気が利く人になるために、気の利かない私がやってきたことを全部書いてみます
接客業に従事する方で、気が利く人になりたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
私は15歳のときに初めて接客の仕事について以来、ずーっとそう思って生きてきました。
なんで私は気が利かないんだろう。どうしてあの人は気が効くんだろう?
性格?訓練すればどうにかなる?と。
とくに夜の仕事についたときは、この「気が利く・利かない」は死活問題で、よく店のママから「グラス空いてるやろ!」「(タバコの)火用意せい!」と、お客さまの目の前でも構わず怒られたものです。
これではそのうちクビになるなと思ったので、どうにかして気の利く人になれるよう、ひとりで試行錯誤。
今ではなんとか、若い学生やスタッフさんたちに指導できるほどには身についたと思います。
そこで今日は、気の利かない私が気が利く人になるために行なってきたことを洗いざらいご紹介したいと思います。
人間力、おもてなしの心、みたいな抽象的なものではなく、今日からでも仕事で実践できるような、私なりの方法です。
観察力や想像力に頼らない
気の利く人が持っている要素には、観察力と想像力のふたつがあります。
たとえば飲食店でいうなら、お皿が汚れているな、グラスのお酒がなくなっているな、と見て気づけるのが観察力。
想像力とは、小さなお子さま連れだからい広いテーブルがいいな、高齢のお客さまだから段差に注意してもらわないと、動き回っている自分は暑いけどお客さまは寒いんじゃないかな?と考える力です。
これさえできれば、あるていど気の利く人になれます。さああなたも、今日からお客さまをじっくり観察して想像力を働かせましょう!
と言われても、それができないから困ってるんだよって感じしないですか?
でもこのように指導する人って少なくないです。「よく見ろ!お客さまの気持ちを想像しろ!」って。
私はその度に、どこをどう見てなにを想像すればいいのかがわからないんですって思ってました。
指導してくれた人には申し訳ないんですが、できる人って、できない人の頭の中身を理解するのが難しいんですよね。私も気をつけなければ。
まぁそんなことをぼやいていても仕方ないので、あるとき私は一つ作戦を立てることにしました。
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