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学びて時にこれを習ふ
私は現在大学5年生として、学問に励んでいる。卒業論文で「小野梓賞を取る」という目標を掲げ、中央図書館地下二階の研究書庫に引きこもっている。就職活動はほったらかしで、「象牙の塔に籠る」という言葉がまさにふさわしい状態である。
とにかく知的好奇心が強く、じっとしていられない性格のため、午前中まで家にいるとイライラしてしまう。
その好奇心に後押しされ、振り返ると、5年間で様々な授業を受け、さらには留
これ其の不可を知りてこれを為す者か
夢、そして人生最大の目標と言って差し支えないくらいの出力をしてきたものがある。箱根駅伝を走ることである。
しかし、4年目の夏合宿を前に、その目標はしっかりと不可能と突きつけられている気がする。歴代の先輩を見てきても、いろんな可能性を考慮しても、今の自分が箱根駅伝を走ることは天変地異が起きない限り不可能だと思う。
このまま継続してあと6ヶ月競走部で競技を続けるか、今、ここで引退(辞める)か。毎日考
大学とその後について
今は7月。トラックシーズンが終わるとともに、学業でも4年の前期が終わろうとしている。周りの人間はほとんど就活を終え内定をもらっている。同期に就活の話をされても僕は何もわからないが、学生時代に力を入れたこと、俗に言う、「ガクチカ」という言葉をよく耳にする。それが企業の理念に合うことが大事らしい。
しかし、僕が大学で力を入れていることの陸上競技も歴史学も、全く社会の役に立たないと自分自身しっかりと自