パン屋×サブスク=??
皆さんこんにちは。元損害保険会社員のKoh+です。
今回は2週間ほど前に話題になったこの記事
そう!パンのサブスクについて書かせていただこうと思います。
パンをいっぱい食べると保険料が下がる的な話ではないのであしからず。。。
どうぞ最後までお楽しみください。
初めに
世の中色々なサブスクがありますが、サブスクに合う事業と合わない事業があります。
一般的には販売される物が、物理的に制限されていないものがサブスクと相性が良いと言われていますね。(動画配信、音楽配信などのデジタルコンテンツなど)
そんな中出てきたのが、まさかのパンのサブスクです。
サブスクと言うと
「月額何円か払えば食べ放題ってことですか!!!」
と鼻息荒くする方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。
このサービスは月額4000円程で毎月6〜10個のパンを全国いろんな店からランダムで届けてくれる、といったサービスとなっております。
パンという、物量に制限があるものに、制限付きのサブスクを付帯したということですね。
大体月額〇〇円で通い放題、食べ放題みたいなサービスはあんまり成功していないイメージです。
最大の特徴はランダムにパンが届くというエンタメ性
このサービスを提供しているパンスクさんの審査に通過した、全国の店舗からランダムにパンが届くということなので最低限の質は担保されています。
しかしそれにしても、月額4000円という決して安くはない金額を払ってまで、ランダムにパンを取り寄せたい人が世の中にいるのでしょうか。
↓
どうやらいるんです!!!(カビラ)
しかも現在このサービスは人気すぎて3ヶ月待ち
更には加盟したいパン屋も激増しているとか、、、
パンは近所のパン屋に行ってお店で購入する、という概念をぶち壊し
実はみんな全国の色々なお店のパンを、ランダムでいいから食べてみたいんじゃない??そうなんじゃない??
という、パンに「エンタメ」という付加価値を足した、新しいサービスとなっているわけです。
冷凍パンが意外と美味しい、そして包装技術
このサービスを実現するためには必要なピースが2つあったようです。
それが
・最近の冷凍のパンはクオリティが高い
・特別な包装技術
できたてのパンを全国に送ることはできないので、冷凍されていても美味しいという要素は必要ですね。
加えて、その美味しさを保ち続けられる包装も必須なので、研究を続け特許も出願中のようです。
さすが抜け目ない。。。
パンは「日用品」から「嗜好品」へ
私なんかは
「パンはパンやろ!!!食事の一部やろがい!!!」
という古い思考の持ち主なのですが←
実はパンを嗜好品として楽しむ人もいるのでは??という発想の転換をした結果、まだ誰も手を出していないブルーオーシャンを開拓できたわけです。
世の中色々なサービスに溢れかえっているので、新しいビジネスアイデアを生み出すときには
「これって実は〇〇なんじゃね??」
という発想が大切になってきます。
勉強になる←
フードロス減、固定収入
このサービスはパン屋側にも大きなメリットがあります。
それが、フードロスを減らせること。そしてサブスクなので月の収入の一部が固定化されることです。
これもパン屋が抱える課題を見事にクリアさせています。
パン屋は客足に大きく左右されてしまうので、固定収入があるというのは非常に魅力的です。
更に地域性でアプローチできなかった顧客層に知ってもらうこともできるというおまけ付き。
パン屋側がサービスに登録したいと爆増するのも納得です。
まとめ
キーワード
パン、サブスク、全国
・何が届くかわからないランダム エンタメ性
・冷凍パンが意外とうまい、独自の包装技術
・パンは日用品→嗜好品
・フードロスが減る、固定収入がわかる
ということで今回は以上になります。
確かに人によっては、いくら好きなパン屋でもずっと同じだと飽きますよね?
パン屋もお客さんに飽きさせないように、常に新しいメニューを高頻度で考え続けるのもしんどいと思います。
そんな両者の課題を解決するこのサービス、素晴らしいと思います。
みなさんも気になった方はぜひ頼んでみてはいかがでしょうか。
本日は以上となります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
また次回お会いいたしましょうヤマザキ春のパンまつり。
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