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痩せる以上に、習慣を変えることが大事

ども、イシちゃんです。子供って何かにハマると延々とそれだけに染まる時期ってありますよね。で、コロコロと変わる…

我が家の3男はちょっと前まではプラレール、トーマスだったんですけど、最近はもっぱら、ウルトラマンです。そして、歌うのはなぜか昭和のウルトラマンシリーズ…ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、タロウ、レオ、80、この辺りの主題歌が好きみたいで、毎日どれかを歌い続けています(笑)

それに付き合って、過去作から今のテレビシリーズまで一緒に見るんですけど、昭和のウルトラマンって歌も、話もシンプルだから、スッと入りやすいんでしょうね。

で、本題です。ダイエットって

始められない
続かない
リバウンド

って3大難関があると思うんです。「始められない」から抜け出すマインドセットは前回までにお伝えしたわけですが、

続かないのはなぜか

ということについて今回はお伝えしていきます。これは、結論から言うと、2つの「マズい」が絡んでいます。

現状認識がマズい
設定がマズい

まず、現状認識がマズいというのは、前回までの話と重複しますが、

現在地を理解しないで、目的地にどうやって行くのか?

というそもそもの問題です。例えば、あなたが日本に住んでいてアメリカに行きたいと思えば、船で行くか、飛行機で行くかと考えるはずです。それは、「日本にいるから、陸路ではいけない」ということを理解しているからです。

つまり、

現在の自分はどんな状況か適切に理解する

ということです。

しかし、「適切に」ということは、「船か飛行機か」レベルではまだ足りません。僕は福岡に住んでいますが、福岡市内なのか、北九州なのか、太宰府なのか、久留米なのかでは、港や空港までのアクセスが違うからです。

ダイエットの必要性を感じるということは、

今のままでは良くない

と感じているからです。それが、食生活にあるのか、運動不足にあるのか、睡眠不足からなのか、ストレス過多な環境が影響しているのか、人それぞれ違います。あるいは、そのどれもが当てはまる場合も少なくないでしょう。

なんとなく、「カロリーを減らす」とか、「運動不足だから運動しよう」とかそういうことを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、それは、「日本にいるから、船か飛行機でアメリカに行こう」くらい漠然としたものと同じなんですね。そうではなくて、「日本のどこにいるか」「行ける状況は整っているか」まで考えないとトラブルに遭遇しやすいわけです。

この例えで言うなら、予算や、日程なども考えてから計画立てますよね?ダイエットもそれと同じなんです。

なので、ダイエットを続けるには、まず、

自分の習慣を適切に理解する

ということが欠かせません。習慣とは、無意識の行動です。右利きの人が無意識に右手で文字を書いたり、箸を使ったりするレベルの事も含めて習慣です。

意外かもしれませんが、ダイエットでは、お肉を食べても良いし、お菓子だって食べても悪くないんです。何を、いつ、どのように、どのくらい食べるかで変わるので、それを理解する必要があるという事です。

ダイエットの本質は、

自分の習慣を変える事

です。無自覚な行動にこそ、正すべき習慣があるものです。自分の習慣を疑わないことには、気づきを得る事すらありません。

ここを間違えて、現状を適切に認識しないと、自ずと「設定」もマズくなります。

例えば、ダイエットにつきものなのが運動ですが、多くの人がこの運動で挫折してしまうのは、

ダイエットするぞ!⇒運動しなきゃ⇒有酸素or無酸素(筋トレ)

という思考です。

これが大間違い

なぜなら、そもそもダイエットの必要性を感じるということは、既に運動不足なわけです。運動習慣が無いわけです。

習慣にない事をするというのは、それだけでストレスが伴います。試しに、利き手の反対の手で何かしら書いてみてください。
習慣になっていないのですから、うまく書けるはずもありません。書き方から混乱すると思います。

文字を書くだけでそんな有様です。運動習慣が無い人が運動を習慣にするというのは、それと同じなんです。だから続かない。

運動不足の人が運動を始め、続けていくには、有酸素運動か、無酸素運動かというレベルですらないということです。

体を意識的に動かすことに慣れていく

寝起きにちょっと足をブラブラさせてから起きるとか、背伸びをこまめにするとか、そのくらいのレベルです。

そんなレベル?と思うかもしれませんが、それを認めることから始めないと、けがをします。

運よくケガも無く、久しぶりの運動に気持ちよさを感じたとしても、それは久しぶりだからです。やがて続かなくなるのは、久しぶり感が薄れてきたころに、やってくる「辛さ」なんです。この辛さの本質は、運動の強度によるものではなく、「急激な習慣の変化」と「現状認識の甘さからくる設定ミス」です。

そもそも、運動習慣が無い生活から、運動を始めるわけですから、有酸素運動や無酸素運動に対して、心と体の準備がまだ十分に整っていないわけです。

急激な変化ほど、大きなストレスが伴います。しかし、緩やかな変化であれば、そのストレスもより小さく抑える事が可能です。

じゃあ、どうするか?

