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ボランティアさんはどこの国の人?ワールドツアーズ

こどものうちから外国に住む人たちと気兼ねなく話せるようになれると良いのに・・そんな思いから始まったキャンプによる国際交流。

日本人だからと日本人としか話せないなんてもったいない。

いろいろな国の人と接して世界を見ると、さまざまな考え方があること、いろいろな価値観を持つ人たちがいることを知ることができます。
視野を広げる目的で、こども防災協会はボランティアさんにいろいろな国の方々を招いています。

ボランティアさん、どこから来たの?


今回もいろいろな国の方がボランティアとしてこのキャンプに参加してくださいました。
インドネシア、フィリピン、アメリカ、マレーシアなどなど。
肌の色も髪の色も違います。

最初は知らない人でしかも外国の人?ちょっと恥ずかしがっていたこどもたちですが少しずつ慣れてきました。

国旗を見せてもらってそれぞれの国の気候や文化について説明してもらいました。

「これがパスポート?」
「これが字?すごいねー全然読めないー」
「え?これがお金なの?」
初めて見るものにこどもたちは興味津々です。

こちらはモンゴルからのボランティアの方です。モンゴルって夏は日本と同じくらい暑いんだけど冬はマイナス30度よりもっと寒くなるんだって。
えーすごいね!生きていけるの?

とっても暑い国から来ている方、とっても寒い国から来ている方、
にぎやかな国、踊るのが好きな国、
色々な人種の人が入り混じっている国の方、
話を聞いていると日本で生活している日本のあたりまえのことがあたりまえではないと感じます。

ボランティアさんの文化をちょっとだけ体験


宗教的背景も違い、いろいろな文化があります。
たとえばミャンマーから来てくださったボランティアさん。
自由にのびのびと暮らすミャンマーの人たちは日本人より自分らしさを大事にしている国民。宗教を大切にしていてお父さんとお母さんを大切にしているんだって。
食べ物の文化も違って揚げ物がいっぱい。たっぷりのごはんと一緒にいただきます。
街はバイクがいっぱい走っているんだって。
暑くてにぎやかでとっても楽しそうな国だね。

え?ほっぺに何かぬるの?
ミャンマーの人たちの習慣「タナカ」です。
水で濡らしながら柑橘系の木の幹をすり、白く濁ったクリーム状のものを頬や顔全体に塗ります。
お化粧の意味合いもあり、他にも日焼け止め、傷の治療や虫に刺されたところにぬる軟膏として、それ以外にもすごく効能のある万能薬。
日本人は化粧をするときは境目が分からないようにまんべんなく塗るので、ちょっとびっくりですね。こどもたちもドキドキしながらチャレンジしました。

ベトナムからのボランティアさんにもベトナムの文化や習慣について聞きました。
ちゃんと外国の人たちとしゃべったことがなかったこどもたちもたくさんいて、今回のイベントは貴重な経験となりました。


こどものうちに国際交流を行っておくことには多くのメリットがあります。
偏見を持つことなく様々な価値観を持つ人を尊重する心を育てることができます。

それは学校で自分と違う考え方のおともだちと仲良くすることや、災害時に誰とでも助け合って支え合うことにもつながります。

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