてみてください。
キャップシールのスムーズな取り方
これまで約20年間、ワインのサービス・抜栓の方法をお伝えしてきた中で、コ
2024年 ソムリエ・ワインエキスパート試験に挑戦する前に知っておきたいこと
はじめに
いよいよ今年も、ソムリエ・ワインエキスパート資格試験に向けての実戦講座が開講します。
個人としてクラスをもつのは16年目。現役のソムリエを続けてきて22年目となりますので、資格取得に向けて何が必要なのかも充分に理解していると自分しています。
私自身は、神戸のフレンチレストランに勤務していた2002年にワインエキスパート試験に合格し、その翌年の2003年にソムリエ資格を取得。
そ
2022年 ソムリエ・ワインエキスパート試験を終えて
はじめに
先日、ソムリエ三次試験の合格発表があり、多くの受講生から合格の報告をいただきました。
三次試験は「論述」と「サービス実技」。論述では時事的な問題等の知識も含めて、簡潔な説明ができる能力が求められ、サービス実技では実際にワインを抜栓し、デカンタージュをしてグラスにサーヴをする時の振る舞いや雰囲気、言葉使い、技術、そして身だしなみまで、わずか7分間で審査されます。
これらを全てクリアして
ワインエキスパート二次テイスティング試験を振り返って
はじめに
2022年度のソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMAの二次試験も終幕を迎え、昨日は緊張の合格発表日。
多くの方からメッセージをいただき、私もここまでの道のりを振り返り、いろいろな想いが込み上げてきました。
先日、二次試験を終えて思ったこと、そしてソムリエの二次テイスティング試験について、noteに執筆致しましたが、その後にご要望をいただいていましたワインエキスパートの
ソムリエ二次テイスティング試験を振り返って
はじめに
2022年度のソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMAの二次試験も終わり、いよいよ合格発表を待つのみとなりました。
先日、二次試験を終えて思ったことを、noteに執筆させていただきましたが、今回はより具体的に、ソムリエ試験に出題された内容についての振り返りをしてみたいと思います。
まだ正解模範コメントの発表前であり、あくまでも現在の時点での私の個人的考察ではありますが
ソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMA 二次試験を終えて
はじめに
先日、2022年度のソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMAの二次試験が終わりました。
ワインスクールの受験クラスは2009年から担当をしていますので、今年で講師としては14度目のチャレンジ。
ブラインドテイスティング思考法
はじめに
今日は久しぶりにワインのテイスティングについてのお話。
以前、ブラインドテイスティングをする際に気をつけたい5つのことをテーマにして、noteで記事にしました。
それから時が経ち、以前執筆した記事の内容を元に大幅にリニューアルした内容で、今の考え方をお話ししたいと思います。
ブラインドテイスティングは、あくまでも実践しながら磨いていくものなので、理論だけを覚えればいいというわけでは
ソムリエ サービス実技のワイン「シャトータサン」のテイスティング。三次試験で求められること。
はじめに 長きに渡る戦いもついに終結。
今年もソムリエ三次試験が終わりました。
ソムリエ試験対策のクラスを担当し始めて13回目の年が終わり、自身が受験した2,000年代の前半から振り替えると、求められるものは次第に変化してきたのは間違いありませんが、やはり根本的なことは変わることはありません。
特に「ソムリエ」という存在において、求められる知識の幅や、仕事のスタイルは多様化してきたとは言え、