広報PR部 吉主任

広報経験18年の40歳。メーカー広告部課長勤務。(公社)日本PR協会認定PRプランナー…

広報PR部 吉主任

広報経験18年の40歳。メーカー広告部課長勤務。(公社)日本PR協会認定PRプランナー。大手PR会社→上場企業広報部→現任。広告費をかけずに、テレビや雑誌で、あなたの副業や事業がテレビで紹介される役立つノウハウをお伝えします。

最近の記事

メーカーのマーケティング②

前回までで、マーケティングの原点は顧客志向であることを記載しました。 つまり、マーケティング志向の考えとは、 顧客満足に基づいた利益の追求であることです。 では、市場の扉を開けるには何が必要でしょうか。 答えは、消費者は商品がもたらすベネフィットを買っている点です。 「ベネフィット」=消費者にとっての「得、便益、満足」 つまり、消費者が求めているのは、 商品の機能ではなく、 機能を通じてられる「得、便益、満足」です。 そのために市場というのは、 製品のカテゴリー集合体

    • メーカーのマーケティング①

      僕は、メーカーに勤務しております。当然マーケターと意見を交換することが多く彼らの意向を確認することが大事です。 大学時代にマーケティングを専攻していたものの現実味を実際はどうなのかを帯びていなかった僕にとって、実務での経験というのは、日々知識が0ベースになるほど、日々新しいこと、学ぶことに溢れています。 モノやサービスが市場に溢れる今日、お客様が「ほしい」と思っていただかねればと売れない時代です。 企業が一方的に「何を売りたいのか」を考えるのではなく、 お客様が「何が欲

      • テレビ取材はどう行われるのか

        情報番組やニュース番組は、複数のコーナーごとに制作をして一つの番組を作っています。 そうすると、わたしたちが見るのは出演者と取材あとの映像素材を形として出来上がったものなのです 例えば、ニュース番組でも一つのコーナーが2ふん〜3ふんくらいですが これでも取材に往復の交通を考えると1日はかかっています。 例えば、読者さんの会社が取材に取り上げられるとしたらそれくらいの 労力をテレビ局(制作会社)は考えれているということですね。

        • ニュースリリースについて②

          〜昨日からの続き〜 「こういう理由で、こういった試みをしたから、●●%の電力削減に貢献して、全社的に今後どういう道筋を立てていきます」というリリースの作成にまでこぎつけました。 自社ホームページにて掲載される前に、その当時付き合いの薄かった記者クラブでのメディアリレーション力強化を行いました。 メディアリレーションズはいわば広報の営業です。メディアの記者はAという業界において基本的には大手を一通り聞いて動向を確認していますが、新任の記者さんはその業界把握が大変です。OJ

        メーカーのマーケティング②

          ニュースリリースについて

          以前にニュースリリースの書き方について記載しました。https://note.com/koho_pr_chief/n/n9d5942f1464c ニュースリリース(以下、リリース)はどのくらい種類があるのかというと基本的には一素材で1枚でOKです。 PR会社の強みとしてテレビパーソン、ラジオパーソンなどメディアごとに分けたほうが企画を検討しているそれぞれの立場の人間にとって検討しやすいし想像しやすいという利点があるのでそれぞれのメディアに合わせたリリースを書くことがありま

          ニュースリリースについて

          業界紙って何?

          業界紙ってご存知ですか? 建設業、化学業、繊維業、自動車などありとあらゆる業界紙があります。 こうした業界紙の記者さんとのおつきあいは企業広報部にとって、大切な存在です。 何が大事なのか? 持ちつ持たれるの関係だからです。業界紙の読者はその業界に関係のある人。だからその業界のことはどんなことでも載せたいということです。僕は以前、流通・物流関係の業界にいました。だから、輸送新聞、物流ニッポン、物流ウイークリー、輸送経済新聞、運輸新聞、カーゴなどたくさんの方々に助けていた

          【日曜版】フジテレビのPR枠

          昨日投稿ができなくてすみません。 さて、以前にテレビ局別の特徴を記載しましたが、先日フジテレビ「バイキング」でプレスリリースの紹介コーナーをやっていました。 新コーナー?なのかわかりませんが、数社のプレスリリースをスタジオでなく編集した素材で紹介されておりました。 広告主へのお礼的な番組の可能性もありますが、こうした番組やコーナーは多いです。テレビ東京の「企業最前線」もそうです。中には純粋なPR枠もありますが、かなりの難関です。 ついPRというとタダで紹介してくれると