まずは、じっくり時間と期間をかけて、

正しい呼吸をする
ストレッチをする

ここから始めることです。「正しい呼吸」に関しては、以前書いた記事があるので、後程こちらをご覧ください。

それを見て頂き、実践して頂くと分かるのですが、これがまた地味に効く。
たかが呼吸と思うでしょうが、運動不足な人ほど正しくできれば、筋肉痛になります。呼吸ですら筋肉痛になるんです。にもかかわらず、腹筋などの筋トレをするというのは、準備運動も無しにスポーツをするのと同じレベルなんです。

と同時に、ストレッチがなぜ良いのかというと、ウォーキングやランニングを選ぶにしても、筋トレをするにしても、柔らかい筋肉が土台となるからです。運動のパフォーマンスというのは、脱力から緊張のふり幅で決まるからです。

ということは、何をするにしても、柔らかい筋肉という土台ができていなければ、その効果も十分に得られないということです。

加えて、ストレッチをすることで心に「これから運動習慣のある生活にしていきますよ~」と伝えることができます。続ける上で一番先に整えないといけないのは心だからです。

呼吸とストレッチという最もレベルの低い運動から始めることで、徐々にカラダとココロがついてくるようになります。もしかしたら、「なんか、もっとやりたいな」と思うこともあるかもしれません。

しかし、焦りは禁物!

まずは、最低でも1カ月はこの2つをしっかりと心と体に覚えさせていきましょう。すると、この「2つをしない日」が出てきた時に、違和感が出てきます。

「何か、調子悪いな…」

こう感じることができると、

最低限この2つだけはやっておこう

と思えるようになってきます。そう感じる段階になって、少しだけハードルを上げたら良いです。ハードなトレーニングやウォーキングレベルではないにせよ、「最低限の運動」の習慣に変わってきているからです。

これが重要なんです。

筋トレや、ウォーキング、ランニングなどから始めると、「今日は乗り気じゃない」とやらなかった日が出てくると雪崩のように元の運動をしない生活に戻りやすくなるからです。

しかし、じっくりと正しい呼吸と、ストレッチだけの習慣さえ体に覚えさせてしまえば、「最低限の運動」は続くわけです。これなら、寝る前や朝起きた時にでもできますから、「やらない日」を限りなく減らすことができます。

最後に、

多くの人が陥る最大の設定ミス

について書いておきます。多くの人は、ダイエットをする際に

いつまでに
〇㎏やせる

という目標を設定すると思います。

これが、最大の設定ミス

なぜなら、ダイエットとは期間限定のイベントではないからです。痩せたら終わりでもありません。くどいようですが、

ダイエット=習慣を変える事

なわけです。習慣を変えるということは、新しい習慣で生きていくということです。

つまり、

人生の終わりがくるまで続くのがダイエット

ということです。なので、人生の通過点の1つとして目標を決める事は良いのですが、「習慣を変える」ことが目的のダイエットにおいて、「痩せる」ことが目的にすり替わってしまうと、達成した喜びに気が抜けあっという間に元の習慣に戻りやすいです。これがリバウンドにつながるわけです。

そうではなくて、自分の古い習慣、悪い習慣を【断ち切り】新しく、適切で健全な習慣に変える事がダイエットなので、「いつまでに、〇㎏」を【ゴール】としない方が良いのです。

僕の場合、3年で10㎏増えたので、同じ3年で10㎏戻すくらいで考えています。が、既に呼吸とストレッチ程度の軽いものだけで、2㎏落ちました。

しばらくは、このー2㎏をキープしつつ体をしっかり整えていこうと思います。

この時期の2㎏は、何やっても簡単に落ちるので、これに一喜一憂するよりも、しっかりと元の運動習慣のある生活に戻していきます。

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