英会話能力ゼロで、海外ひとり旅に行って来た話 -フィンランド編その6*豪華クルーズ-|#34
こんばんは、こひまるです。
本日はフィンランド→スウェーデン間の豪華客船についてのレポートです。
クルーズ前のお話しはこちらから!
生バンドでお出迎え、カジノやスパも。スーパーリッチな気分になれるクルーズ「タリンクシリヤライン」
まずは基本情報まで。
私が今回乗ったのは、タリンクシリヤラインという、フィンランド→スウェーデン間のクルーズでした。ヘルシンキ17:00発・ストックホルム翌09:45着(乗船時間は約)の便でストックホルムに向かいます。
搭乗は約100ユーロ〜、最高は約600ユーロほど。私は今回海側の窓付きシングルのお部屋を予約し、乗船しました。観光シーズンではなかったため、最も安い期間で、それなりに良いお部屋が確保できたというわけです。
それでも、単体でみて155ユーロ。日本円にして約19,000円。安いわけではないですが、国を移動できる、且つスペシャルな気分になれるので、そう考えるとそこまで高くもないかも…?
フロアは2F〜13F(13Fはラウンジのみ)。乗客定員が約2,800人なんて、なんて恐ろしい船…
ちなみに、サウナ&スパのある12Fが最上階という位置付けのため、私の泊まった11Fはお部屋としては実質最上階でした。
ムーミン公式船でもある「シリヤセレナーデ号」へ、いざ乗船!
乗船までの間、写真撮影スポットがありました。(写真の必要がない方は先へ進めます。)
雰囲気だけ感じ取り、記念に撮ってもらおうと思い列に並びました。
こちらは後から店内で購入することができました。メインフロアに印刷された写真が並べられ、購入できる写真は2種類。ひとつは「クルーズ乗ったよー!」ぐらいのもの、もうひとつは「WANTED」的なもの。
ということで、ええい、ままよ。
だってひとり旅だし。誰かに写真を撮ってもらう機会なんてなかったし。このA4ほどのサイズの写真は1枚15?18ユーロだったかな…?モノより思い出(のモノ)と思い購入しました。笑
毛玉だらけのニット帽、中の襟がおかしくなっている薄手ブルゾン、極めつけは眩しい笑顔。なんだか無性に腹がたつ写真を購入しました。いい思い出ですね。
写真を撮り終わると、入場口でムーミンとミィがお出迎え!
日本人女性が小さいだけだと思いますが、北欧の女性は全体的に身長が高い。まさかムーミンより大きいミィを見ることができるとは。ムーミンバレーパーク(埼玉県飯能市)のミィはもっとちいさかったぞ。でも可愛いから許す。
紙のカードキーのQRコードスキャンを受け、船内に入ると生バンドでお出迎え。とんでもないところに来てしまった、という感覚。
エレベーターをあがった、中の通路から。海側でないお部屋は、窓が中央通路の方を向いている仕様でした。
お部屋はこんな感じ。
今回ひとり旅ということで結構ゆとりがありましたが、ここに4人だと結構キツキツかもしれません。床でキャリーケースを広げるスペースは十分ありました。荷物だけ置いて、船内の探索へ。
シーフードレストラン、お肉グリル系レストラン、ビュッフェ、パブ、ファストフードなど、お食事には困りません。乗船すぐはかなり混み合っている、且つ予約必須のお店もあるので、注意が必要です。
ショッピングも十分楽しめます。飲食店でも10店舗ほど、もちろん免税店もあります。ショッピングモールの1F分くらい、テナントが入っていました。
もちろんムーミングッズもたくさんあり、私はここでお土産を大量購入。お酒などを輸入レベルで大量購入している方もいらっしゃいました。
本物のユーロを使ったメダル?ゲーム。
(子供がめちゃめちゃ興味を持っていたけど、こんな普通に設置してあって良いのか…?)
出発してからは、海を眺めながらジンを嗜みました。なんやかんや日本からもってきたお菓子を食べるタイミングがなさそうなので、ここでおつまみなどを処理します。
ちなみに、フィンランドでのムーミンの表記はMUUMIでした。知らなかった。冷蔵庫の設置はないので、ジュースとSAUNA(ビール)は窓際へ。
スパ&サウナへ!本場フィンランドサウナで最高の出会い
そしてお目当て、スパ&サウナ!
ちゃんと水着も持ってきたし準備万端!タオル付きで、10ユーロちょっとだった気がします。
ちなみに、ロッカーキーがとっても可愛かったです。
水着に着替えてスパへ、イン!
綺麗な水色のプール、白い壁や床、ヤシの木…ここは南国なのか…
確か、ジャグジーが3つぐらいに、浅めのプールがひとつ、泳げます!というぐらいのプールがひとつだった気がします。(流石に25mプールほどの規模ではなかったと思います。)
周りを見回すと、想像より家族や男性が多く感じました。
ジャグジーに入る家族、輩たち、中学生ぐらいのお嬢さんがビーチチェアで談笑…なんと贅沢な気分。
ただ、好奇の目で見られる、女ひとりのアジア人。キャピキャピギャルとかいなかったし、多分これぐらいの年代でひとりで入ってきたのは私ぐらい。まあ目立つ。笑
くそう、話しかけようとしたところで日本語しか話せないし、ここは私にはハードルが高ぎた…!と思い、スパは1周ぐるっと回ってサウナに入りました。
ここで最高の出会いがあり、心がほくほくになるのです。
私のロウリュ、どう?うまい?
サウナは、日本の小さい銭湯なんかにあるような小さめのサイズで、私が入った時には誰もおらず。入ってすぐ、3〜4歳ぐらいの女の子と、そのお母さんが途中で中へ。(おそらくフィンランド人。そして一応ここのサウナは裸であった旨は記載しておきます。)
ロウリュじゃー!と思い、水を石にかけていた私。それを真似しだした女の子。
お母さんはすぐに離脱、すると女の子がこちらを見て、重いひしゃくを持ち上げ石に向かってパシャっとやる。「どう?」という顔で視線を向けられ、思わず小さめに拍手。このくだりを10分ぐらいやっていたと思います。とにかく可愛すぎた天使。ミスったときに「あ、やべミスった」みたいな顔でこちらの表情を確認してくるのが可愛すぎました。
スーパー夜遊びタイム突入!
なんやかんや、おそらくスパ&サウナに1時間ほどおり、その後はビールを飲み、また船内探索!
カジノめちゃめちゃ行きたかったんですが、みなさん一応襟付きを着て参加されていた+日本語しか話せないこともあり、今回は遠慮。誰か連れて、マカオあたりにカジノを堪能しにいきたい。
うろうろしていたら、ちょうどライブが始まる予定だったので、ナイトクラブ&バーへ。席料はないのですが、みなさんドリンク片手に談笑されていたので、私も僅かばかりと思ってインスタ映えするようなフローズンドリンクを注文。
ライブ前ということもあり、ドリンクを頼むまでめちゃめちゃ待たされ、ドリンクオーダー前にライブが始まってしまいました。
が、なんとか立ち見席を確保。おしゃれめなノリノリのロックバンドの演奏を前に、フローズン。贅沢の極み。
フロアで踊っている方や、椅子に座っている方まで、曲を口ずさんでいる場面があったので、結構有名なバンドだったようです。音響も、光も、完全にステージです。
夜通し楽しめるようでしたが、スウェーデン観光に向け0:00前には部屋に戻りました。完全に異世界。楽しかったー!今度はひとりじゃなく、誰かとクルーズしたいなあと感じました。
クルーズ編はこのへんで!
明日からはスウェーデン編をお送りしますのでお楽しみに〜!
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