          【日曜版】フジテレビのPR枠

          【土曜版】PRとは

          PRというと、アピールとか宣伝と同じ意味でつかわれることがおおいですよね。言葉の意味や使い方は時代とともに変わっていきますから、カタカナの成り立ちやら抜き言葉を例にみてもわかります。 でもPRと広告は、コミュニケーションの世界では違う意味です。PRと広報というのも正確には異なりますが、広報と広告は異なるという認識がまず大事かとおもいます。 アルライズ著の「ブランドは広告では使われない、」という本では、ブランドは広告では作れないから広報の大事さが言及された本があります。PR

          【土曜版】PRとは

          雑誌に載る方法

          おはようございます。今日は雑誌に載る方法です。 雑誌に載る場合はいくつか方法がありますが今日はまずは簡単にできる方法をご紹介します。 雑誌には、「新製品情報」欄というものが各紙大体あります。 ここにアプローチする方法です。 雑誌の中でも特に女性誌は難易度が高く、広告出稿している大口のお客さん向けのサービス的な立ち位置をとる雑誌編集部が多いのがその理由です。 それでも出さないよりは出したようが良いでしょう。 過去の私の事例です。 ある化粧品メーカーを担当していた時

          雑誌に載る方法

          自社商品を新聞で紹介して貰う方法②

          昨日は新聞社へのアプローチ方法について触れました。 今日はリリースは何を書けば良いのかについて記載したいと思います。 リリースは、色々と触れられていますが、明朗に書けば下記の構成で書きます。 〔構成〕 ニュースリリース 日付 報道関係者各位  社名・住所 タイトル すぐに内容がわかるようにする リード  5行程度で概要がわかるようにする 本文   補足 問い合わせ 社名 担当者名 メールアドレス 電話番号 (ここまで) ここまでの要素をA4  1枚で書き

          自社商品を新聞で紹介して貰う方法②

          自社商品を新聞で紹介して貰う方法

          ブログやノートで著名になり出版されるようになった方が自身の書籍を多く知って貰うために新聞の紹介欄や新刊紹介欄で紹介してもらえるの?というお話です。 そんな時は、自分で出版社や新聞社に連絡します。 「どこに連絡したらいいのかわからないよ〜」という方はご安心を。 PR会社だとお金かかりますが、出し惜しみなくお伝えします。 【回答】 新聞社の「リリース窓口」や「ニュースリリース送付先」へリリースや書籍を送付します。 試しに地元の新聞社にリリース送付先と検索すると出てきま

          自社商品を新聞で紹介して貰う方法

          誰でもできるPR

          広報担当者や企業家またはフリーランスの人がマスコミに取り上げてもらうにはどうしたらいいのでしょうか。 答えは「リリースを送る」ことです。 そしてその時に日本テレビの「スッキリ!」で加藤さんにコメントしてほしいとか、テレビ朝日の「グッドモーニング」で羽鳥さんの感想がほしいというのは難しいです。 地元の新聞やフリーペーパーに掲載されるだけで反響はあります。 実務家やフリーランスの方であれば、最初から「高望み」をしないことはビジネスでもなににでも共通していることとおもいます

          誰でもできるPR

          テレビPR

          テレビで取り上げてもらうにはテレビを知らないといけません。 普段何気なく見ているテレビですが、各局の特徴として下記に記載するものが一般的な(PR会社の媒体部が把握している)ものです。 ※こういうのをPR会社はもったいぶって出したがらないですが、相手を知ることは大事です  NHK  → 公共放送なので社名は原則的にでない。「地方色」「公共色」が好まれる。PRとしては時流感にのれれば出れます。 日本テレビ → 視聴率No1の王者。PRに厳しい。ただし先取りのトレンド、みん

          TVや新聞で取り上げてもらう方法

          起業家や副業を始めたかたにとって、自社商品や自分がTVや新聞・ファッション雑誌で紹介されるのはいやでしょうか? 「ネットしか見ないからテレビは見ないよ」 という人も、どこで情報収集するかというとテレビだったりします。 メディアの賛否はいろいろあります。しかし芸能人に憧れたり キラキラしたイメージがあるのは誰も言いませんが「おいしい」からだと 広報PRに社会人経験すべてかかわっている私はそう思います。 テレビや雑誌にちょっとだけでて、自社の商品や自分自身のブランディ

          TVや新聞で取り上げてもらう方法