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リアル歌声会場のお客様の歌声音声動画

コロナ以前の動画 とくにその5年前ぐらいの歌声の本番の録音・録画したデータがある。

私の勉強、稽古の為に記録としてとっておいたもので
公開するつもりはなかったもの。


三年前からデータをひらいてみたり、聴いたり

心の中で
「もう、こういう風にはできないのでは・・」と、想うことも

感動する 感動する自分の心が叫ぶ

歌声がなんだかもわからずはじめた15年ぐらい前になるだろうか~?

8人のお客様が全員クレームを言って帰った日


その一つひとつのメッセージを紙に書いてみつめてた。

「二コリともしないわね!」

「白いワイシャツじゃ つまんない」

「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」

などなどなどなど

歌える曲目も少ない だって 私ミュージシャンで、演奏しかしてこなかった


そういえば、そう

伴奏するのが好き 伴奏って難しいし厳しい
でも、歌手の方が歌いやすいって言ってくださると、凄く幸せを感じる私。

〇ナオコさんに、「ツアー二人でまわらない?やらないか?」と聞いていただき、言っていただき、
その時、あまりにも大きすぎることを言われてると感じてしまい、また、私、馬鹿な勘違いして、
猛練習するのもあたりまえなんです、
そして、
もっともっと上手に、自分じゃない自分を求められてると勝手に勘違いしてしまって、断ってしまった感じになってしまって・・・(これ、人生で後悔というのをはじめて味わいました)

やらせていただけばよかった
と、後悔してます。 はっきり言えるのは、
ヘンテコな言い方します
「自分は 私は こうなんだ!って、あきらめられて、覚悟できるようになった」
なった というより、もっとヒドク
なるしかない状態がなんどもあって、 そこから何かつかまないと、あがっていけないっていう状況と心情。

自分で 自分のこと わかってなかった


ていうか わかってないとおもう。
発見するのが楽しいなんて言えないし、思えないけど
これ、楽しいな~って思えた時、覚悟したり、あきらめられたりするかもしれませんね。

私、楽しんで歌ってもらうの あきらめられない
って、あきらめるんです。


「二コリともしない」


って 歌声サロンの本番の最中
お客様も私も歌ってる最中 演奏中

お客様は歌詞を見ている(スクリーンに。私の後ろに大きく映る)んですが、私の表情も口もとも見てる!

でね、、二コリとしてー
という想像もしなかったメッセージ
※メッセージというより、お叱り 注意 アドバイス

「二コリともしない」

だって、キツイもん
にっこりしてる場合じゃない

演奏 歌 喋り 曲目選び(リクエスト対応) 

演奏や歌には、①テンポ ➁歌のキー ③譜面 ④曲順 この辺を考え本番中に決めていく

喋りには お客様がお水を飲んでるときは 長めのしゃべり 次の曲の雰囲気によって

でも、そんな喋りの能力 とくにその頃 あるわけない。でしょ~


それが、それが


二コリ

気が付くと、二コリ

してました!


見られてる みてくださってる

そして、でも、 私もお客様をみてる

二コリ

歌って 二コリ だったんです!


お客さんって言いたいこと言うねぇ~


口をついてでた言葉

「爆笑!!」

あら??  笑ってくれた  もしくは、

笑われてる

気を使って笑ってくれるとか、決まり事のように拍手してくれたり、手拍子をしてくれたりっていうのも、ほとんどない。

笑))きっと、これその時のお客様が読んだら

『あら!気をつかってたわよ!!』って、絶対に言う。

<育ててもらった>

という感じ。


それだから、やらなくてはならないことがわかる。


そのころ プロじゃクターがない 正確には、買えない(歌詞を映写する機械)だから、
A4のコピー用紙に印刷して、それを張り合わせて 大きな模造紙状態にして会場のお客様に見てもらって、歌っていただいていた。

一緒にやってる(私のやってる歌や演奏の塾の生徒に手伝ってもらってた)お客様に見えるように、メンバーの中の二人に、ステージ側に立ってもらい、その大きい模造紙の歌詞を演奏中ずっと持ってもらっていた。

だけど、歌が3分ぐらいだとして、終わりぐらいになると、手が疲れて、プルプル揺れてくる。 (僕らそれを、プルプル隊と呼んでいた)

それを、お客様がみていて、

「かわいそうだから、先生、その歌詞の紙、もちなさいよ!」
と、本番中言われ 

「演奏 どうする??」と、・・・

そういうことではなく、、お客様に気を使わせては、歌うのが楽しくない

それで、プロじゃクターを急ぎ、無理して購入ー!

この本番中にいきなり言い出すお客様がいて、
はじめ、なんだー??これーー
と思ったのですが、後から考えると、私のスタンスなんてカッコイイものじゃないでるけれど、気持ちの持ち方、置き方をつくっていったんじゃないかな~と、他人事風に言ってみます。


それでも、熱中して、集中して歌ってくれて、元気になって帰っていくお客様と触れることができて最高!


帰りは握手!!

会場にはいってくるときのお客様と、お帰りの時のお客様の違い 雰囲気も、元気度も、歓喜してるそのお姿 そして、笑顔 お声!!!
すべてが美しく、素敵で、素晴らしい!!!

だから、続けてこれた!
だから、これからもやらせてもらいたい!


つづく


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