英会話能力ゼロで、海外ひとり旅に行って来た話 -スウェーデン編その1*観光1-|#35
こんばんは。こひまるです。
本日からようやく2ヵ国目のスウェーデン編に突入します!
1ヵ国目フィンランド編のはじまりはこちらから!
フィンランドからの豪華クルーズを終え、いよいよ2ヵ国目スウェーデンに突入!
起きてカーテンを開けたら、そこにはスウェーデンが広がっていました。
水の都と呼ばれるだけあって、進むとぽつりぽつりと家屋や、離れ小島が。
感激をおさえながら、朝食会場に向かいます。
豪華なバイキング、家族連れが多かったです。郷土料理のミートボールを口にしながら、合わせて食べるケチャップベースの大豆が、まあ美味しいこと。
卵の黄身は全体的に薄めの色でした。淡白なお味。
ドリンクは、フィンランドのホテルではコーヒーとベリー系のジュース、ミルクのみでしたが、さすが豪華客船、といったところ。アーモンドミルク・豆乳があったのはとても嬉しかったです。
(当日見えてなかったんですが、今になって右下の飲料を口にしておけばよかったと後悔…)
お部屋に戻り、準備を整えいよいよ下船。
フィンランドから1時間の時差があることをすっかり忘れていて、「到着遅いなあ〜」と思って途中から焦ったので、行かれる方はアナログ時計の針を1時間巻き戻すのを忘れずに。定刻通り、9:30に到着。昨日の夜は最高だったよありがとう。少しガスってましたが、フィンランドよりは暖かかったです。
ストックホルム・バッタハムン港の到着口はこんな感じ。
広場にあったゴムの壁面オブジェ?がすごく印象的でした。ぐねぐねです。
只者ではない雰囲気だったので、おそらくアーティストの作品かと。もしかしたらキャプションがあったかも知れませんが、見ることはできませんでした。ご存知の方いらっしゃったら教えてください!
ターミナルを抜け、地下鉄の駅へと向かいます。
ターミナルから徒歩約10分。大勢の方が同じ方向へと歩いて向かうので、私は写真を撮りつつ、勝手に皆さんに着いていくスタイルで駅まで到着できました。Wi-fiのデータ通信を使わなくて良いのでありがたい。笑
そして紅葉の綺麗なこと!一面真っ黄色でテンションがあがります。
切符の料金は、距離(駅数)ではなく時間制!1日乗車券で時間を気にせずぶらり旅
スウェーデンに入ったので、通貨は通貨はスウェーデンクローナ(クローネ)へと変更。
交通機関(地下鉄・トラム・バス・鉄道・水上バス)は1回75分間有効として乗車券が発売されています。時間内であればどの路線を使っても金額に変わりはありませんが…1回分の乗車券は45クローナ(約540円)。
日本は駅でいくら、という感じなので短距離移動であれば日本、長距離移動ならスウェーデンに軍配が上がりますが…どうしても高いというイメージ。
そこで便利なのが、24hの1日乗車券(トラベルカード)。ICのデポジットで20クローナ、24hのトラベルカードとして130クローナ、計150クローナで購入可能です。1スウェーデンクローナがおよそ12円なので、約1,800円。
駅名すら検索できない状態なので、当初から購入予定。自動券売機で購入しようとした時、係員さんが「トラベルカードはここでは買えないので、窓口で購入してね」と教えてくださいました。私のような観光客に向けての牽制ですね。笑
結構な数の観光客がトラベルカードを求めていたので、窓口に10分ぐらいは並んだでしょうか。係員さんには「I want to buy a one day ticket.」ぐらいの英語で伝わり、無事トラベルカードをゲット。初地下鉄!
ストックホルム中央駅をあがってすぐの地上は大きな駅ビルに、無印良品が!見覚えのあるブランドがあるだけで、安心感が違う…そして漢字が嬉しい…この駅ビルにキャリーケースを預け、ぶらり旅スタート!
目を疑うほどの壮大さ。世界遺産である近代墓地は一見の価値あり。
地下鉄に戻りまして、移動開始。改札のドアの動きがうにょーんという感じで可愛かったです。noteに動画もあげられたら良いのに。(いつか編集して、YouTubeにあげようと思います。)
交通機関マップもカラフルで可愛い!
目的地の駅に到着。その名もスクーグシュルコゴーデン(森の墓地)。自然大好き、且つ世界遺産と聞いて、特に前情報は得ずに向かいます。
駅を出たすぐにお花屋さんが。シルバーリーフを見ると、なんとなく北欧っぽいなあと感じてしまうのは私だけでしょうか。笑
こっちにはトロール人形そっくりな植物が。
道なりに歩くこと約5分。下の写真で私の高揚感が伝わるかと。
入り口に到着。マップを発見。
で、でかすぎる…
日本にこんな規模の墓地なんて無いよな…とビビりながら観光写真にもなっている十字架目指して一直線。
待って。好みすぎる。
広さもさることながら、驚くべきはここにある墓地の数。なんと、10万基以上のお墓が建てられているそう。
ひとまず、入り口から中央手前ほどにあるビジターセンターでパンフレットをもらった方がよい、という情報をネットで得たため、ビジターセンターへと向かいます。
ここからは、完全スライドショーでお送りします。言葉は要りません。
久々に感動して言葉が出ない、という感覚でした。もちろん一般墓地のため、ご親族の方も見かけました。ご迷惑にならない程度の撮影なら可能とのことで、ずっとシャッターを切り続けていましたが、生と死についての価値観が大きく変わるなあ、と歩きながら想いにふけっていました。
ようやくビジターセンターに到着。残念ながら定休日…
と、ここである重大なことに気づく。
マップ、マップ…。
あれ、おかしいな。左中ほどから入場して、地図でいうと中央より少し下あたりがビジターセンターで…。
これで歩いた距離約3分の1…!?
ここまでの所要時間はなんと1時間半。さすがに1日中いてしまうので、横断は断念して駅に戻りました。
番地表記、車で来られている方もいらっしゃったのも頷けます。
帰る頃には喪服を着た方々をお見かけしました。葬儀もとり行われているそうです。
この墓地ができた背景など、あとで学ぶきっかけにもなり、大変有意義な観光になりました。
日本は土地が少ないため、どうしても狭い墓地になってしまいますが、ここの圧巻の壮大さ、開放感には息を呑みました。スウェーデン旅行を検討されている方は、ぜひ生でご体感ください。後悔はさせません。
と、いうことで本日はこの辺で!
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