見えないところで誰かに優しくできる人に
「ホスピタリティがあって、一生懸命なところがチャーミング」とご推薦いただいた、今回のkogare人。みんなから「ボブさん」の愛称で親しまれています。
キッチンカーの店長を経て、デザインを勉強中のボブさんに、お話を伺ってきました!
大好きなコーヒーのお店を持つのが夢
ーー はじめまして!
ボブさんのお仕事について教えていただけますか?
ボブ:はじめまして。
僕は、今まで飲食業の会社に勤めキッチンカーで働いていたのですが、今はデザインのスキルを高めるための勉強期間にしています。
キッチンカーでは、出店するときのチラシや、ホームページの制作などもしてきました。自分の中で、もっと成果を出せるようにデザインを勉強したいと思っていたのですが、なかなか時間が取れなくて。
今は、一旦退職し、デザインを勉強しているところです。いずれ戻ってきていいと言われているので、ある程度デザインの力がついた段階で会社にもどり、もっと貢献できたらと思っています。
ーー 仕事の成果が出せるよう、自ら行動されているのですね!
いずれ戻れると約束があるにしても、退職して勉強の時間を作るのは、なかなかできることではありません。どうして、そこまで行動できるのでしょうか?
ボブ:そうですね。今の業務のためという面もあるのですが、実は、将来は自分でコーヒーのお店を開きたいと考えています。キッチンカーの会社の社長にも、独立したいと話していて、社長も応援してくれています。
ーー 独立を目指しているんですね!
そもそも、コーヒーのお店を開きたいと思ったきっかけは何だったのですか?
ボブ:高校生の頃からコーヒーが好きというのが大きな理由ですね。コーヒーだけではなく、カフェの空間が好きなんです。
高校生の時に、カフェのゆっくりと時間が動くような、あの空間が好きで、自分もそこに立ちたいと思ったことが最初のきっかけでした。
これまでに、ドトールなどチェーン店でアルバイトをしたこともありますが、それよりも個人で営んでいるような、こだわりのある小さなカフェをしたいと思っています。
ーー 高校生の時からの夢を追っているなんてすごい!
では、その頃から着々と夢に向かって進んできているようですね?
ボブ:そうでもないんですよ。大学を卒業してすぐは、家電量販店に就職していました。
どこかで働いてお金を貯めてから、30代か40代くらいでカフェをオープンする人が多いように感じていたので、漠然と、僕もそうしようと思っていたんです。
ーー 確かに、資金を貯めてからという道もあります。
どうして、家電量販店を辞めて飲食店へ就職したのですか?
ボブ:高校の同級生に、一流のカメラマンを目指して頑張っている人や、三ツ星レストランのシェフを目指している人たちがいます。
彼らが夢を追いかけている姿が、とてもキラキラして見えて、「僕はなんでここにいるんだろう」って思うようになって……。
家電量販店を辞めることに葛藤はありました。だけど、夢を追いかけている友人の話を聞くたびに、自分は置いていかれている、動かなきゃ、と焦る気持ちが大きくなってきて。
そんな時、レストランで働いている友人から、人手が足りないので手伝って欲しいと誘われて、飲食の業界へと飛び込むことにしました。
そこで、数字管理なども学ばせてもらい、ある程度のことができるようになった頃、今のキッチンカーのオーナーから店長として来ないかと声をかけていただき、今の会社へと移ることになりました。
ーー 夢を思う気持ちを大事にして、自分の道を切り開いてきたのですね。
どのようなお店にするか、イメージはあるのでしょうか?
ボブ:コーヒーって、豆の焙煎具合で味が変わるんです。深煎りすると苦味があり深いコクのあるコーヒーに。浅煎りだと、フルーティーで花やハーブのような香りを楽しむことができます。
僕が好きなコーヒーは、浅煎り。日本でメジャーなのは深煎りの方なので、浅煎りはあまり飲んだことがないかもしれません。浅煎りコーヒーを知らない人にも、新しい発見を与えられるような、一風変わったコーヒーを出すお店にしたいです。
お店の空間については、ぼんやりと頭の中にはイメージがあるのですが、まだ固まってなくて、言葉にするのはちょっと難しいですね。
ただ、イメージとしては、僕の大好きなカフェでもあるコレガレスト(北海道旭川市)、スムーチコーヒー(北海道札幌市)に近いと思います。
コレガレストは、僕がコーヒーの中でも一番美味しいと思っています。本当に美味しすぎて、勝手に人に紹介したり宣伝するくらい大好きです。
スムーチコーヒーは、雑貨や焼き菓子、服などいろんなものを置いています。ここの空間が格好良くて大好きなんです。海外で、豆の買い付けやキッチンカーの出店もしていて、話をするだけでも勉強になりますし。店舗もありますが、イベントではキッチンカーでの出店をしたりと、そういった臨機応変に形を変えられることも好きですね。
ーー いつまでに開業したいという目標はありますか?
ボブ:40歳になるまでに実現したいですね。行き当たりばったりで開業してしまうよりも、ちゃんと準備をしてからと考えています。
子供の頃から、大きい物事をする時には準備をしてから行動するタイプなんです。
今は札幌に住んでいるのですが、いずれは地元の伊達市に戻りたいという気持ちもありますので、地元でお店を持つことができればいいなとは思っています。
見えないところでも優しくできる人でありたい
ーー 夢に向かって一歩一歩進んでいるボブさん。
お休みの日はどのように過ごしていますか?
