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【#自己紹介】私が会計とファイナンスの勉強を始めた理由

貧乏だった幼少時代

私の家はとにかく貧乏でした。なぜお金がないのわからないほどお金がなく、さらに兄弟も多かったのでお金のかかるようなことはほとんどできませんでした。

例えば、ゲームは最新のものを購入することは全くなく、中古になったものや友達から借りたりして楽しんでいました。

さらに海外旅行に家族と行ったことはないです。友達はハワイに行ったりしているのになぜうちは行くことができないのか理由がわかりませんでした。

そのため、英語や外国語というのは裕福な家の人だけがやるもので、お金がないと留学にもいけないと単純に思っていたので、海外のニュースに関心を寄せることはありません。

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留学というのはごく一部のお金持ちか、もとから英語のできる優秀な人だけが許される特別なものだと思っていました。

今でこそ英語はオンラインで安く学べたりしますが、当時は本当にお金がなかったのでとにかくいろんなものを諦めていたように思います。

学生時代は私立の学校に行きたいと思っても、学費が高くて簡単にいけない現実。海外に留学に行きたくても渡航費が高すぎるという現実をひたすら受け止めていました。

どうやったらお金が稼げるのか

お金がないと好きなことができない。そう幼いながらも感じて、どうやったらお金がもらえるようになるのか真剣に考えていました。

お金がないので、お金がもらえそうなことはとりあえず何でもやってみました。例えば、経済的な理由でもらえる民間の奨学金には見つける度に応募したり、新聞社に文章を投稿して図書券をもらったり、時給の良さそうな肉体労働のアルバイトをしてみたりです。

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そういう文章を書いてお金をもらったり、肉体労働でお金をもらったりしているときに、なぜ自分はお金をもらうことができているのかふと考えたりしました。

肉体労働は単純に労働の対価としてお金をもらうことができるのはわかるけど、文章を書いて奨学金をもらうことは労働なのか?など不思議に思いながらずっと考えていました。

肉体労働に比べて、奨学金はかなりの額を一瞬でもらえたりしました。実際私が大学に入学してさらに交換留学にいけたのもそういった援助のおかげでした。

情熱がお金にかわる瞬間

どうして返済不要とお金が手元に入ってくるのか?その理由を真剣に考えたとき、そこに共通するのはやはりそのときの情熱でした。つまり自分の情熱を示すことで資金的な援助をしてもらうことができる。

お金を手に入れる方法は単純な労働の対価だけでなく、投資や援助、借用など様々な方法があることに高校生のとき、なんとなく気づくことができました。

のちにさらに深く知ることができたのは会計の勉強を初めてからです。ただ、金融の知識があるなしにかかわらず情熱が他人を動かし、そして資金を得ることができるという方法に多くの人はまだ気づいていません。

そして、特に貧乏になるとその思考にたどり着く可能性はさらに低く、そしてどうやればいいのかも全くわかりません。そのため、結果として経済的に理由だけで夢を諦めてしまうことが多いです。

自分と同じようにお金だけの理由で夢を諦めてしまうような人が少なくなるようにさらにお金の勉強が必要だと思い、会計の勉強をはじめました。

お金は物事をドライブするパワーになる

お金はパワーを持っていて物事をドライブする力があると私も考えています。このフレーズは「金持ち父さん、貧乏父さん」でも書かれていますが、なかなか理解するのは難しいところです。

実際に会計の勉強をするとその意味がだんだんわかってくるようになりました。

もちろん論理的な部分だけでなく、自分がお金をもらうためには情熱が必要であったりします。そこを踏まえて自分は本当にお金のことに関して知らないというだけで、十分な支援がもらえていないという状況はなくなるようにしてあげたい。

本気でそう思ったので、お金周りの勉強をすることにしました。そしてそのやり方がもっと一般的になれば簡単に夢を諦めるということがなくなると信じています。

人をサポートするためにお金は必要

私はどちらかと言えば、自分のことよりも他人のためにお金や知識を分けてあげたいです。そして、物事を動かせるようになったら、今度はもっと多くの人が夢を諦めなくていいような金銭的なサポートをして、もっと協力しあえるようなそんな仕組みを作りたいと考えています。

情熱が人を動かし、また次の人に引き継ぐ。これは単純な投げ銭やクラウドファンディングとは少し違ったニュアンスです。

なぜなら、そこには本来長期的な視点と回収の概念が存在するべきだからです。そのためファイナンスの知識は必要だと考え、勉強をはじめました。

お金の集め方を知れば夢は叶えられる

労働でお金を貯めることは悪いことではなく、もっとも健全なやり方だと考えています。しかし、労働だけでの資金集めでは圧倒的に時間がかかってしまいます。

一人一人が情熱を示して、それが納得のいく形に落とし込むことができれば人は手元に未来からの贈り物をもらうことができます。

夢を精一杯伝えるだけではなく、そこにお金のバックグラウンド添えてあげれば、ときに物事はスムーズに進む瞬間があります。そしてそれは教育で身につけることができます。

昔の私以上の貧困層の子どもたちが地に足をつけてしっかり生きて夢を叶えられるようなサポートができるように、自分もさらにお金について知る必要があると思います。

長くなりましたが、自分がお金の勉強を始めた経緯をざっくり書いてみました。

追記:初めての有料記事

こちらは初めて購入していただいた記念記事です。これも自分の情念がお金に変わった瞬間でした。少額ではありますが、noteを通して少しずつ提供できるものを増やしていければと思います。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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