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道東×IoTクラウドハッカソン 開催準備編

通常のイベントやワークショップの経験から地元内外の集客、また地元メディアへのPRなどはある程度ノウハウはありましたが、今回はハッカソン。
デバイスをどうするか、技術提供はどうするのか、またIT技術者がはたしてどれだけ地元釧路にいるのか、呼べるのか、webメディアは呼べるか、など、沢山の課題がありました。また、伊那市と同じくLoRaWANのアイディアだけでハッカソンをできるだろうか、かなり迷いました。
そこで、以前開催したリモートワークジャーニー釧路で協力して頂いた、REHAMS Japanの遠藤さんに相談し、実際に釧路在住のエンジニア目線でアドバイス頂きました。内容は魅力的であるか、参加したいと思うか、実現可能ですあるか、この辺りを見極めるのは非常に難しかったです。実際に釧路での開催でLoRaWANだけに絞ると厳しそうとの判断を最終的にしまして、タイトルは「IoTクラウドハッカソン」と幅を広げました。

内容の組み立て

1番悩みました。
今後のビジネス化を考えたサービスのプロトタイプまでを想定はしているものの、釧路という土地での初開催でどこまでできるか、どの程度の技術レベルのメンバーが参加してくれるのか、想定が難しく、蓋を開けて見ないことには分からない状態でした。もちろん、通常のハッカソンもそういうものなのかもしませんが、今回は技術者だけではなく地元の非ITの方、学生にも参加を声がけするつもりでもありましたし、また外部のIT技術者だけが集まるようなハッカソンではなく、地元IT企業の技術者の方にも参加して欲しいという気持ちでした。
ただ、正直地元技術者はハッカソン経験値はそれほど高くないであろうという想定のもとで、プランニングすることにしました。
とはいえ、私自身が技術者ではないので難易度含め、難しく。。。
ではどんなハッカソンをやりたいか。

ハッカソンをやることが目的ではなく、ハッカソンから生まれる色々なことが目的であり、やりたいことです。とにかくブレずに内容を考えることにしました。

機材準備

LoRaWANを利用したものづくりにあたり、用意したデバイスは以下の通りです。

・LoRaWAN通信基地局 SORACOMゲートウェイ ×1
・Wio LTE LTEモデム搭載マイコンボード ×10
・SORACOM Air SIM (nanoサイズ) ×10
・マイコンボード Arduino UNO R3 ×10
・LoRaシールド AL-050 ×10
・Grove ベースシールド ×10

集客、協賛準備

集客は今回Connpassを使いました。実は開催まで2ヶ月を切るぞというタイミングでは開催場所の確保以外、ほとんどのことが決まっていませんでした。そこでもう1人の実行委でデザイン担当の佐々木さんにお願いしてカバーイメージを作ってもらい、内容は伊那市のコピペ。とりあえず釧路でハッカソンがある!という事を告知し、そこからアップデートをかけていくやり方にしました。
その内容は大雑把なタイムテーブル、賞金、参加費は無料だが釧路への交通宿泊費用は自己負担という事を明記しました。
同時に公式webサイトも更新し、こちらの管理も始めました。
賞金設定は伊那市で優勝30万円、2位10万円となっており、少々高額かと思いましたが、1チーム5から6人を想定していたので、1人辺りにすれば交通費でトントンになる方もいるだろうとそのままの設定にしました。
この時点で協賛金は集まっておりませんでしたので、まず協賛依頼書を作成しました。
そして今までアドバイス頂いてきた皆様にもお願いし、自分の会社でもゴールドスポンサーとなり、もし赤字でもやり切るぞ!と覚悟を決めて挑みました。
協賛プランは以下の通りです。

・プラチナスポンサー 20万円
・ゴールドスポンサー 10万円
・シルバースポンサー 5万円
・ブロンズスポンサー 3万円
・サポーター 1万円

プラチナスポンサー
株式会社ウフル
株式会社サンエスマネジメントシステムス

ゴールドスポンサー
クリプトンフューチャーメディア株式会社
合同会社Hokkaido Design Code
釧路ITクラスター推進協会

シルバースポンサー
REHMS Japan株式会社
エコモット株式会社
株式会社ジョイゾー
富士ゼロックス北海道株式会社
富士通株式会社釧路支店

ブロンズスポンサー
インセンブル株式会社
ディスカバリー株式会社
M-SOLUTIONS株式会社

サポーター
マルカツ 吉田新聞店

技術協賛
AWS株式会社
株式会社ソラコム
サイボウズ株式会社

地域協賛
瀬川食品より、昆布巻きセット瀬川食品賞
釧路漁業協同組合よりMr.ししゃもを参加賞
ミルキークラウン乳業より、ソフトクリーム食べ放題

こうして皆さんのご協力のもと、開催することができました。

開催してみてのふりかえりと次回については、後ほど公開します。






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