ボブ:最近は、温泉を巡ったり、いろんな場所を回ったりと、ドライブに行きました。
だけど、僕は猫を2匹飼っているので、基本的には家でゆっくりすることが多いですね。家で猫と戯れたり、映画を見たりしています。
夜遅くまで遊びすぎることもほとんどありません。遊ぶよりも、早く家に帰って猫に会いたいって思っちゃって。僕が布団に入ると、猫がそばに来て一緒に寝るんですよ。可愛くて、一人暮らしで猫飼ったら終わりって実感しました(笑)
ーー 猫が甘えてくるの、猫好きにはたまらないですね!
ボブさんは、落ち着いた時間を過ごすことが好きなのかなと感じました。
ボブ:そうですね。男性特有の「ウェーイ!」と騒ぐようなノリはちょっと苦手ですね。それよりも、話をして過ごすことの方が好きなので、学生の時は女性の友人といることの方が多かったです。
大学の時に最初に仲良くなった友人も女性でした。大学の入学試験の時、僕の後に面接を受ける女性が、とても緊張して顔がこわばっていたので、「大丈夫だよ」と声をかけたんです。入学後、たまたま同じゼミだったので「あの時はありがとう」と仲良くなったことがありました。
ーー 試験会場って自分もかなり緊張しているはずなのに、ボブさんはそんな時でも周りの人に気を遣うことができる方なのですね。
どうして、そんなに人に優しくできるんですか?
ボブ:人に思いやりを持って、優しくしてる方が、自分とっても楽なんだと思います。相手も気持ちよくなってもらえるし、人との関係も築きやすいかなと感じていて。
小学生のぐらい頃ぐらいから、他の人のためにお店の入り口を開けてあげたりしていました。自分が入るタイミングを見逃して、ずっと開けっぱなしで立ったりしてたことも。
だけど、自分が疲れていたりすると、優しくなれないこともあります。優しくできなかった時は、あとになってめちゃくちゃ後悔しますね。
ーー どんな場面でも優しさがあるボブさんですが、怒ることもあるんですか?
ボブ:怒るというか、誰かに迷惑をかけている時は違和感を感じます。
例えば、夜中に旅館の部屋で大騒ぎしていると、隣の部屋の人にも、旅館の人にも迷惑ですよね。自分たちだけの空間ならいいのですが、他の人に迷惑がかかることをするのは嫌だなと思います。
ーー すごく周りの人に対して優しさや気遣いをお持ちのボブさん。
ボブさんの性格を形作っているものは何なのでしょうか?
ボブ:もしかしたら、父の影響かもしれません。
父は家ではほとんど話さない人です。子供の頃はわからなかったのですが、大人になって、だんだんと父は喋らない人なのではなく、何を話せばいいかわからない不器用な人なんだと思い始めて。そうしたら、表には見えないところで、僕に対しても支えてくれたり助けてくれたりしていたことがわかってきました。
人に優しくするとき、誰しも反応や見返りが欲しくなってしまうものです。ですが、父は見返りを求めずに、陰ながらサポートをしてくれていました。
僕も父のように、表立ってではなく、気づかないところでも人に優しくできる人でありたいと思っています。
ーー 素敵なお父様ですね。きっと、子供の頃からお父様の優しさを受けていたから、ボブさんの根底にも優しさがあるのかなと感じました。
一緒にいて話し合えるような関係がいい
ーー ここからは、ボブさんの恋愛についてお聞きしたいと思います!
今まではどんな恋愛をされてきたのですか?
ボブ:ついつい尽くしちゃうことが多かったですね。
パートナーの仕事の送迎をしたり、寝るまで電話をしたり……。
その反動で、社会人になってからはあまり干渉しすぎないようにしているかもしれません。パートナーの状況を知ってしまったら、尽くしてしまいそうなので。
ーー どのような人がタイプですか?
ボブ:どちらかというと、落ち着いている人の方が好みです。自己主張が強すぎるとちょっと疲れちゃうことがあります。
ーー パートナーとは、どんなデートがしたいですか?
ボブ:僕は基本的に家で過ごすことが多いので、デートではドライブしていろんな場所に行ってみたいですね。街中というよりも、地方で自然に触れてみたり、行ったことないお店に入ってみたり。
普段行かないような場所へ一緒に行きたいです。
ーー ズバリ、結婚は意識されていますか?
ボブ:結婚はしたいと思っています。
結婚して、もし子供を持つことがあれば、親と自分の子が一緒にお酒を飲む姿も見るのもいいかもなと思います。
ーー 地元でカフェを開くのが夢だとおっしゃっていましたが、パートナーには地元に来てほしいですか?
ボブ:今の時点で、理想はそうですね。
ただ、絶対に地元に来てもらわなきゃということではありません。すごく気が合って好きになったら、僕が行くこともあると思います。
ーー パートナーとはどのような関係でいたいですか?
ボブ:パートナーと自分が全く同じ趣味ではなくても、お互いの趣味を尊重できるような関係でいたいですね。どちらかが一方的に合わせるのではなく、お互いに歩み寄っていけたらいいなと思います。
それと、一緒いる時間が長くなると、どうしてもお互いに不満に思うところが出てくると思うのですが、それを文句としてぶつけるのではなく、話し合える関係が理想です。
僕も喧嘩して、つい言いたくないこと言ってしまった時には、5分後に「ごめん、さっきは言い過ぎた」とすぐに謝って、話し合いができるように努めています。
自分の主張ばかりするのではなく、パートナーの気持ちに耳を傾ける姿勢を大切にして、お互いにこうして欲しいと思うことを擦り合わせていけるといいなと思います。
ーー ありがとうございます。最後に、アピールポイントがあればぜひ!
ボブ:家電量販店で働いていたので、家電にはめっちゃ強いです。テレビの繋げ方に困った時には任せてください!
(2023/7/19 取材)
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