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恋の駆け引きのかわりに ASDの恋愛作法2

ASDとは自閉スペクトラム症のことです。昔でいうアスペルガー障害。

その障害特性は…

・こだわりが強い
・相手の感情を読み取るのが苦手
・嘘がつけない
・相手との距離感をつかむのが苦手

などといったコミュニケーションにまつわるものが多いです。

ASDの人は相手の気持ちを想像するのが苦手なので、恋愛小説なんか書くのはおそらくまったく向いていないのです😅

そんな特性ゆえに、恋愛の駆け引きは大の苦手。

「ASDの人は恋愛下手」とはよく言われますが、どんな恋愛の仕方ならうまくいくのか、私が考えたことを書いてみます。

ASDの人は嘘をつくのが苦手。なので、相手に好きな気持ちを悟らせないようにするのが結構疲れてしまうのです。

バレてるかな?
距離近すぎるかな?
気持ち悪がられてないかな?

と、いろいろ考えすぎてしまうのです。

この解決法として、相手に好意があるということを早めに伝えてしまうのはどうかと思いました。

誰かが言ってましたが、

「付き合ってください!」

だと

「ごめんなさい!」

と言われたらそこで話が終わってしまいますが、

「好きです!」

というメッセージは特に答えを求めていないので、相手から終わらせるのがなかなか難しい。

ASDに限らず、相手に好意を伝え続けた結果、はじめは興味を示さなかった相手に好かれるようになったという話を聞いたことがあります。

相手の日常生活に支障が出るレベルで好きだと言ってまとわりつくのはいけませんが、「私はあなたのことが好き」というメッセージを早い段階で伝えておけば(そのまま言葉にしなくても、相手の良さをさかんに褒めるとかでもいいでしょう)、恋の駆け引きをしなくて済むのです。

ASDの人がおそらく一番苦手にしているのが「相手から告白させるように仕向ける」といった手練手管です。

そんなテクニックはないにしろ、ASDの人は感情表現が素直なので、好きな気持ちをストレートに表現するのには長けています。

得意な分野で自分のよさを活かせばいいのです。
テクニック勝負は諦めて、正々堂々とアピールした方が勝率が上がるかもしれません。

好きな気持ちを普段の会話に織り交ぜていけばよいのでしょう。
好きという言葉を使わなくても、相手を褒めたり相手が笑顔になる言動を繰り返せば早い段階で好意は伝わるでしょうし、「○○さん、もしかして私のこと好き?」と探られでもしたら「わかっちゃいました?」と正直に白状してしまってよいのでしょう。

恋愛はコミュニケーションの中でも最上級に難しいので、コミュニケーション自体が不得手なASDの人にとっては難問中の難問。

恋愛上手なASDの人がいたら成功談を聞きたいです笑

駆け引きや探り合いは苦手なんだからそこで他の人と張り合わないで、自分がわりと得意なことでアピールすればいいのでしょう。

私は結構マメな性格なので、プレゼントをあげたりサプライズ的な演出も好きです。
好きな気持ちを言葉にして伝えるのも得意です。

世の中、プレゼントや記念日が嫌いな人も多いし、好意や感謝を言葉に出して伝えるのが嫌だって人も多いでしょう。

得意な方面で頑張ればいいのです😅

恋の駆け引きは私には荷が重く、好きな人ができるたびにほぼ毎回体調を壊しています。

相手との距離感に悩み、気持ちを悟られないように振る舞うのが疲れるからです🥲

ですから、今後は好きな気持ちは無理に隠さず、相手にバレてもかまわないくらいのスタンスでコミュニケーションを図って、その上で相手の反応を見定めていけたらと思っています。

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