【メンズファッション】日本映画の中で見えた50-60年代、あるアイテムの流行
こんばんは。
夜9時に寝てしまい、1時間半くらい経って起きて、noteを書いてます。
今回は50-60年代前半のメンズファッションのありアイテムの流行について。
映画を資料にしているので、映画の中から見えた流行ととらえていただけたら。
基本はスーツが多い
この時代、年齢関係なく、日本の映画を観ていると、男はだいたいスーツ。
(1961年公開の「銀座っ子物語」より)
あと、女性の登場人物は服装が変わるのに、男は日にちが変わってもずっと同じカッコウのことも多い 笑。
男性のファッションは軽視されていたんですかね。
例えば、1967年公開の「九ちゃんのでっかい夢」で坂本九(右から2番目)は ほぼずっとこのかっこうです。
(ちなみに左から2番目は伊東四朗)
60年代アイビーブームが起きましたが、映画ではそんなに見かけないんですよね。
今後書くことにして、今回は外します。
(2012年公開の「ALWAYS三丁目の夕日'64」)
60年代の後半になると、GS(前ちょっと取り上げた)の男性スター達が映画で華やかなかっこうをしています。
(1968年公開の「思い出の指輪」)
60年代前半まで日本では、メンズファッションで何が流行っていたか、映画を資料に独自に調べました。
圧倒的にチルデンニット
50-60年代前半の映画を観ていると、まぁチルデンニットがよく出てきます。
ちなみにこの時代、プリントTシャツが映画で出てくるのは相当レアです。
70年代入ってもプリントTは珍しいくらいです。
で、話を戻して、「陽のあたる坂道」(1958)の石原裕次郎(右)のチルデンニット姿をどうぞ。
この作品の原作が裕次郎をイメージして書かれてるので、裕次郎が役にハマってます。
チルデンニットは、最近もオーバーサイズで着るのが割と流行ってますよね。
ではチルデンニットが出てくる映画を一気に紹介します!
永すぎた春(1957)カラー
劇中で川口浩(左)が着ています。
娘の中の娘(1958)カラー/未DVD化
劇中で美空ひばりの弟役の男が着ています。
銀座っ子物語(1961)カラー
劇中でチンピラの1人が着ています。
雁ちゃんの警察日記(1962)白黒/未DVD化
劇中でチンピラの男と女が着ています。
今回は以上です。
ではまた次の更新で。