業界紙って何?

業界紙ってご存知ですか?

建設業、化学業、繊維業、自動車などありとあらゆる業界紙があります。

こうした業界紙の記者さんとのおつきあいは企業広報部にとって、大切な存在です。

何が大事なのか?

持ちつ持たれるの関係だからです。業界紙の読者はその業界に関係のある人。だからその業界のことはどんなことでも載せたいということです。僕は以前、流通・物流関係の業界にいました。だから、輸送新聞、物流ニッポン、物流ウイークリー、輸送経済新聞、運輸新聞、カーゴなどたくさんの方々に助けていただきました。

「助けていただいた」というのは、例えば流通業A社が「新しい製造工場を●●県●●市に作りました。総工費はいくらで、テナントはどこで、幹線からどこらへんに位置しています」という情報は一般の我々には縁遠い話です。ですが、アパレルに従事される人や競合他社などはきになる点です。マーケティングや経営戦略に使えます。だからそうした情報を業界紙は求めます。

また、結構マニアックなイベントにも取材に来ていただきやすかったりします。(その場合はその業界で大手の場合になりますが)大手の動向は必ずチェックしたいし、その分のネタが自社が掲載できていないのは報道機関にとって痛手だからです。

「つまらないイベント」と社内では思っていても意外と楽しんでもらえたり、または、全国紙やテレビは取材に来てくれないような時もお願いすれば取材に来ていただけたりもします。(必ずではないですが)

また、広報パーソンとしても業界の動きを知る上でとても有益です。

業界紙はとても面白いのでぜひご自身の業界紙への掲載をまず目指されてはいかがでしょうか。(個人的ですが、業界紙の分類とするか難しいところですが『WWD』というファッション関係の業界紙が面白いです。名物バイヤーの売りかた術とかZARAとH&Mの分析とかなかなか見かけない特集です。特にプレス向けのイベントなどが詳しく書かれているのでファッション好きの方にはぜひ。(このネタはPRです。広告案件ではないです笑)

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