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母って看護師でありサポーターですよね。余白をもって、ご自愛です。

久しぶりにきました。
息子の脇に刺した体温計。

お熱があります!

小学校のインフルエンザの流行は落ち着いていたのに、今か?
息子は、朝の5時半から隣でうなっていました。
急に跳び起きて、何かよくわからぬ動きで歩きまわります。
「うわぁぁああ!」と叫んだと同時に嘔吐……。
寝ていたと思ったら、いきなり正座して「何で?ワニがつながってるの?」と意味不明な発言(笑)残りの言葉は聞き取れず。
異常行動のオンパレード。
何だか少しインフルエンザの予感です。

本日、日曜日。病院休み。

とりあえず、水分とって安静にさせます。
看病してる方はつかれるけど、たまに
「ナニコレ?どんな夢見たん?」と面白くて笑ってしまいます。
(いかん、いかん不謹慎……)


☀次の日、月曜日。
熱下がらず。

学校に欠席連絡をしてから、小児科の予約をいれます。
8:30ネット受付開始です。
しかし、ものの1分で予約枠が埋まりました。(早っ!)
電話予約に切り替えます。
コンサートチケットをとるかのように、夫婦で連続でかけまくりやっととれた40番目……。
ふぅ、いきなり難関です。
久しぶりすぎて、忘れていました。こういうの。
小児科の予約って大変でしたよね……。

予約の次は、問診票のネット記入。
問診表がAI自動応答システムに変わっていました。(いろいろ便利になっていく世の中をしみじみ感じつつ)まぁ、家で書けるのはありがたい。
待合室で、病気の子ども見ながら記入って意外と大変ですからね。

小児科の診察開始から2時間半後、そろそろかなと息子をつれて家を出発。
主人が仕事を休んでくれて(若干のこの人も体調不良気味だったので、仕事を休むいい口実ができたそうです)小児科まで運転してくれましたが、小児科ではインフルエンザとコロナ対策で車待機でした。
しかも車で検査し、異常がなければ待合室に通され結果をお知らせするシステム。結果は、インフルエンザもコロナも違ったけれど、何と溶連菌感染症!これは、薬が長期で1カ月後に尿検査しに行くやつです。
あぁ、保育園の時よくやってたわ、懐かしい(遠い目)

薬局へ向かい、薬を取りに行くと、そこに双子のママさんがいました。
双子ちゃんって見ていると可愛い。でも育てるとなると大変。
ましてや、病院通いなんて。
双子乗りのベビーカーも横幅が狭くて通りにくいのです。
薬局に着くなり、お子さんが絵本をすべて出しはじめました。
それでも、ママは優しく声をかけています。
そんな光景を見ていて、落ち着きと大変さとが色々が混じり、
ふと思い出しました。

そういえば、仕事をしていた頃は、
休みの調整とか
預け先の確保とか
仕事の指示とか
お礼の菓子折りをいつ買うかとか
次の小児科の予約とかが頭をぐるぐるめぐっていたな~。
傍にいてあげられない罪悪感とも戦って大変だったな~。
と、もやもやしていた過去の自分を思い出します。

調整することが多すぎる!看病疲れなのに思考の整理も……。

今は仕事を辞めたので、母のそういう心配はありません。
余白ができると、その分、気遣い先に思考をとられません。
その分、感謝がうまれてきます。

本当にありがたい。しみじみありがたいって思います。
こういうのは、経験してきたからこそ感じる気持ち。
小児科が久しぶりすぎてすっかり忘れていたこの気持ち。
本当に、病気の子を看病する人たち、みんなよくやっているよね。
この気持ちを忘れずにいたい。
それが、きっと誰かにとっての優しさにつながるから。

大変な事って、過ぎさって忘れちゃうけど、
渦中にいる人たちはとっても頑張っているんだよね。
元気な身体って当たり前だけど、
そうじゃない時にやっとその大切さに気づきます。
忘れないようにnoteに綴ろう。

ありがとう、元気な息子たち。
ありがとう、支えてくれた小児科さん。
ありがとう、休んでくれた旦那さん。
ありがとう、ウィダーインゼリー。
グッジョブ!布団から嘔吐を守ってくれた洗面器。
うん。よくがんばった、母(自分)よ。

さぁ、ご褒美に甘いモノでも食べよう。
頑張っている人たちみんな、どうかご自愛くださいね。

ほっこりしましょ。


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