![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88342583/rectangle_large_type_2_4efdab0b06b578f03e23ba4c1736a3cc.jpg?width=800)
これ其の不可を知りてこれを為す者か
夢、そして人生最大の目標と言って差し支えないくらいの出力をしてきたものがある。箱根駅伝を走ることである。
しかし、4年目の夏合宿を前に、その目標はしっかりと不可能と突きつけられている気がする。歴代の先輩を見てきても、いろんな可能性を考慮しても、今の自分が箱根駅伝を走ることは天変地異が起きない限り不可能だと思う。
このまま継続してあと6ヶ月競走部で競技を続けるか、今、ここで引退(辞める)か。毎日考えている。
続けているのは、1)競技に対して未練があること。2)自分のこれまでの人生を正当化するため、である。4年目までやってきて、あと6ヶ月なんだからもったいないと思う気持ちは5%くらいだと思う。
特に2)の「自分の人生の正当化」が大きい。1年浪人してまで早稲田に入って、全てを犠牲にしてきた競走部での生活を最後までやりきれずに終わると、正直何も残らない。これまでの人生何してきたのかと思うかもしれない不安がある。
辞める理由は、①チームに対して愛着がないこと、②今期になり走れない自分、③それに伴い精神的に継続が難しいこと、である。
やはり、なにより思うように走れていない自分と、それで精神的に厳しい状態が続いていることが大きい。
また、4年目に入り、幹部がみんな代わり、正直競走部の体制についていけていないし、よりこの組織が嫌いになった。居心地が悪く、息苦しい。
2022年6月末執筆開始
投稿まで遅れたため10月となっている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?