ニュースリリースについて
以前にニュースリリースの書き方について記載しました。https://note.com/koho_pr_chief/n/n9d5942f1464c
ニュースリリース(以下、リリース)はどのくらい種類があるのかというと基本的には一素材で1枚でOKです。
PR会社の強みとしてテレビパーソン、ラジオパーソンなどメディアごとに分けたほうが企画を検討しているそれぞれの立場の人間にとって検討しやすいし想像しやすいという利点があるのでそれぞれのメディアに合わせたリリースを書くことがあります。
PR会社時代には全国紙、テレビ、汎用版と3つに分けて作成配信して掲載を実現してきました。
具体的な話をします。
以前に在籍していた流通関係の広報部にいた時に全国の支店の電力使用量が前年と比べると65%くらいに下がっているとCSR関連部署の課長にヒアリングをした時のことでした。早速その旨を上長の広報課長に報告するとリリースを出そうという話になりました。しかし、CSR課長は特にやる気が0。もともと現場出身で「いやいや」CSRになってしまって早く営業に戻りたいという感じでした。
そこで、なぜ電力量が下がったのか、どういう省エネ素材を導入したのか、全国に何店舗あるのかなど本件に関わる事項を徹底的に取材しました。また、社有車で(コロナ前でしたので)各現場の店舗の電力設備を写真に取りに行き、画が映える施設の写真を撮影に行きました。
結果、今まで環境の取り組みをしていますという数行で終わっていたリリースが
「こういう理由で、こういった試みをしたから、●●%の電力削減に貢献して、全社的に今後どういう道筋を立てていきます」というリリースの作成にまでこぎつけました。
〜明日へ続く〜
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